表参道駅[* 1]
B4番出入口(2019年5月)
おもてさんどう
Omote-sando
表参道駅(おもてさんどうえき)は、東京都港区北青山三丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。
港区最西端の駅。駅名の由来となっている明治神宮の表参道(東京都道413号赤坂杉並線)と青山通り(国道246号)の交差点の地下に位置する。 銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線が乗り入れ、各路線ごとに駅番号が与えられている。銀座線と半蔵門線は同じホームにある。 当駅は駅務管区所在駅である。表参道駅務管区として、表参道地域、永田町地域、明治神宮前地域を管理する。また表参道地域として、外苑前駅を管理する[10]。 銀座線と半蔵門線は地下1階に島式ホーム2面4線を方向別配線で共有している。内側2線が銀座線で、外側2線が半蔵門線である。それぞれの渋谷方面および青山一丁目方面の列車は同一ホームで乗り換えが可能である。一部コンコースは改札階の上層の地下1階にあるが、中央の改札階は地下2階にあり、地上に出るために階下に降りる必要がある。銀座線ホームの深さは8.4 m、半蔵門線ホームの深さは8.5 mで、半蔵門線ホームは全駅で最も浅い位置にある[11]。なお、東京地下鉄における「駅の深さ」とは、駅中心部における地表からレール面までの深さを表す[11]。 4番線壁面の駅名標は、かつては次駅表示が半蔵門線と銀座線の両方の駅名(青山一丁目/外苑前)が路線名とともに併記されていたが、銀座線の表記はシールで隠されていた。 地下2階には改札口や商業施設を備えたコンコースがある。また、その上階の地下1階もコンコースとなっている。なお、千代田線代々木上原寄りの改札は地下1階にあり、地下2階を経ることなく地下3階から直結している。
乗り入れ路線
東京メトロ
銀座線 - 駅番号はG 02。
千代田線 - 駅番号はC 04。
半蔵門線 - 駅番号はZ 02。
歴史
1938年(昭和13年)11月18日:東京高速鉄道の青山六丁目駅(あおやまろくちょうめえき)として開業。
1939年(昭和14年)9月16日:神宮前駅(じんぐうまええき)へ改称。
1941年(昭和16年)9月1日:陸上交通事業調整法により東京高速鉄道が帝都高速度交通営団(営団地下鉄)に統合、営団地下鉄の駅となる。
1954年(昭和29年)8月27日:神宮前駅拡張工事が決定[1]。
1955年(昭和30年)5月1日:銀座線輸送力増強に伴い運行開始となった4両編成の浅草方1両を締切扱いとする[1]。
1957年(昭和32年)7月1日:神宮前駅ホームが6両対応に延長され、締切扱いがなくなる[2]。
1972年(昭和47年)10月20日:千代田線の表参道駅が開業。銀座線の神宮前駅も同名に改称。
1978年(昭和53年)8月1日:半蔵門線の駅が開業[3]。同時に銀座線のホームを浅草駅方面に約180 m移設し、現在の形態になる[3]。
1986年(昭和61年)9月27日 - 1988年(昭和63年)3月31日:駅弁「METRO-LUNCH PAC-CIKA」が販売[注 1]。
2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[4]。
2005年(平成17年)12月2日:駅ナカ商業施設「エチカ表参道」が開業[5]。
2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[6]。
2008年(平成20年)3月15日:小田急ロマンスカーの千代田線への直通運転が開始される[7]。
2017年(平成29年)12月1日 - 12月18日:地下鉄開通90周年記念のイベントの一環「幻の駅ライトアップ」として、銀座線旧神宮前駅跡と旧萬世橋駅跡を期間限定でライトアップ[8]。
2018年(平成30年)
9月13日:半蔵門線ホームに発車メロディを導入[9]。
10月27日:千代田線ホームに発車メロディを導入。
11月22日:銀座線ホームに発車メロディを導入。
駅構造地下2階の千代田線コンコース(2018年)
銀座線・半蔵門線
コンコース
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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