西出雲駅
[Wikipedia|▼Menu]

西出雲駅*
南口(2007年9月)
にしいずも
Nishi-Izumo

出雲市 (4.8 km) (2.0 km) 出雲神西

所在地島根県出雲市知井宮町嘉儀985.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度20分5.62秒 東経132度43分18.54秒 / 北緯35.3348944度 東経132.7218167度 / 35.3348944; 132.7218167座標: 北緯35度20分5.62秒 東経132度43分18.54秒 / 北緯35.3348944度 東経132.7218167度 / 35.3348944; 132.7218167
所属事業者西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線D 山陰本線
キロ程389.4 km(京都起点)
電報略号ニモ
ミチ(知井宮駅時代)
駅構造地上駅
ホーム1面2線
乗車人員
-統計年度-312人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日1913年大正2年)11月21日
備考無人駅(自動券売機 有)
* 1993年に知井宮駅から改称[1]
テンプレートを表示

西出雲駅(にしいずもえき)は、島根県出雲市知井宮町嘉儀にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線である。

事務管コードは▲640742[2]。特急「スーパーまつかぜ」が1往復停車する。
歴史

1913年大正2年)11月21日国有鉄道山陰本線の出雲今市駅(現・出雲市駅) - 小田駅間延伸時に知井宮駅(ちいみやえき)として開業[3]。客貨取扱を開始[3]

1982年昭和57年)7月1日伯耆大山駅より当駅まで電化。

1986年(昭和61年)

11月:特急「やくも」の一部が当駅発着に変更(当駅 - 出雲市駅間は普通列車)。

11月1日:貨物取扱を廃止[4]駅員無配置駅となる[5]


1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道が継承[3]

1990年平成2年)3月10日:再び無人駅化[6]

1993年(平成5年)3月18日:西出雲駅に改称[1]

2008年(平成20年)3月15日:特急「スーパーまつかぜ」の一部(1往復)が当駅に停車。快速「とっとりライナー」の当駅 - 出雲市駅間を廃止。

2010年(平成22年)3月13日:快速「通勤ライナー」の当駅 - 出雲市駅間を廃止。

2013年(平成25年)11月21日:開業100周年記念イベントを開催。

駅構造ホーム(2010年12月)

島式ホーム1面2線を持ち、行き違い設備を有する地上駅。このほかにもう1つ着発線があるが、回送列車の待機用でプラットホームはない。線路は東西方向直線に延びており、その南北から跨線橋でホームへと通じている。

松江駅管理の無人駅で、跨線橋内部に自動券売機が設置されている。駅舎はかつて北口側にあったが取り壊され、現在では南口側に待合室程度の駅舎が設けられている。
のりば

のりば路線方向行先
1D 山陰本線上り
出雲市松江方面
2下り大田市江津方面

北側のホームが1番のりばである。列車運転指令上では、北側から

1番線(1番のりば) - 上り本線

2番線(2番のりば) - 下り本線兼上り副本線

3番着(旅客ホーム無し) - 上下副本線

となっている。なお、1番のりばの出雲市駅方向に、工事用車両を留置するための材料線と安全側線が設けられている。
付記事項

益田方に後藤総合車両所出雲支所がある。このため、伯備線から続いている電化区間は本線上は西出雲駅までだが、実際は後藤総合車両所出雲支所まで電化架線が続いている。また、当駅から西側の起点である幡生駅までは全て非電化となっており、伯耆大山駅から続く電化区間もここまでとなっている。
利用状況

2020年度の1日平均乗車人員は257人である。2004年度は248人、1994年度は173人、1984年度は100人だった。

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[7]

乗車人員推移
年度1日平均人数
1999193
2000205
2001192
2002193
2003213
2004248
2005226
2006233
2007254
2008259
2009276
2010268
2011301
2012280
2013308
2014292
2015301
2016278
2017288
2018284
2019312
2020257

駅周辺
北口


知井宮郵便局

山陰合同銀行知井宮出張所

島根中央信用金庫出雲西支店

出雲西高等学校 - 山陰本線の南に立地しているものの、周辺道路の関係で北口を利用した方が行き易い。同校のインターアクト部が、当駅の清掃ボランティアをしている事がある。

出雲市立河南中学校

出雲市立神戸川小学校

真幸ヶ丘公園

出雲市民リハビリテーション病院

南口


出雲ゆうプラザ - 温水プール施設

ホテルサンヌーベ

島根農業技術センター

しまね花の郷 - トキの分散飼育施設を併設

島根県立こころの医療センター

隣の駅

※特急「スーパーまつかぜ」(当駅には4号・9号の1往復のみ停車)の隣の停車駅については、列車記事を参照のこと。
西日本旅客鉄道(JR西日本)
D 山陰本線出雲市駅 - 西出雲駅 - 出雲神西駅なお、出雲市駅との間には神戸川が流れている。
その他

当駅構内は電化されているものの、停車する列車は多くが気動車である。客の乗り降りを行う電車は、米子駅と当駅を結ぶ列車が数本あるのみであり、特急「やくも」に関してはすべて回送である
[8]。2006年3月18日のダイヤ改正で出雲市駅 - 当駅間での気動車列車の回送列車について、客を乗せる形に変更され、最終が日付を越えるようになった。

後藤総合車両所出雲支所が隣接している関係で、電車化されて以降の「やくも」の一部が回送扱いを兼ねて当駅までの普通列車だったほか、1987年10月から1988年3月までの一時期、東京発出雲市行き寝台特急「出雲3号」は出雲市到着後、そのまま普通列車となって当駅(当時の駅名は「知井宮」)まで運転していた[9]。昼行特急の末端区間を普通として運転する例はいくつかあるが、寝台特急の末端区間を普通として運転した例は他にない。その後、普通列車化されない形で、浜田・益田方面を発着する特急列車が1往復停車するようになった。

かつては駅の南西側に工場があり、この工場からの貨物が当駅を通じて出ていたが、貨物取扱が廃止された後に工場もなくなり、その跡地は現在、住宅地となっているため、当時をしのぶことはできない。また、かつては線路の北側にのみ駅舎があり、南側は田園風景が広がっていた。その後、先述の工場廃止などを受けて地域再開発がなされ、次第に駅南側が現在のように整備されていった。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:23 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef