蟹江町
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かにえちょう 
蟹江町
尾張温泉


蟹江町旗蟹江町章
1934年昭和9年)制定

日本
地方中部地方東海地方
都道府県愛知県
海部郡
市町村コード23425-7
法人番号7000020234257
面積11.09km2

総人口36,815人 [編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度3,320人/km2
隣接自治体名古屋市津島市愛西市弥富市あま市海部郡飛島村
町の木キンモクセイ
町の花ハナショウブ
町の鳥ヨシキリ
蟹江町役場
町長[編集]横江淳一
所在地497-8601
愛知県海部郡蟹江町学戸3丁目1番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度07分56秒 東経136度47分13秒 / 北緯35.13225度 東経136.78681度 / 35.13225; 136.78681座標: 北緯35度07分56秒 東経136度47分13秒 / 北緯35.13225度 東経136.78681度 / 35.13225; 136.78681
蟹江町役場 町庁舎位置
外部リンク公式ウェブサイト

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蟹江町(かにえちょう)は、愛知県海部郡に属する

尾張地方に含まれ、また海部津島広域行政圏に含まれる。東は名古屋市、北西は津島市あま市、西は愛西市、南西は弥富市、南は飛島村に隣接している。2019年の人口は約3万7千人。
概要蟹江川

町内には蟹江川日光川福田川善太川佐屋川などの河川が、概ね北から南へと流れ、町域の1/5がこれら5本の河川によって占められている[1]。町域のほとんどが海抜ゼロメートル地帯であり、古くから水害に悩まされてきたため、治水工事や対策がなされてきた[2]。一方で、河川の近くにはヨシが茂っていて、その一角に尾張温泉が湧き出ていた場所が有り、そこは冬になると魚類が異様に集まっていた[3]。その場所を掘削して尾張温泉の温泉水が安定的に確保できるようになってから、付近には「温泉リハビリ蟹江病院」も作られた[3]。温泉が発見されたため、これを名古屋圏の人々の健康に役立てるべく、健康に関する町民憲章を制定した[4]。なお、この尾張温泉は、愛知県内で唯一、日本の名湯百選に選ばれた[5]。加えて源氏泉緑地や日光川ウォーターパークといった河川に恵まれた環境から「水郷の町」として知られる。かつてこの地を訪れた小説家の吉川英治は蟹江を「東海の潮来」と称した[1][3]

また、名古屋市都心から約15 qに位置する本町は、古くから名古屋市との強いつながりを持って発展してきた。特に現在では、近鉄名古屋線、JR東海関西本線といった鉄道路線が整備され、東名阪自動車道国道1号西尾張中央道などの幹線道路も整備されたため、それら鉄道・道路網を利用することによって、隣接する名古屋市へ短時間での移動が可能であるという交通の便に恵まれた大都市近郊の町という立地条件を有し、名古屋市のベッドタウンとして機能してきた。
町名の由来

歴史上「カニエ」という地名が初めて文献に登場したのは、1215年(建保3年)の「水野家文書」とされる[6]。当時の蟹江は海に囲まれた土地であり、「蟹江郷」「富吉荘」という名称で呼ばれていた[6]。海辺にはヤナギの木が生育し、水辺には多数のカニが棲息していたことから、「蟹江」と呼ばれるようになったと伝えられる[6][7]
蟹の字を冠する自治体

2005年まで青森県東津軽郡に存在していた蟹田町が合併によって外ヶ浜町の一部となって廃止された結果、名称に「蟹」の文字を冠する自治体は蟹江町のみとなった。
地理蟹江町中心部周辺の空中写真日光川を渡る近鉄名古屋線

名古屋市の西側に広がる濃尾平野南部、木曽川下流の干拓デルタ地域に位置し、町の総面積11.09平方キロメートルのうちのほとんどが海抜ゼロメートル地帯の低平地地域である。町総面積の約1/5を占める蟹江川・日光川・福田川・善太川・佐屋川など大小の河川が町内を、概ね北から南へと流れ、それぞれが伊勢湾に注流する。地質は、木曽川水系の河川等からの河川搬出物が堆積して、形成された沖積層である。

このような町内にはヨシ原が見られ、その一角に、冬期に魚類が異様に集まる場所があった。そこを掘削した結果、尾張温泉の源泉を掘り当てた[3]。泉質は単純温泉である[4]

なお気候は、太平洋側気候区に属し、比較的温暖で夏期多雨、冬期少雨乾燥といった特徴がある。
河川日光川水系の概略図
二級河川


小切戸川

蟹江川

善太川

日光川

福田川

その他の河川


佐屋川

大膳川

地名

括弧内は成立年、旧町・大字名である。



蟹江新町

蟹江本町

西福田(2007年廃止)

蟹江新田(新蟹江村)

鍋蓋新田(新蟹江村)

西之森(西ノ森村)

須成(須成村)

新千秋(永和村善太新田)

平安1?3丁目(1979年、西之森・今)

錦1?3丁目(1979年、西之森・今)

源氏1?5丁目(1979年、西之森・蟹江新田)

八幡1?2丁目(1979年、西之森・蟹江新田)

泉1丁目(1979年、蟹江新田)

緑1?2丁目(1979年、蟹江新田)

旭1?2丁目(1979年、蟹江新田)

須成西1?11丁目(1980年、須成・今)

今西上1丁目(1980年、須成・今)

本町1?12丁目(1982年、蟹江本町・今。12丁目は2014年設置
[8]

今1?3丁目(1982年、今。2014年廃止)

今西1?3丁目(1990年代頃、今など)


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