街区(がいく)とは市区町村内の区画のひとつである。日常的には、街路に囲まれた一区画をいう。英語のcity blockに対応し、「ブロック」ともいう。 街区は日本の行政上は「市町村内の町又は字の名称並びに当該町又は字の区域を道路、鉄道若しくは軌道の線路その他の恒久的な施設又は河川、水路等によつて区画した場合におけるその区画された地域」(住居表示に関する法律第2条)と定義されている[1]。 住居表示で、例えば「永田町二丁目2番1号」の「2番」を街区符号という。街区の上位の住所の単位は町・字であり「永田町二丁目」がこれにあたる。電柱や建物の壁面に設置されている街区表示板は、町・字と街区符号とを記載している。一般的に、街区の角から右回りに街区符号を振っていく。周回にならない場合は、右回りの後に連続蛇行する[2][3][4]。 街区レベル位置参照情報は日本の主な街区ごとに座標(代表点の緯度・経度、平面直角座標)を示したジオコーディング用のデータベースである。国土交通省国土計画局が2000年以来整備して、インターネット内のサイト[5]からダウンロードできるようになっている。
概要
街区レベル位置参照情報
注釈^ “住居表示に関する法律(昭和三十七年法律第百十九号)第2条 住居表示の原則
^ “住居表示制度について
^ “住居表示とは” (PDF). 神奈川県鎌倉市役所. 2020年1月24日閲覧。
^ “住居表示の住所の表し方”. 東京都小平市役所 (2014年8月13日). 2020年1月24日閲覧。
^ “位置参照情報ダウンロードサービス”. GISホームページ. 国土交通省国土政策部国土情報課. 2020年1月23日閲覧。
関連項目
住居表示
住居表示に関する法律
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