この項目では、岐阜県南西部について説明しています。運送業者については「西濃運輸」をご覧ください。
地図上紫色の地域が西濃(濃色が市部、淡色が郡部)
西濃(せいのう)は、岐阜県南西部(美濃国西部)の総称である。 西濃地区全体で、人口344,550人、面積1,432.97km²、人口密度240人/km²。(2024年4月1日、推計人口)。 市町村人口(2018年)在留外国人(2017年) 内陸性気候を示し、それに併せて山間部は日本海側気候で一部地域豪雪地帯・特別豪雪地帯、それ以外の地域は太平洋側気候。関ケ原町は、東海道新幹線が雪の為、徐行や運休をする事が毎年ニュースとなる、これが岐阜=豪雪地帯というイメージがつきまとう原因となり、積雪が年に数回しか無い岐阜市、各務原市等の濃尾平野の地区も雪が多いという勘違いの原因である。例えば東海道本線の除雪車が大垣に常備されていることからも分かるように、雪が深いのはあくまでも山間部である。冬場は伊吹おろしという季節風が吹く。この影響で大垣市等の平野部でも、年に数回、まとまった雪が降る。 大垣市には、イビデン、太平洋工業、大垣共立銀行、セイノーホールディングス、セリア、丸順、大光、サンメッセといった上場企業の本社がある。また、大垣市以外の上場企業としては、未来工業(輪之内町)がある。
地理
西濃は、市町村でいうと、大垣市、海津市の2市、安八郡(神戸町、輪之内町、安八町)、揖斐郡(揖斐川町、大野町、池田町)、養老郡(養老町)、不破郡(垂井町、関ケ原町)の4郡9町の地域を指す。揖斐郡とそれ以外とに分類されることもあり、その場合には後者を西南濃と称することもある。また、行政以外では羽島市や瑞穂市、北方町、本巣市を含むこともあるが、この傾向は樽見鉄道が開業した頃から盛んになった。
北は福井県境の1,000m以上の山岳地帯、西は伊吹山を中心とした伊吹山地等で滋賀県、三重県に接する。南は海抜0m地帯で愛知県、三重県に接する。東は根尾川、揖斐川、長良川、木曽川等の木曽三川を介して、岐阜地区、愛知県に接する。
東濃地区へ行くには小牧JCTや名古屋駅など一旦、愛知県内を経由した方が早いケースが多い。これは高山本線・太多線の岐阜駅?多治見駅が非電化で本数、両数が少ないのと、木曽川に沿って県境が北に弧を描く様に引かれているのが大きな要因である。但し将来、東海環状自動車道養老JCT?美濃関JCTが開通すると、中濃および東濃との交通アクセスが向上し、何らかの変化があると思われる。
人口
市町村別人口
大垣市159,0904947
海津市33,462654
養老町
27,552542
垂井町27,020805
池田町23,742364
大野町22,813254
揖斐川町20,303169
神戸町18,953374
安八町14,600215
輪之内町9,777333
関ケ原町6,911141
気候
産業
特産品[1]
大垣市:木枡
海津市:草もち
養老町:ひょうたん
垂井町:はちみつ、不帰茶
関ケ原町:月見の宮大杉の加工品
揖斐川町:揖斐茶
池田町:揖斐茶
大野町:富有柿
神戸町:バラ
安八町:ほうれん草、蓬
輪之内町:菊
交通
道路
高速道路
名神高速道路
東海環状自動車道(一部区間建設中)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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