西日本高速道路株式会社
West Nippon Expressway Company Limited
本社が入居する堂島アバンザビル
種類株式会社
高速道路株式会社法に基づく特殊会社
略称NEXCO西日本、W-NEXCO
本社所在地 日本
〒530-0003
大阪府大阪市北区堂島一丁目6番20号
堂島アバンザ19階
設立2005年10月1日
業種サービス業
法人番号3120001112341
西日本高速道路株式会社(にしにほんこうそくどうろ、英: West Nippon Expressway Company Limited)は、高速道路株式会社法に基づき設立された特殊会社。通称はNEXCO西日本(ネクスコにしにほん)。
大阪府大阪市北区に本社を置く。NEXCO3社のうちのひとつで、西日本地域の高速道路、自動車専用道路などを管理運営する。 道路関係四公団の民営化方式として採用された上下分離方式において、道路施設の管理運営(いわゆる上の部分)を業務とする。道路施設の保有を目的に設立される独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構から、道路施設を借り受ける形態をとる。高速道路等の新規建設も事業内容に含まれるが、完成した道路は機構が(建設債務も含めて)、保有することになる。 ブランドカラーは「ネクスコ・ブルー」と呼ばれる青色。同社では、西日本・南日本の海と空の明るさをイメージした、鮮やかで清澄感のある青としている。 同社の経営理念は「地域社会と歩む 高速道路を目指して」、またブランドスローガンは「みち、ひと…未来へ。」である。 日本国内ではおおむね近畿(三重県を除く)・中国・四国・九州・沖縄において旧日本道路公団(JH)が管理していた高速道路や自動車専用道路を事業範囲とする[2]。事業範囲には福井県の一部(小浜市以西)を含み、滋賀県の一部(東近江市・甲賀市以東)を除く。なお、都市高速道路である阪神高速道路は事業範囲から除外されている。 また、本州四国連絡道路については、民営化当初は本州四国連絡高速道路(株)が運営するが、債務が十分に減少された後に合併することが、道路会社法に記載されている。 高速道路運営ノウハウや非破壊検査技術を生かして、海外事業も展開しており[3]、アメリカ合衆国では道路の点検を請け負っている[4]。 具体的には、以下の道路が事業範囲となる(高速道路株式会社法第6条に基づき日本高速道路保有・債務返済機構との間に締結された協定による)。 なお、機構との協定とは別に、管理有料高速道路として関門トンネル(国道2号)を当分の間管理することになっている。詳細は維持管理有料制度を参照のこと。また、子会社である芦有ドライブウェイ(株)が道路運送法に基づく一般自動車道である芦有ドライブウェイを管理している。
会社概要
支社
関西支社 - 大阪府茨木市
中国支社 - 広島県広島市安佐南区
四国支社 - 香川県高松市
九州支社 - 福岡県福岡市博多区
東京事務所- 東京都港区
事業範囲
管理する路線ネクスコ各社の管轄図
全国道路網
高速自動車国道
中央自動車道
西宮線(東近江市から西宮市まで(除八日市IC)) - 名神高速道路
近畿自動車道
天理吹田線 近畿自動車道・西名阪自動車道
名古屋神戸線(甲賀市から神戸市まで(含甲賀土山IC)) - 新名神高速道路
松原那智勝浦線 阪和自動車道
敦賀線(三木市から小浜市まで(含小浜IC)) - 舞鶴若狭自動車道
中国縦貫自動車道 - 中国自動車道