西村幸祐
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西村 幸祐
(にしむら こうゆう)
誕生
1952年(71 - 72歳)
日本 東京都
職業批評家作家関東学院大学国際文化学部非常勤講師、岐阜女子大学南アジア研究センター客員教授、アジア自由民主連帯協議会副会長[1]
国籍 日本
最終学歴慶應義塾大学文学部哲学科中退[1]
活動期間1990年 -
ジャンルノンフィクション批評
主題F1サッカー反日メディア論近現代史・外交安全保障
代表作『F1コックピットの英雄たち』(1992年)[1]
Honda in the race』(1993年)[1]
反日の構造』(2004年)[1]
反日の超克』(2006年)[1]
幻の黄金時代』(2012年)[2]
主な受賞歴朝日広告賞部門賞(コピーライター)
デビュー作『F1グランプリ 華麗なる国際イベントの舞台裏』(1990年)
影響を受けたもの

三島由紀夫フリードリヒ・ニーチェT・S・エリオット

公式サイト ⇒http://kohyu-nishimura.com/
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西村 幸祐(にしむら こうゆう、1952年〈昭和27年〉 - )は、日本批評家[3]作家[3]

1980年代後半から、F1サッカー等のスポーツを中心とした作家、ジャーナリストとしての活動を開始し、2002年の日韓ワールドカップの取材を契機に拉致問題歴史問題などに関する執筆活動を行う[4]。2006年から2011年まで雑誌『表現者』編集委員、2007年12月に雑誌『撃論ムック』、2011年4月に雑誌『JAPANISM』をそれぞれ創刊、編集長を歴任[5]戦略情報研究所客員研究員[6][7]。一般社団法人アジア自由民主連帯協議会副会長[8]。2017年度?2021年度関東学院大学国際文化学部非常勤講師[9]。2018年度岐阜女子大学南アジア研究センター客員教授[10]
来歴

1952年〈昭和27年〉2月1日、西村五洲と明子との間に長男として東京に生まれる。父西村五洲は、歴史学者の西村眞次の五男で、文化人類学者西村朝日太郎の弟。フジテレビ編成局次長を務め、独立してマーケティング戦略企業ユニマックスを設立した。

東京都立富士高等学校卒業、慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻過程中退[11]。大学在学中から第7次『三田文学』の編集に携わる[1]西尾幹二によれば、当時学生だった西村が企画した「三田文学」の三島由紀夫の特集「三島死後5年と戦後30年」で、西尾と桶谷秀昭の対談を企画・実現している[12]。その後、『ニュー・ミュージック・マガジン』(現『ミュージック・マガジン』)、編集、レコーディング・ディレクター、コピーライターの仕事に携わった。慶應義塾大学文学部中退後に就職したニューミュージック・マガジン社では当時FM東京が放送していた、中村とうようDJと務めるミッドナイトマガジンという深夜番組の制作に携わった。その後転職した文化放送が設立したレコード会社ラジオシティ・レコードでアシスタントディレクターとディレクターを務めた。この時知り合った作曲家のすぎやまこういちとは、29年後の2007年に慰安婦問題の意見広告をワシントン・ポストに出す制作スタッフとして再会する。また、コピーライター時代の1988年には、福岡県福岡市天神再開発プロジェクトだったIMS(イムズ)のCI計画とネーミングを株式会社スペースの 業務として担当した。同時に1980年代後半からスポーツをテーマに作家、ジャーナリストとして活動を開始[1]し、1990年代前半はほぼF1をテーマとした取材、執筆活動に専念していたが、1993年(平成5年)のワールドカップ予選からF1と並行してサッカー取材を開始。1994年(平成6年)、アイルトン・セナ事故死をきっかけに、取材対象をサッカーへ移行した。

1996年(平成8年)、日本初のサッカーオンラインマガジン『2002JAPAN』(後の『2002CLUB』[13])の編集長。2000年(平成12年)にはサッカー雑誌『サッカー・ウィナーズ』(新潮社)をプロデュース。

2002年(平成14年)の日韓ワールドカップ北朝鮮による日本人拉致問題を契機に、歴史認識問題やメディア批判、安全保障問題などに執筆分野を変更[1]。『諸君!』や『正論』、『WiLL』、『Voice』など論壇誌や、『SAPIO』、『リベラルタイム』など時事雑誌への執筆活動を開始。主に"特定アジア"における反日や、朝日新聞など大手メディアへの批判も展開。このほか、三島由紀夫の評伝や『週刊少年ジャンプ』でF1を題材にした漫画原作、ゴルフをテーマにした海外ミステリー翻訳などを手掛けていた。

サブカル音楽文学)からスポーツF1サッカー)、政治北朝鮮による日本人拉致問題反日人権擁護法案など)・マスコミインターネット言論(2ちゃんねるブログ)・チベット問題ウイグル問題と幅広いジャンルを扱い、2ちゃんねるやブロガーの活動を肯定的に評価している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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