西大寺地域
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西大寺地域
さいだいじちいき
日本
地方中国地方山陽地方
都道府県岡山県
自治体岡山市
行政区東区
旧自治体西大寺市
面積91.08km²
世帯数27,708世帯
総人口64,411人( ⇒登録人口、2018年7月31日現在)
人口密度707.19人/km²
隣接地区同区内
 上道地域瀬戸地域
区外
 同市中区、同市北区(牟佐)
 瀬戸内市赤磐市備前市
 海洋上にて隣接
 同市南区(小串)、土庄町
岡山市東区役所西大寺地域本庁

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所在地〒704-8555
岡山県岡山市東区西大寺南一丁目2番4号
リンク ⇒西大寺地域本庁公式ページ
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1967年時点の市町村地図。25.西大寺市

西大寺地域(さいだいじちいき)は、岡山県岡山市東区にある広域地区である。同区役所の本庁管轄域であり、岡山市に編入合併した旧西大寺市域に相当する。いわゆる「広義の西大寺」にあたる。

地域の中心市街地は、古くから西大寺の門前町として栄え、毎年2月に同寺院で開催される日本三大奇祭の一つ「裸祭(西大寺会陽)」で知られる。

なお、同市北区の中心市街地には、当地に由来する西大寺町・新西大寺町という地区がある(詳細は岡山表町商店街を参照)[1][2]
概要

1969年(昭和44年)に西大寺市が岡山市に編入合併したときの市域にあたり、政令市施行前までは旧西大寺市役所が西大寺支所として管轄した。政令市移行後は同支所が東区の区役所(本庁)となり、さらに2014年(平成26年)11月25日には区役所が移転開設され[3]、当地は本庁の直轄となっている。

当地は吉井川を中心に川の東西にエリアが広がる。西大寺市以前は吉井川東岸は邑久郡、西岸は上道郡上東郡)であった。人口は西岸の方に偏っている[4]

当地の中枢は河口西岸に位置する西大寺・金岡であり、古くは金岡庄という荘園があった。この地区は中世から近世にかけて金岡湊の港町、および西大寺門前町として商工業の発展した地域であった歴史の古い地区である。また、吉井川の高瀬舟と瀬戸内海の廻船との物資の集散地としても栄え、現在の西大寺市街地の基盤となった[4]。明治以降、西大寺門前町には商店街が生まれ、それを中心に市街地が形成され周辺の経済の中心として賑わいをみせる。しかしモータリゼーションを中心とした生活に変化していくにつれ、市街地周囲の農地が区画整理され、道路網も整備、次第に商店や企業が周辺地に移転していき、商店街を中心とした市街は活気を失い、市街地としての機能は周辺地に奪われた形となる[5]。その一方で、中心地は昔ながらの門前町や港町のたたずまいを残した風情ある町並が残っており、『ALWAYS 三丁目の夕日』などの撮影地にもなった。

当地中南部には広大な平地が広がるが、大半は古来は海域であり、近世における干拓された新田地帯である。吉井川西岸は上道沖新田、東岸には幸島新田などが造成されている。かつてはのほか、ムギ綿花イグサなどが主産物であった。特に綿花とイグサは紡績やイグサ製品などの関連加工業も栄え、前述の西大寺・金岡を拠点に各地へ売られた。しかし、近代になると綿花は衰退していき、イグサも昭和期に農家の兼業化により激減した。現在の新田地帯は幹線道路が整備され、周辺は郊外型の市街と変貌し、商店・企業・宅地が立地。農地もいまだ多い地区も多数あるものの、大半が米作中心となっている。さらには沿岸部には企業団地も造成され、様相が一変した[5]

現代において、西大寺は岡山市東部の拠点地区としての地位を占め、副都心的な存在のエリアとなっている[4]

従来からの九蟠地区工業地帯のほか、2001年8月に完成した東部クリーンセンター(豊地区)の周辺に流通センターなどが進出中。カネボウ西大寺工場跡地の活用問題や中心部商店街の衰退などが、現在の懸案事項である。

岡山市を代表する企業である両備ホールディングス天満屋はこの西大寺が発祥地である。両備ホールディングスの方は現在も西大寺バスセンターが登記上の本店としての機能を果たしており、隣接して両備プラッツ西大寺店が立っていた。また天満屋の方は現在は天満屋ハピータウン西大寺店として存在している。
地勢

岡山市の南東部に位置し、東区の約南半分を占める広大なエリアである。吉井川の最下流域であり、エリア中央を北東から南西へ同河川が貫流し、当地で海(児島湾)へ至る。また、南東部は瀬戸内海に接し、南沖合にある犬島諸島も当地内である[4]

東には瀬戸内市邑久牛窓)、南は児島湾を隔てて同市南区小串・甲浦、西は百間川を隔てて同市中区富山・財田、北は同区の上道地域にそれぞれ隣接する[5]

吉井川西岸(旧上道郡域)では、中心市街地西北に備前富士の愛称で親しまれている独立丘陵の芥子山(標高232.8m)があり、この丘陵の北麓も当地内である(古都)。丘陵麓から海浜部まで広がる広大な平野部が広がるが、これは近世における干拓平野である松崎新田・金岡新田・上道沖新田から成り立っている。この平野と吉井川・旭川をそれぞれむすぶ水路として倉安川が東西に流れている。また、北東部から南西へ砂川[要曖昧さ回避]が流れ百間川へ合流しており、古くから広大な農地の灌漑用水としての役目を果たしている[5]

吉井川東岸(旧邑久郡域)は、邑久山塊西端にあたる大雄山高雄山などがある丘陵が中央にあり、その南北に平地が広がる。山の北側は一大穀倉地帯である千町平野の南部にあたり、千町川や大用水(坂根用水)が灌漑用水として流れている。山の南側は山南と呼ばれ、東側を南北に丘陵地が延び、西側を南北に流れる吉井川との間に広大な平野が広がる。この平野部は近世の干拓地であり、幸島新田などからなる。これら干拓平野の中央部を南北に千町川の派川が流れている[5]
河川


吉井川

砂川

倉安川

秋芳川

庄内川

百間川

千町川

千町川派川(神崎川・千曲川)

山岳


芥子山 - 備前富士

雨乞山

高雄山

硫黄山

報恩山

山の神山

赤石山

島嶼


犬島諸島

犬島本島

犬ノ島

沖鼓島

地竹ノ子島

沖竹ノ子島

白石島


東部新拠点


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