西尾維新
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西尾 維新
(にしお いしん)
ペンネーム.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}西尾 維新(にしお いしん)
誕生1981年(42 - 43歳)[1]
日本
職業小説家
漫画原作者
脚本家
言語日本語
国籍 日本
最終学歴立命館大学政策科学部中退
活動期間2002年[1] -
ジャンルミステリ
サスペンス
伝奇小説
推理小説
青春小説
セカイ系
新伝綺
ファンタジー
ライトノベル
コメディ など
代表作『戯言シリーズ
世界シリーズ
新本格魔法少女りすか
〈物語〉シリーズ
刀語
めだかボックス』(漫画原作)
伝説シリーズ
忘却探偵シリーズ
十二大戦
美少年シリーズ』など
主な受賞歴第23回メフィスト賞(2002年)
デビュー作『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い
影響を受けたもの

笠井潔
森博嗣
京極夏彦
清涼院流水[2]
上遠野浩平
荒木飛呂彦[3] など 

影響を与えたもの

入間人間
河野裕
さがら総 など

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西尾 維新(にしお いしん、1981年〈昭和56年〉[1][3] -)は、日本小説家漫画原作者脚本家男性[注 1]。本名:非公開。

血液型B型[4]立命館大学政策科学部中退[5]
概要

もともと漫画好きで漫画家を志していたが、まったく絵が上達しなかったために(活字なら印刷の良し悪しに関わらないと考え)小説家を目指すようになった[6]。投稿時代は執筆速度を売りとしており、1度のメフィスト賞に2、3作投稿していた[7]2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー[1]。当時20歳であったこともあり、キャッチコピーは「京都の二十歳、西尾維新」であった。同作の主人公を語り手とする「戯言シリーズ」は『このライトノベルがすごい! 2006』において1位にランクインした[8]

2005年から2006年にかけて発表された『化物語』は「〈物語〉シリーズ」としてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化など様々なメディアミックスが行われている。

コミックファウスト』2006年8月号に掲載の『放課後、七時間目。』以降漫画原作も手がけており、2009年より、『週刊少年ジャンプ』掲載の『めだかボックス』で漫画原作者として連載デビューした。同誌での自画像は「2時40分」を指しているデジタル腕時計

2009年以降作家別売上ランキングトップ10に入り、2012年にはランキング1位を獲得した[9]
人物

西尾維新というペンネームは、発音記号で表記すると[ni?ioi?in]、又は訓令式ローマ字では[nisioisin]と回文になっている。大文字のローマ字で表記すると[NISIOISIN]となり、図形として点対称で読むことができる。

デビュー当時は、乙一佐藤友哉奈須きのこ辻村深月ら『メフィスト』『ファウスト』の執筆陣と誌上の企画を介して交流があった。

趣味は旅行。日本全国を旅しており、「戯言シリーズ」終了時には四国八十八箇所巡礼も行った[10]。旅行の道中での読書を好む[11]
作風

デビュー当初からの特徴として、言葉遊びや毒を交えての会話がどの作品においても大きなポジションを占める[12]。独特なボケとツッコミに関しては、清涼院流水との対談で関西人であることが関係しているのかと聞かれた際「関西人というのは確実にあると思う」と答えている[13]。本人は「台詞こそがキャラクター」という感覚を持ち、見た目の描写より喋る内容を重視している[14]。また作品中には「個性を発揮させやすい」という理由から女性が多く登場し[15]、そのことについて「女性はキャラクターとしての装飾(ファッションなど)が男性より圧倒的に多いから」と述べている[15]

「フリーキーなキャラクターたちが常識ではありえないフィクショナルな状況での推理を繰り広げる、いわゆる新伝綺と呼ばれるミステリーライトノベルの中間領域のような文芸センス」、「かつてのアニメやマンガなどの小ネタを縦横無尽に引用」などが作品の特徴[16]

自身に一番影響を与えたジャンルとして、「少年ジャンプ的なもの」と少女漫画を挙げている[2]。漫画の中では『ジョジョの奇妙な冒険』の熱烈なファンであり、作者の荒木飛呂彦との対談が実現した際には「全人類に読んで欲しい漫画」として同作を挙げた[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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