蟲師
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この項目では、漫画及びアニメについて説明しています。映画については「蟲師 (映画)」をご覧ください。

蟲師
ジャンル伝奇ファンタジー
漫画
作者漆原友紀
出版社講談社
掲載誌アフタヌーンシーズン増刊
(1999年 - 2002年)
月刊アフタヌーン
(2003年2月号 - 2008年10月号、
   2014年1月号 - 2月号、2021年5月号)
レーベルアフタヌーンKC(本編)
KCデラックス(特別編)
発表期間1999年 - 2013年
巻数全11巻(本編10巻+特別編1巻)
その他隔月連載、不定期短編
アニメ
原作漆原友紀
監督長M博史
シリーズ構成長M博史
脚本桑畑絹子伊丹あき山田由香
キャラクターデザイン馬越嘉彦
音楽増田俊朗
アニメーション制作ART LAND
製作「蟲師」製作委員会[注 1]
放送局#放送を参照
放送期間2005年10月23日 - 2006年3月12日
2006年5月15日 - 6月19日
話数全20+6話
アニメ:蟲師 特別篇 日蝕む翳
脚本漆原友紀
アニメーション制作アニメーションスタジオ・アートランド
製作講談社、アニプレックス
放送局#放送(日蝕む翳)を参照
放送期間2014年1月4日 -
話数全1話
アニメ:蟲師 続章
アニメーション制作ART LAND
製作講談社、アニプレックス
放送局#放送(続章)を参照
放送期間第1クール:2014年4月5日 - 6月21日
特別編:2014年8月20日
第2クール:2014年10月19日 - 12月21日
話数全10+1+10話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ
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『蟲師』(むしし)は、漆原友紀による日本の漫画作品、およびそれを原作としたアニメ、実写映画、ゲーム作品である。
概要

「蟲師」を生業とする主人公「ギンコ」が、様々な「蟲」によって引き起こされる事象に対峙していく物語。

1999年に講談社月刊アフタヌーン』の増刊号『アフタヌーンシーズン増刊』にて連載開始。同誌の休刊後は『月刊アフタヌーン』本誌に移り2003年から2008年まで隔月連載された。その後、2013年に特別篇「日蝕む翳(ひはむかげ)」が同誌2014年1月号と2月号に前後篇で連載された。2007年3月時点で累計部数は350万部を突破している[1]

時代背景は作者曰く「鎖国を続けた日本」もしくは「江戸期と明治期の間にある架空の時代」で、主人公のギンコを除く登場人物は和装をしており、風景も日本の農村や中山間地を思わせるノスタルジックなものとなっている。また、劇中で必ず人物の回想を用いる点も特徴的であり、ギンコが行動する時間や行動範囲に収まらない伝聞による時間・世界も描かれている。

2003年の文化庁メディア芸術祭・漫画部門優秀賞、2006年の第30回講談社漫画賞・一般部門受賞、2007年の文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」マンガ部門選出。

2005年10月から2014年まで、監督長M博史、主演中野裕斗によってテレビアニメ化された(#アニメ#日蝕む翳#蟲師 続章にて詳述)。

2007年3月には、監督大友克洋、主演オダギリジョーによって実写映画化された(蟲師 (映画)を参照)。

2008年1月31日には、ニンテンドーDS向けソフト「蟲師 天降る里」[注 2]#ゲームにて詳述)としてビデオゲーム化された。

2021年、『月刊アフタヌーン』5月号に新作短編「地翔る影」が掲載された[2]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年7月)(使い方

各話リスト
第1巻
緑の座(みどりのざ)
緑豊かな山の中、1人暮らす少年は描いたモノに命を宿す「神の筆(かみのひだりて)」を持つという。噂を聞いた蟲師ギンコは調査のため、少年のもとを訪れるが……。
柔らかい角(やわらかいつの)
雪深い山里へ、耳に巣食う蟲の治療に出向いたギンコ。治療後、村長から村人とは異なる症状を訴える「角の生えた孫」の治療を依頼されるが……。
枕小路(まくらのこうじ)
「百発百中の予知夢を見る男」のもとを訪れたギンコは、その夢の正体を蟲であると指摘、夢から覚めなくなる危険性を話し、予知夢を抑える薬を渡す。約1年後、男の住む町へ出向いたギンコは、住む者もいなくなり荒れ果てた村に、ただ1人暮らす男の姿を見て立ち尽くす。男に何があったのか……。
瞼の光(まぶたのひかり)
「光に当たると目が激しく痛む病にかかった少女」。どの眼科医にも見放され、光遮る蔵の中で暮らす少女が瞼の内に見るものは、真の闇の中、光る河とその対岸に座る片目の男……。原題は「蟲師」で、作者のさらなる過去作「虫師」を経ての受賞作を単行本収録に際して改題したもの。アニメ版では作者自身が「変。」と自嘲していたギンコのズボンが無地のシンプルなデザインへと変更されている。
旅をする沼(たびをするぬま)
奥深い山を越える途中、ギンコは「移動を続ける謎の沼と、それと行動を共にする緑(あお)い髪の少女」に出会い、興味を持つが……。
第2巻
やまねむる
旅の途中、通りかかった「光脈筋の山の異変」に気付き調査を始めたギンコは、人でありながら山のヌシを務める老人に出会う。調査の中、山の異変と老人(ヌシ)との関係に気付いたギンコは行動を起こすが……。アニメ版では珍しく多めの修正がなされており、顔を隠した子供が描かれたカラーページの語りや
の頭をしたなどがカットされ、「女達は犬猫のように子を孕む」が「次々と授かる」へ変更されるなどしている。
筆の海(ふでのうみ)
「代々その身の内に禁種の蟲を封じてきた狩房家」。その4代目筆記者として過酷な運命と向き合う娘、狩房淡幽(かりぶさ たんゆう)。禁種の蟲に蝕まれ動かぬ足を引きずりながら、別邸にこもり日々禁種の蟲を封じる呪を書き続ける淡幽と、蟲を寄せ付ける体質から常に流れ歩き続けるギンコ。全く正反対の性質を持つ2人の静かな心の交流……。
露を吸う群(つゆをすうむれ)
周囲を海に囲まれた断崖の岩島。痩せた土地を細々と耕し、かつかつの暮らしをする島民の心の支えは、代々島の頭首一族に現れる「毎日生き死にを繰り返す生き神」の存在だった。島の少年に生き神の謎の解明を依頼されたギンコは、生き神に巣食う蟲に着目する……。
雨がくる虹がたつ(あめがくるにじがたつ)
「奇妙な虹」に憑かれた父親を持つ男は、病に臥せった父のため虹を採る旅に出た。


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