西尾口駅
高架下にある改札(2019年2月)
にしおぐち
NISHIO-GUCHI
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西尾口駅(にしおぐちえき)は、愛知県西尾市寄住町柴草にある、名鉄西尾線の駅である。駅番号はGN09。 隣の西尾駅まで約800mしか離れておらず、利用者も非常に少ないため、かつては一部の普通も通過していた。現在は全ての普通列車が停車する。当駅を通る線路は直線であるため、当駅のホーム端から西尾駅のホームを見ることができる。 2006年(平成18年)2月、西尾線への駅集中管理システムの導入に伴う設置費用の軽減のため、名鉄は1日の乗降客数が300人以下の駅を廃止することを関係自治体に通告したが、市街地にある駅は除外することとしたため、西尾口駅はこれに該当し廃止を免れている。 4両編成対応の単式1面1線ホームの高架駅で駅集中管理システム(西尾駅管理)導入の無人駅。manaca対応。トランパス対応工事の際に同時に多目的トイレが設置されている。エレベーターは設置されていない。 1989年(平成元年)7月に完成した連続立体交差事業の際、将来の2面2線化に対応可能な構造に作られている。2008年(平成20年)6月14日に当駅(駅構内は単線)から隣の西尾駅までの約600mが複線化された[5]。 のりば路線方向行先 名古屋鉄道 西尾口駅-西尾駅 構内配線略図 ← 近年の1日平均乗車人員は下表の通り。 年度1日平均
概要
歴史
1928年(昭和3年)
8月5日 - 碧海電気鉄道(碧電)が碧電西尾口駅(仮駅)を現在地より約200m新安城方に開業。
10月1日 - 愛知電気鉄道(愛電)により現在地付近に西尾口駅(仮駅)開業。碧電は碧電西尾口駅(仮駅)を廃止して西尾口駅(仮駅)に接続。
1929年(昭和4年)4月1日 - 西尾口駅(仮駅)廃止。
1930年(昭和5年)4月3日 - 再開業。愛電は西尾口駅、碧電は碧海西尾口駅と呼称。
1935年(昭和10年)8月1日 - 愛電が名岐鉄道と合併して名古屋鉄道が発足。「西尾口駅」が同社の駅となる。
1943年(昭和18年)12月16日 - 西尾線岡崎新駅 - 西尾駅間休止に伴い「西尾口駅」休止。
1944年(昭和19年)3月1日 - 碧電が名古屋鉄道へ合併し、「碧海西尾口駅」が同社の駅となり、西尾口駅に改称(駅名を統合)。
1948年(昭和23年)11月1日以前 - 無人化[3]。
1989年(平成元年)7月2日 - 高架化[4]。
2007年(平成19年)11月14日 - トランパス導入。
2008年(平成20年)6月14日 - 当駅(駅構内は単線) - 西尾駅間の約600mを複線化[5]。
2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
西尾駅周辺の線路変遷
駅構造
GN 西尾線上り新安城・金山・名鉄名古屋方面[6]
下り西尾・吉良吉田方面[6]
駅外観 (2005年)
ホーム
ホーム南端から西尾駅を望む
駅名標
配線図
桜井・
新安城・
名古屋方面 →
吉良吉田方面
凡例
出典:[7]
利用状況
「移動等円滑化取組報告書」によると、2020年度の1日平均乗降人員は450人である[8]。
『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は418人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中266位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中20位であった[9]。
『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は143人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中326位、 西尾線・蒲郡線(24駅)中24位であった[10]。
『愛知県統計年鑑』によると2010年度の1日平均乗車人員は162人[11]である。
乗車人員
1995年69 [12]
1996年77 [13]
1997年80 [14]
1998年86 [15]
1999年86 [16]
2000年92 [17]
2001年97 [18]
2002年98 [19]
2003年97 [20]
2004年98 [21]
2005年100 [22]
2006年105 [23]
2007年137 [24]
2008年195 [25]
2009年170 [26]
2010年162 [11]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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