西小泉駅
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西小泉駅
駅舎(2020年6月)
にしこいずみ
Nishi-koizumi

◄TI 45 小泉町 (1.3 km)

所在地群馬県邑楽郡大泉町西小泉四丁目31番10号北緯36度15分29.71秒 東経139度24分30.09秒 / 北緯36.2582528度 東経139.4083583度 / 36.2582528; 139.4083583 (西小泉駅)座標: 北緯36度15分29.71秒 東経139度24分30.09秒 / 北緯36.2582528度 東経139.4083583度 / 36.2582528; 139.4083583 (西小泉駅)
駅番号TI46
所属事業者東武鉄道
所属路線■小泉線
キロ程13.2 km(館林起点)
電報略号ニコ
駅構造地上駅
ホーム1面2線
乗降人員
-統計年度-1,432人/日
-2017年-
開業年月日1941年昭和16年)12月1日
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西小泉駅(にしこいずみえき)は、群馬県邑楽郡大泉町西小泉四丁目にある、東武鉄道小泉線である。駅番号はTI 46。目次

1 歴史

2 駅構造

2.1 のりば

2.2 付記


3 利用状況

4 駅周辺

5 バス路線

6 隣の駅

6.1 廃止路線


7 脚注

8 関連項目

9 外部リンク

歴史

1941年昭和16年)12月1日 - 開業[1]

開業時点では、仙石河岸貨物線の駅であり、中島飛行機小泉製作所の玄関口であった。駅舎は、不釣り合いなほど立派なものだったが、当時は貨物等の取扱量も多く、その隆盛が偲ばれた。

当駅の南、利根川土手近くには、小泉町駅から始まる仙石河岸線の終着である仙石河岸駅が存在した。仙石河岸駅と当駅の間には、新小泉駅が存在した。場所は、西小泉駅の延長線上にある遊歩道(いずみ緑道)の終着点近く。駅舎は解体されて存在せず、駅舎跡地近くにいずみ総合公園町民体育館が建っている。

なお、当時の資料、写真などは殆ど残っておらず、東武博物館にも文章しか残っていない。


1976年(昭和51年)10月1日 - 仙石河岸線廃止に伴い、終着駅となる[要出典]。

2012年(平成24年)3月17日 - TI 46の駅ナンバリングが導入。

2017年(平成29年)9月16日 - 新駅舎が供用開始[2]

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎はホームの南端、1番線の車止めの先にあり、ホームとはスロープで連絡している。PASMO簡易改札機が設置されている。2番線の車止めの先には公衆トイレが設置されている。西側に使われなくなったホームがある。線路は残ったままだが、架線は撤去されている。

当駅が立地している大泉町は人口の1割以上が外国人であり、そのうちの半数以上がブラジル人である。駅舎はブラジルの国旗に使われている黄色や緑色を使用し、ブラジルタウンの玄関口であることを表現しており、隣接した大泉町の公衆トイレにもデザインしている[2]。駅舎入口には、ブラジルの国鳥であるトゥカーノ(オニオオハシ)をイメージした駅シンボルサインが掲出している。また当駅の駅名看板や構内の案内表示は、日本語英語中国語韓国語に加え、ブラジルの公用語であるポルトガル語と南米において主に使われるスペイン語の6か国語で表記されている。

6か国語で表記された駅名看板とトゥカーノをイメージした駅シンボルサイン(2020年6月)

ホーム(2020年6月)

駅前(2020年6月)

全景(2007年4月)

旧駅舎(2012年11月)

駅前広場(2012年11月)

のりば

番線路線行先
1・2
小泉線東小泉館林浅草方面
太田方面

付記

1・2番線共に運転士に出発信号機が開通したことを知らせるメロディとして「今すぐKiss Me」が流れる。列車発車後も信号の現示が赤に変わるまで流れる。
利用状況

2017年度の1日平均乗降人員は1,432人である[3]

近年の1日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。

年度1日平均乗降人員出典
2001年(平成13年)1,641[4]
2002年(平成14年)1,572[5]
2003年(平成15年)1,618[6]
2004年(平成16年)1,610[7]
2005年(平成17年)1,562[8]
2006年(平成18年)1,363[9]
2007年(平成19年)1,293[10]
2008年(平成20年)1,274[11]
2009年(平成21年)1,224[12]
2010年(平成22年)1,292[13]
2011年(平成23年)1,239[14]
2012年(平成24年)1,332[15]
2013年(平成25年)1,398[16]
2014年(平成26年)1,374[17]
2015年(平成27年)1,415
2016年(平成28年)1,394
2017年(平成29年)1,432

駅周辺

パナソニック大泉地区(群馬工場)

三洋電機ロジスティクス

SUBARU大泉工場

国道354号

いずみ緑道

大泉町役場

大泉町立図書館

大泉消防署城之内出張所

大泉警察署西小泉駅前交番

いずみ総合公園

いずみ総合公園町民体育館


西小泉郵便局

大泉保育福祉専門学校

大泉町立西中学校

大泉町立西小学校

大泉町立北中学校

大泉町立北小学校

大泉町立南小学校

大泉町立南中学校

ショッピングセンター・ブラジリアンプラザ

スーパーマーケット・タカラ

キヨスケ・ブラジル

朝日自動車バス停留所

駅北側には東武バス西小泉出張所があった。後に出張所機能を廃し、単なる待機場となった。熊谷駅方面のバス路線はその後東武バスから朝日自動車に移管され、朝日バスの待機場として使われていたが、現在は取り壊されている。
バス路線

乗り場系統主要経由地行先運行会社備考
西小泉駅KM63大泉町役場前・妻沼仲町・上根
熊谷駅朝日自動車
西小泉駅前バスターミナル大泉・千代田線大泉町役場前・舞木南千代田町役場広域公共バスあおぞら
大泉町役場前・福島
BUSターミナルおおた太田駅南口太田記念病院

朝日バスは駅前の広場を発着。西小泉駅前バスターミナルは駅広場の南側県道142号(旧国道354号)を渡った先の西小泉駅前交番の裏手、ハナミズキ通りに面して設置されている。

2005年(平成17年)から2016年(平成28年)までは大泉町の町内循環バスさわやか(西コース・東コース)が西小泉駅前バスターミナルに乗り入れていた[18]
隣の駅
東武鉄道
小泉線小泉町駅 (TI 45) - 西小泉駅 (TI 46)
廃止路線仙石河岸線(貨物線、1976年10月1日廃止)西小泉駅 - 新小泉駅
脚注

[脚注の使い方]
^ 『東武鉄道65年史』210頁では12月1日開業であるが『官報』では7月10日に西小泉旅客運輸営業開始「地方鉄道運輸開始」『官報』1941年7月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ a b “ブラジルをイメージした駅舎・公衆トイレが完成! 2月17日(土)、小泉線 西小泉駅前の大泉町公衆トイレを使用開始し、駅舎を含めた西小泉駅全体のリニューアル工事が完成! ?駅舎と公衆トイレの間に「インフォメーションスペース」を設置!?” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 大泉町/東武鉄道, (2018年2月16日), オリジナルの2020年12月24日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201224182953/https://www.tobu.co.jp/file/pdf/6f8f8f9dee7046329c66318962387702/newsletter_180216_1.pdf?date=20180216144001 2020年12月24日閲覧。 
^駅情報(乗降人員) 。企業情報 。東武鉄道ポータルサイト 2018年9月10日閲覧。
^ “ ⇒鉄道事業の概要 2.駅一覧”. 東武鉄道 (2003年). 2003年8月20日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2016年1月23日閲覧。
^ “ ⇒鉄道事業の概要 2.駅一覧”. 東武鉄道 (2004年). 2004年3月12日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成15年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成16年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成17年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成18年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成19年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成20年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成21年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成22年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成23年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成24年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成25年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
^東武鉄道 (PDF) - 平成26年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。


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