西山豊
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西山 豊、ホームページ

西山 豊(にしやま ゆたか、1948年 - )は、日本数学者応用数学者。大阪経済大学名誉教授。ブーメランの研究と普及をライフワークのひとつにしている。滋賀県出身。
来歴.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。人物の伝記は流れのあるまとまった文章で記述し、年譜は補助的な使用にとどめてください。(2022年11月)


1967年滋賀県立膳所高等学校

1971年京都大学理学部数学科

1971年 - 1985年日本アイ・ビー・エム にてシステムエンジニアとして勤務

1985年大阪経済大学経営学部講師

1995年大阪経済大学経営情報学部教授

2005年 - 2006年ケンブリッジ大学客員教授、ミレニアム数学プロジェクト(英語版)に参加する。

2012年大阪経済大学情報社会学部教授。

2019年大阪経済大学名誉教授。

人物

「生活の中の数理」が研究テーマで、卵はなぜ卵形をしているのか、扇風機はなぜ逆に回って見えるのか、階段のスイッチはどうして1階でも2階でも点滅できるのか等、身の回りの不思議を探求した記事を『
数学セミナー』(日本評論社)等に発表している。また、NHKの「チコちゃんに叱られる!」にも出演し、「鉛筆はなぜ六角形なの?」(2018年11月30日)、「ニワトリのたまごはなぜこの形?」(2019年5月31日)、「指ハブが抜けない理由」(2020年9月11日)などを自身が研究した数式をもとに解説した。

予測式電子体温計1987年当時)は欠陥商品であることを指摘し[1]計量法改正(1992年)で意見を述べている[2]

ヒトデの腕はなぜ5本か、花びらはなぜ5枚が多いのか、ヒトの指はなぜ5本かを探求した、自然界にひそむ「5」に関する研究がある[3]

数学では、不動点の作図に関する「西山の定理」がある[4]

ヘキサフレクサゴン(英語版)(折り紙六角形)に関する研究があり[5]、19面折りの型紙と折り方を考案している[6]

ブーメランの研究は、ライフワークのひとつであり、紙製ブーメランの解説書を世界70言語に翻訳して普及活動に勤めている[7]。ロシア語の子供向け科学雑誌 ⇒Kvantik の2014年12月号に、紙ブーメランの記事が掲載される[8]

公開特許として「戻ってくる紙製ブーメラン」がある[9]

2005年のケンブリッジ留学は、DAMTP[10](応用数学と理論物理学の学部)で、研究室はスティーヴン・ホーキング博士と同じ研究棟にあった。室内で正確に戻る「紙製ブーメラン」をホーキング博士に手渡す。

同、ケンブリッジ留学中に、オンライン雑誌プラス[11]に「不思議な数6174」を英訳して投稿したところ、それが掲載され[12]、世界中の読者が、その英語記事を母国語に翻訳して読んでいる。また、留学中にイギリスでSudoku(数独)がブームになっていることを知り、帰国後その様子を伝える[13]

二千円紙幣が普及しない理由は、東西における奇数の文化と偶数の文化の違いにあるのではと考えている[14]

面白い確率の話題(ペニーのゲーム)[15]や、単位分数の和を用いた興味あるパズル[16]をケンブリッジの ⇒Plus Magazineに紹介している。

数学セミナー』の「エレガントな解答をもとむ」欄に出題している[17]。最近の出題に三角形三色問題がある。

日本科学者会議のeマガジンに「ブーメランで世界平和を」[18]がある(2012年8月)。

『理系への数学』に数学コラムを執筆している[19]

『数学を楽しむ』(現代数学社)ISBN 476870381X の30の記事を英訳し、"The Mysterious Number 6174: One of 30 Mathematical Topics in Daily Life" ISBN 4768761747 というタイトルで出版した(2013年7月25日)。この本は世界大学ランキングトップ200のうち、オックスフォードなど139の大学図書館で蔵書登録されている(2018年3月6日現在)[20]

組体操・人間ピラミッドの巨大化にともなう重大事故に警鐘をならすため[21]、数学の立場からコメントしている[22](2015年9月)。また、組体操の事故件数を都道府県別に分析すると、地域によって極端な差があることを示している[23]。以上をまとめた論説 [24]

笹子トンネル天井板落下事故について、天井板のトンネル全体にわたる連結構造が大惨事をまねいたとして、設計ミスを指摘している[25][26]。また、車両の天井板接触事故(2005年、2008年、2012年)が天井板崩落の引き金になったのではないかとしている[27][28]。笹子トンネルの内空計測を踏まえて、大月側L断面内の非常駐車帯(A-3)の設計と施工が、崩落に大きな関係があるのではとしている[26]

組体操に関する論考 "西山豊「 ⇒2016年広島移動ピラミッド死亡事故を検証する」『大阪経大論集』第69巻第5号、大阪経大学会、2019年1月、1頁、doi:10.24644/keidaironshu.69.5_1、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISSN 0474-7909、NAID 130007614413、2021年11月29日閲覧。


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