西武鉄道
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西武鉄道株式会社
SEIBU RAILWAY Co.,Ltd.[1]
画像右が西武鉄道本社。
左は西武HDが入居していた第二ビル。
西武HDは2019年に池袋の新社屋に移転。
種類株式会社
市場情報非上場東証1部 9002
2004年12月17日上場廃止
略称西武
本社所在地 日本
359-8520
埼玉県所沢市くすのき台一丁目11番地の1[1]
本店所在地171-0022
東京都豊島区南池袋一丁目16番15号[1]ダイヤゲート池袋
設立1912年5月7日[1]
(武蔵野鉄道株式会社)
業種陸運業
法人番号4013301006264
事業内容鉄道事業[1]
代表者小川周一郎代表取締役社長社長執行役員
資本金216億6523万2千円
(2019年3月31日現在)[1]
売上高単体:1109億55百万円(2021年3月期)[2]
経常利益単体:△37億69百万円(2021年3月期)[2]
純利益単体:11億2百万円(2021年3月期)[2]
純資産単体:3064億91百万円(2021年3月31日現在)[2]
総資産単体:8493億76百万円(2021年3月31日現在)[2]
従業員数3,650人
(2022年度末)[1]
決算期3月31日
主要株主西武ホールディングス 100%
(2021年3月31日現在)[2]
関係する人物堤康次郎
小島正治郎
堤義明
後藤高志
外部リンクhttps://www.seiburailway.jp/
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西武鉄道株式会社(せいぶてつどう、: SEIBU RAILWAY Co.,Ltd.[1])は、埼玉県所沢市本社を置く日本鉄道会社である。登記上の本店所在地は東京都豊島区南池袋にある。

東京都北西部と埼玉県南西部で12鉄道路線(総延長176.6キロメートル)[3] と関連事業(バス・タクシー・旅行・観光・商業・不動産開発など)を運営する西武グループの主要企業で、日本の大手私鉄の一つである。また、プロ野球埼玉西武ライオンズの親会社(2009年から)でもある。

「西武」の名称は「武蔵国の西部」に由来する。また、利用客の多くは西武鉄道の路線のことを「西武線」と呼んでおり、車内放送などでも「西武線」と呼称している。
概要

西武鉄道は、東急阪急電鉄阪急阪神ホールディングス)などの大手私鉄と同じように、経営の多角化を早くに進め、また自社の不動産を中心とした非鉄道事業で大きな利益を上げている。祖業が堤康次郎率いる不動産会社の箱根土地(後のコクド、現在はプリンスホテルに合併)であることも、その背景である。不動産開発は西武沿線は勿論のこと、神奈川県千葉県房総伊豆箱根地方にも広がり、堤康次郎の出身地である滋賀県も1943年から近江鉄道を傘下としていること[4]などにより西武鉄道の事業エリアとなっている。

昭和中期には箱根の不動産開発をめぐり小田急グループ(当時の東急系)と「箱根山戦争」と称される縄張り争いが繰り広げられた。現代では、2003年から小田急電鉄と観光地や鉄道沿線事業での提携や、「東急線西武線まるごときっぷ」といった共通商品の開発に乗り出しており、また2013年以降は東京メトロ副都心線を経由して西武池袋線東急東横線が相互直通運転を開始するなど、対立していた小田急や東急と現在では協調している。

鉄道事業での収入より不動産部門の方が主となっているが、2006年のグループ再編により、日本国内のリゾート関係の不動産は兄弟会社のプリンスホテル西武プロパティーズ(旧:西武不動産販売)へ段階的に譲渡されている。旧宮家(皇族)の持っていた東京都心や駅前の超一等地、神奈川県の箱根や湘南長野県軽井沢といった人気リゾート地にホテルやスキー場ゴルフ場などの広大な土地を所有しており、企業の土地資産価値で日本一の時代もあった。かつては阪急や東急、近鉄を抑えて大手私鉄の中で時価総額が最大であった。その恵まれた土地資産を活用して、石神井公園駅大泉学園駅小手指駅周辺などの沿線再開発のほか、赤坂プリンスホテル跡地に大規模な再開発ビルである「東京ガーデンテラス紀尾井町」を開業した。また、所沢駅周辺や東京都区部池袋品川高輪でも再開発を進行・計画中である。

西武グループとして商業施設や小売・外食店を展開している[5] ものの、関東の大手私鉄では相模鉄道(相鉄)[注釈 1]東京地下鉄(東京メトロ)とともに、グループ内に百貨店を持っていない(百貨店の「西武」を経営するそごう・西武は後述するようにフォートレス・インベストメント・グループ傘下であり系列外)。これは、創業者である堤康次郎死後、西武鉄道などは堤義明率いる西武鉄道グループ(現:西武グループ)、西武百貨店などは堤清二率いる西武流通グループ(後のセゾングループ、2000年代に実質解体)の2グループに分かれたため。ただし、2003年のミレニアムリテイリング第三社割当増資時に和田繁明社長(当時)が堤義明会長(当時)へ打診し、西武鉄道が出資を引き受けた。2006年の西武ホールディングス設立に伴うコクドの第三者割当増資時にはミレニアムが10億円出資を引き受け、セブン&アイ・ホールディングスがミレニアム株式を現金で買上げるまでの数か月間は株式の持ち合い状態であった。


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