西太平洋潜水艦救難訓練(にしたいへいようせんすいかんきゅうなんくんれん、PACREACH, Pacific Reach)は、西太平洋周辺諸国の潜水艦救難能力の向上と各国海軍の信頼関係の構築を目的に実施されている軍事演習。
1999年2月にアメリカで開催された潜水艦救難シンポジウムへ参加したアメリカ、日本、韓国、オーストラリア、シンガポール、イギリスの6カ国の合意により、2000年に初開催され、当初は隔年で、2004年の第3回以降は3年ごとに開催されている。
開催一覧
第1回(2000年)
開催地
母港: シンガポール
演習海域:シンガポール沖(南シナ海)
スケジュール
2000年10月2日?10月14日(12日間)[1]
参加国
シンガポール海軍
海上自衛隊
潜水艦救難母艦 ちよだ(AS-405)[1]
DSRV×1
潜水艦 あきしお(SS-579)[1]
大韓民国海軍
潜水艦救難艦 清海鎮(ASR-21)
DSRV×1
潜水艦 崔茂宣(SS-063)
アメリカ海軍
潜水艦
オブザーバー
オーストラリア海軍
カナダ海軍
チリ海軍
中国人民解放軍海軍
インドネシア海軍
イギリス海軍
ロシア海軍
第2回(2002年)
開催地
母港: 日本 佐世保基地
演習海域:鹿児島県沖(東シナ海)
スケジュール
2002年4月22日?5月2日(12日間)
4月22日 - 開会式
4月23日・24日 - 陸上訓練
4月25日 - 佐世保出港
4月27日?30日 - 洋上訓練
5月2日 - 佐世保入港、閉会式
参加国
海上自衛隊
潜水艦救難艦 ちはや(ASR-403)
DSRV×1
潜水艦 あきしお(SS-579)
掃海母艦 ぶんご(MST-464)
アメリカ海軍
潜水艦 ラホーヤ(SSN-701)
ミスティック