にしはら くみこ
西原 久美子
プロフィール
本名渡辺 久美子
(わたなべ くみこ)[1][注 1]
(旧姓:西原)
性別女性
出身地 日本・神奈川県茅ヶ崎市[2][3]
生年月日 (1965-04-27) 1965年4月27日(58歳)
血液型AB型[3][4]
職業声優、ナレーター[5]
事務所青二プロダクション[6]
配偶者あり
公式サイト西原 久美子|株式会社青二プロダクション
西原 久美子(にしはら くみこ、1965年4月27日[2][9] - )は、日本の女性声優、ナレーター[5]。神奈川県茅ヶ崎市出身[2][3]。青二プロダクション所属[6]。 小学生の頃、劇団四季のミュージカルを母に連れられて見に行って、凄く憧れてしまったという[10]。母にそう話していたところ「あんたのその声じゃ無理よ」「同じ演技をするんだったら、声優なんてどう?あんたの変な声ならなれるかもね」と言われていたという[10]。しかしたくさんある夢のひとつだったため、それに向かって努力するということはなかったという[10]。 小さい頃の西原は自身が「変な声」というのは気づいていなかったという[10]。小学校、幼稚園の時、皆で歌を吹き込んだりしていたが、西原の声だけ変だったが、「機械が悪いんだ」と思っていたという[10]。中学くらいになってから自分の声に気づいて、その後はコンプレックスだったという[10]。喋ると「ぶりっこするなよ」、「窓ガラスが割れる」と言われたりしたが、「声優学校に入ろうかな」と友人に相談していた[10]。その時、「その変な声ならいけるよ」と後押ししてくれて、「やっぱりそうかな、これは武器かな」と少し思っていたという[10]。 高校時代、演劇部に所属し[10]演劇に対する思いを強める。大学在学中から声優学校に通い、講師であった肝付兼太が劇団21世紀FOXを旗揚げするのを聞きつけ参加を直訴[10]。旗揚げメンバーとなり、1984年の第1回公演から参加。過去3度に渡って上演された『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス役などによって看板女優の位置を築く。 声がハスキーで子供っぽかったことから、入団してから、すぐに声の仕事が来たという[9]。 1984年、『とんがり帽子のメモル』のピー役にて声優デビュー[2]。1988年、『ハロー!レディリン』のリン・ラッセル役にて初主演を果たす[2][9][10]。 2004年の『森乃女学院千一夜物語』への出演を最後に劇団21世紀FOXを退団。2006年、岡田純子らと共に立ち上げたLiddell Project(リデルプロジェクト)の第1回公演『恋愛戯曲』に出演。その直後には遊々団ブランシャ・ヴェールの旗揚げ公演『フラクタル』に出演するなど、退団後の活動を活発にした。また、声優としては劇団21世紀FOX時代から青二プロダクションに所属し、数多くの作品に参加している。 多数のアニメ、洋画、ゲーム、オリジナルビデオアニメ、CDドラマ等に出演している[5]。 役柄としては、女の子から女性アナウンサーまで幅広い役を演じている[9]。アニメ以上に、ゲーム作品への声充てに特徴的な役どころが多い。マスコットキャラを演じる事も多く、プリキュアシリーズにいたっては3つの作品で異なるマスコットキャラを演じている。高い声、少女の声を得意とするが、少女時代には高い地声を揶揄されることも多かったという。 作品中で歌を歌うことも多く、かつてネット上などで話題になった曲の1つに『肉球みゃーみゃ』がある。これは、ゲーム『アイドル雀士スーチーパイII』の宇宙ウサギの「みるく」と「ミルキーパイ」を交互に変身しながら歌っている曲である。 ミニチュアダックスフント(ペロ)とトイプードル(キャンディ)の2匹を飼っている。 車を運転中、複数回事故に遭遇している。1度目は頭から流血するほどで入院。2度目は舌を噛んでしまい、しばらく話が出来なくなった[11]。 太字はメインキャラクター。
来歴
人物
出演
テレビアニメ
時期不明
ドラえもん(テレビ朝日版第1期)(チュー太郎)
1984年
オヨネコぶーにゃん(ギャルネコ)
とんがり帽子のメモル(ピー[12])
1985年
オバケのQ太郎(かおり)
はーいステップジュン(雪之嬢[13])
1986年
あんみつ姫(腰元きなこ、錦の助、キャンディ、マキ)
1987年
エスパー魔美(陽子)
キテレツ大百科(少年C)
のらくろクン(1987年 - 1988年、ヒロコ、子供B、ユリ、白雪姫、明明 他)
1988年
ハロー!レディリン(リン・ラッセル[14])
夢見るトッポ・ジージョ(アニタ)
1989年
悪魔くん(幽子、赤ピクシー[15])
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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