にし りんたろう
西 凜太朗
プロフィール
本名栗田 和晃[1][2](出生名・栗田大和[注 1])
性別男性
出身地 日本・大阪府[4]
生年月日 (1965-07-15) 1965年7月15日(58歳)
職業声優、ナレーター、俳優
事務所大沢事務所[5]
配偶者仁藤優子[4]
公式サイト西 凜太朗 ? 大沢事務所
西 凜太朗(にし りんたろう[注 2]、1965年7月15日[7][8] - )は、日本の声優、ナレーター、俳優。大阪府出身[4][8]。大沢事務所所属[5]。 小学校時代は演劇部に所属していた[9]。 テレビドラマ『太陽にほえろ!』の再放送で松田優作が演じるジーパン刑事を観てから好きになったという[10]。実物の松田を初めて見たのは中学3年生の時、大阪厚生年金会館のライブツアーを観に行った時だったという[10]。 当時は前述の松田に憧れており、松田が所属していた文学座のオーディションを受けようと考えていたという[9]。しかし親は「劇団員=食えない」という感覚だったことから「やめとけやめとけ」と猛反対していたという[9]。1987年、文学座附属演劇研究所に入所し、1988年、同養成所卒業[6]。ある時、取引のある銀行の人物から「息子さん、何してるんですか?」と聞かれ、「文学座にいます」としたところ「大したもんですよ。息子さん、大丈夫ですよ」と言われたという[9]。父はコロッと変わって電話してきて「おう、お前、がんばっとるらしいやないか」と言われたが、実際はまだ順調ではなく、親の心配通り食べていけなかったという[11]。同年、円・演劇研究所に入所し、1991年に演劇集団 円に入団[6][8]。舞台出演の傍ら、事務所から台本を渡されたことがきっかけで声優業でも活躍する[12]。若い頃は、声だけの芝居には抵抗があり、自分が動いて芝居し、セリフが言いたかったという[13]。当時、大先輩だった岸田今日子とお茶を飲む機会があり、「最近どう?」と聞かれて、「声の仕事はちょいちょいあるんですけどねぇ……」と首をかしげていたという[13]。その時に「あなたね、それは違うわよ」と岸田の経歴の話を伺って考えが変わり、「評価されて仕事をいただけてるんだ」と思うようになったという[13]。 その頃は仕事がなく、アルバイトはしていたが、いつ芝居の話が入ってくるかわからないことから、調整しやすい仕事しかできなかったという[13]。このままじゃだめだと思い、円を退団後は大沢事務所に所属し、声優業を中心に活躍している[8][13]。当時は劇団が悪いわけではなかったが、「自分に合った仕事を見つけるにはそのほうがいい」と思っていたという[13]。 2009年4月、女優の仁藤優子と結婚した[14]。2010年11月5日、男児誕生[3][15]。 主に洋画吹き替えを担当することが多いが[13]、アニメ・特撮やナレーションでも活動している。吹き替えではヴィン・ディーゼルが多い[13]。 特技は水泳、空手、バイク、車の運転[6]。 妻の仁藤との出会いは1994年、つかこうへい事務所制作の舞台俵万智原作の『二分の一秒 笑顔をとめて』である[11][14]。西がカメラマン役で、仁藤がその恋人であった。当時の仁藤のことは無知だったが、「とにかくかわいい人だなぁ」と思ったという[11]。その後、「相手役なんだから、たまにはご飯でも食べに行けよ」と言って、出かけたりはしていたという[11]。公演が終わった後も、皆仲良く10年ぐらい一緒に暮らしてたが、一度破局していた[11][14]。2年近く、一度も会わなかったという[13]。2007年夏、生活のめどが立つようになった頃、共通の知人の葬儀の席で、仁藤と久しぶりに再会[13][14]。2008年3月、西からのアプローチで結婚を前提とした付き合いを始めたという[14]。巳年生まれだったことから、誘っては断られたという[16]。その時の西は食べていけるようになり、「だからもう一度、やってみない?」と給与明細を持っていったという[16]。
来歴
人物
エピソード
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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