虹色デイズ
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虹色デイズ
ジャンル
少女漫画学園ラブコメディ青春
漫画
作者水野美波
出版社集英社
掲載誌別冊マーガレット
レーベルマーガレットコミックス
発表号2012年2月号[1] - 2017年4月号[2]
発表期間2012年1月13日 - 2017年3月13日
巻数全16巻
アニメ
原作水野美波
総監督アミノテツロ
監督大久保富彦
シリーズ構成伊丹あき
脚本伊丹あき
キャラクターデザイン西田美弥子
音楽神津裕之
アニメーション制作プロダクション リード
(現・葦プロダクション
製作「虹色デイズ」プロジェクト
放送局TOKYO MX読売テレビ
放送期間2016年1月10日 - 6月26日
話数全24話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ映画
ポータル漫画アニメ映画

『虹色デイズ』(にじいろデイズ)は、水野美波による日本漫画作品。『別冊マーガレット』(集英社2012年2月号から[1]2017年4月号まで連載された[2]。単行本は全16巻。 
概要

水野にとって初の連載作品である[注 1]。『別冊マーガレットsister』2012年1月号増刊に読み切りとして掲載された後に[3]、『別冊マーガレット』2012年2月号より連載を開始した[1]。2017年12月時点で累計発行部数は300万部を突破している[4]

仲の良い男子高校生4人の日常を中心に描いたコメディ作品[5]。別冊マーガレットの連載作品では珍しく男性が主人公となっている[6]。。話数のカウントは「#○○」で、9話までは「#○」と表記。単行本には読み切りや描き下ろし作品などが多数収録されている。作品内でも3つのシリーズに分かれており、本編が虹色デイズ、男子側に比重を置いたものは虹色日和、女子側に比重を置いたものはRainbow Girlとなる[注 2]。このうち、虹色日和とRainbow Girlは話数にはカウントされず番外編扱いとなっており、主に別冊付録や増刊号の『別冊マーガレットsister』に掲載されている。

VOMIC化、その後2014年5月にドラマCD化が決定し、同年10月24日に発売の7巻限定版に同梱された[7]2015年8月にはテレビアニメ化が発表された[5][8]
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この節の加筆が望まれています。 (2021年2月)

第1巻

クリスマス直前、羽柴夏樹は彼女の小林百合とのデートを控えていた。だが、夏樹の友人の松永智也と片倉恵一は入店したファーストフード店で偶然百合を見掛け、本性を知ってしまう。智也と恵一は夏樹に警告するも、夏樹はこれに納得せず、夏樹は智也と喧嘩してしまう。だが、デート当日にホテルのレストランでの食事や高級な物品を強請られ、それを断った夏樹は百合に振られる。落ち込んでいた中、ティッシュを配っていた小早川杏奈からティッシュを貰う。夏樹は、これに対して当初は百合に渡すはずだったマフラーを杏奈に渡してその場を去り、道中で智也と恵一に遭遇する。智也は付き合っていた女子全員に遊ばれ、恵一も物足りなくなったことを理由に振られていた。夏樹と智也は和解しその後は三人でクリスマスを過ごす。そして、終業式の日に夏樹は杏奈を校内で見掛ける。また、直江剛には彼女が出来ていた。

ある日、夏樹は担任の片倉優二の手伝いの最中に眠る杏奈を見る。その後、立ち寄ったカラオケ店で従業員として働く杏奈と再会する。対応こそ無愛想だったものの、名前を覚えていたことに嬉しさを感じ、杏奈を好きになる。翌日、夏樹は杏奈からマフラーを還されるが、その時に一緒にいた筒井まりは夏樹を「キモい」と一蹴する。

第2巻

夏樹達は夏樹の中学時代の先輩であった今川と再会する。しかし、夏樹にとって今川はトラウマの元凶だった。今川はテニスをしていた真田泰蔵たちから奪ったラケットでテニスを楽しんでいた。ラケットの返還を望む泰蔵達に対し、今川は「自分に勝てばラケットを返す、負けたら下僕になれ」と交換条件を持ち掛け、勝負するも恵一・夏樹の二人に負けてしまう。

第3巻

夏樹は、バスケ部員の望月渉が杏奈に好意を寄せていると知り落ち込む。まりも望月が杏奈に親しくするのを快く思っていなかった。ある日、夏樹、杏奈、望月、まりの4人で昼食を共にした際に夏樹とまりは望月のペースに翻弄されたあげく、夏樹がまりに好意を寄せていると勘違いされる。その後、夏樹は杏奈に事情を話して誤解を解き、更に昼食を共にする約束もする。この時、夏樹は杏奈に対する好意を深め、ライバルが誰であろうと負けずに戦うと決意する。

第4巻

恵一は、普段養護教諭をしている女性教師の代理として勤務している里見に好意を寄せるようになる。だが、里見と親しくしているところを優二に見つかり、更には里見を諦めるよう釘を刺されたためこれに反発する。その翌日、恵一は里見への告白を決意する。なおも止めようとする優二に対して恵一を止めないよう懇願する夏樹たちに、優二は里見が元プロの女王であり、恵一とは根本的に合わないために止めようとしていたことを明かす。その頃、恵一は里見に告白するが、里見に「恵一みたいな可愛いオス豚が欲しかった」と打ち明けられ、手枷を嵌められる。その姿に恵一は恐怖に震えてしまい、里見にMになったら出直すように諭される。

第5巻

夏樹はトイレ内の美化点検中に有馬次郎と名乗る幽霊に杏奈に似た女性の写真を見せられこの子に会いたいと言われそのままとり憑かれる。憑依後、夏樹の変化ぶりに皆は困惑するも、剛は学校七不思議のひとつであるトイレの次郎くんに取り憑かれたのではないかと疑う。その後、智也や恵一たちは夏樹の体に憑依した次郎に対して成仏するよう要求する。次郎はさおりとデートすることを条件に夏樹の体から出ると約束し、念願の逢引を果たすことになる。逢引の最中、剛はオカルト研究部の部員から石張霊園に行けば成仏できるかもしれないという情報を掴み、杏奈は次郎を霊園へと連れていく。その道中、次郎は杏奈がケーキを好んでいた事からさおりの生まれ変わりでないことに気付いたが、それでも過ごした時間は楽しかったと打ち明ける。そして霊園に着くなり次郎は杏奈に抱きつきキスをしようとするがその直前で夏樹は体を取り戻し、杏奈に殴ってもらうことで追い出そうとするも、殴る訳にもいかないと考えた杏奈は夏樹の額にキスをする。これに観念した次郎はこれ以上未練を残さないためにも夏樹の体から離れる。だが、その際に夏樹は次郎から「ときめき過ぎじゃない」と指摘される。

第6巻

学校では球技大会が行われており、まりは苦手なバスケットボールの補欠として出場予定だったため意気消沈していた。智也はリナと再会しキスしかけたところをまりに見つかり、同じくこれを目撃した杏奈からも「遊び目的で付き合うならやめて欲しい」と忠告される。だが、智也は試合中に脳震盪で倒れたまりの見舞いに訪れ、まりに対して電話越しに自分の想いを伝える。

クリスマス・イヴの日、夏樹は杏奈とのデートを楽しんでいたが、杏奈は用事ができたことを理由に途中で抜け出す。これに対して夏樹は不安に襲われる。そして、プレゼントを持って戻ってきた杏奈に告白しキスをするがその直後に倒れ込む。

第7巻

倒れてしまった夏樹は智也と恵一によって介抱されたものの、夏樹は倒れる直前の事を覚えていなかった。一方、杏奈はキスされて以降、複雑な思いを抱えていた。それ故、夏樹に対しそっけなく接していたが、散々悩みあぐねた末に夏樹に恋心を抱いていることを自覚する。

希美は、恵一を呼び出してバレンタインのチョコレートを渡し、青諒高校に入学することを伝えるが恵一にあしらわれ、振られたと確信するも、恵一への想いは強まっていた。

第8巻

夏樹たちは3年に進級し、恵一を追って希美も入学してくる。夏樹たちは2年前の出来事を振り返っていた。

高校に入学後、夏樹は親しい知り合いがいないという状況下で友達が出来ずに悩んでいた中、宿泊研修の時期に近付く。くじ引きで決められた班決めでは、チャラい見た目の智也、担任の優二を睨みつけていた恵一、そして話しかけづらい雰囲気持つ剛の3人と同じ班になり、その3人に押し付けられる形で夏樹は班長になる。研修では喧嘩や単独行動などで班が中々纏まらずに夏樹は悩む。翌日も喧嘩や単独行動などは続き、夏樹はそのことを担任教師にも咎められる。しかし、その後も喧嘩を続ける3人に耐えきれなくなった夏樹は泣き出してしまう。その姿に3人はこれまでの態度を見直し、お互い本音を打ち明けて和解する。そして、夏樹に「ボス」というあだ名が付いた。

そして、3年生は修学旅行の時期に近づく。望月は杏奈に告白することを計画し、夏樹に対して邪魔をしないでほしいと釘を刺す。夏樹もこれに対して焦り始める。

第9巻

修学旅行1日目。一行は大阪を訪れる。しかし、夏樹の所属する3組と杏奈たちの所属する5組では行動日程が異なっており接触出来なかったため夏樹は落ち込む。一方、望月はまりの妨害に遭いながらも2人で過ごす時間を確保しようと努力していた。修学旅行2日目、一行は大阪から京都に移動する。望月は、楽しそうにする夏樹を見て告白する決意が揺らぎ始めていた。また、杏奈が自分を見ていないことに時々虚しさも感じていたが、クラスメイトの筧に励まされ、告白を改めて決意し、筧協力のもと、杏奈と二人で過ごす時間を確保することに成功し、杏奈へ告白する。

第10巻

望月から告白された杏奈は、初めて告白されたこともありどう対応すればよいか分からないでいたが、望月に「正直に好きかどうか」答えるように求められる。しかし、それによって望月を傷つけてしまいかねないと気付いた杏奈は返事に苦慮した末に、友達やクラスメイトとして好きと結論を出し、望月の告白を断る。当初から振られる事を前提に告白した望月はこれに納得するが、杏奈は望月への罪悪感に苛まれ涙する。清水寺で杏奈と待ち合わせていた夏樹は杏奈に連絡を取ろうとするも、距離を置かれる。旅館に戻った夏樹はまりに呼び出され、杏奈に対する好意を見抜かれる。まりは、自分が告白するから夏樹には告白を待っていて欲しいことと、杏奈を1番大切にすることを約束させる。修学旅行最終日、杏奈は体調が優れず旅館で待機していたが次第に回復し、旅館から出ようとしたところで見舞いに訪れた夏樹と遭う。だが、お互い蟠りを残したまま修学旅行は終わる。

第11巻

望月は、泰蔵の提案で行った合コンを通して「恋は目で見ず、心で見る」という言葉を思い出し、それは杏奈の事だったのかもしれないと振り返り、そのような恋に再び巡り会うまではこのままでいいのかもしれないと納得し、杏奈への想いに踏ん切りをつける。

まりは杏奈への告白を決意し、涙ながらに杏奈を独占したいほど好きで、そのために周りの人間に辛辣に当たっていた事や杏奈から離れたくなかったと打ち明ける。

第12巻
登場人物

キャストは特記がない限りVOMIC版・ドラマCD版・テレビアニメ版同一のもの。演は映画キャスト。
主要人物
羽柴 夏樹(はしば なつき)
- 松岡禎丞 / 演 - 佐野玲於 (GENERATIONS from EXILE TRIBE)本作の主人公。乙女チックで夢や妄想を膨らませがちでよくいじられている。恋愛面では奥手で、積極的でない。緊張すると顔を赤らめたり、口下手になる。また、他人の言動や破廉恥な事に対して過剰に反応する傾向がある。たまに恵一の趣味に付き合わされることがある[注 3]。あだ名はなっちゃんだが、幸子からは「なつきんぐ」、まりからは「チビザル」と呼ばれている。2人の姉と母親(声 - 石田嘉代)がいる。テニスが得意で、中学時代はテニス部に所属していた。中学3年生の合唱コンクールの時にクラスメイトにピアノを少し教わった事があるため、少しながらピアノが弾ける。連載前に多数プロットを練っていた中で夏樹と智也の原型ができたため、かなり描きやすいキャラクターとなっている[6]。身長 - 171センチメートル[9]、誕生日 - 8月7日[9][10]血液型 - A型[9]、星座 - 獅子座[9]人気投票第3位
松永 智也(まつなが ともや)
声 - 江口拓也 / 演 - 中川大志女子好きなチャラい男子高校生。あだ名はまっつん。まりとは、度々いがみ合っているが[注 4]、徐々に好意を寄せていくが、だんだんストーカーになっていき、正直キモイ。妹の希美を溺愛しているため、皆からはシスコンと呼ばれているが、否定している。夏樹と同様の経緯により智也も描きやすいキャラクターであるほか、智也が主役でも描けるとのことである[6]。身長 - 177センチメートル[9]、誕生日 - 1月28日[9]、血液型 - B型[9]、星座 - 水瓶座[9]人気投票第4位
片倉 恵一(かたくら けいいち)
声 - 島ア信長 / 演 - 横浜流星Sな男子高校生。いつも笑顔でいるが、常にムチを携帯している。スポーツ好きでどのスポーツも得意とするが、中でもバスケットボールを好み、時々バスケ部の練習に参加している。家庭教師だった瞳と付き合っていたが、高校1年生の時に別れる。しかし、その後も良好な関係を保っている。あだ名はけいちゃん。元々は年上好きという設定であったが、「それだけでは弱い」という理由で「さわやかでドS」となった[6]。しかし、水野にとって「とにかく描きにくい」キャラクターとなっている[6]。身長 - 175センチメートル[9]、誕生日 - 5月10日[9]、血液型 - O型[9]、星座 - 牡牛座[9]人気投票第2位
直江 剛(なおえ つよし)
声 - 内山昂輝 / 演 - 高杉真宙オタクKYな男子高校生。成績が優秀で、1年生の学年末考査では学年2位。左目が髪で隠れている。高校1年生のクリスマスから幸子と付き合い始めた。あだ名はつよぽん、幸子からは「つよぽんぬ」と呼ばれている。同人誌向けに漫画を描いており、毎年コミケが近くなると漫画に没頭している。黒髪好きで、幸子がコスプレの為に髪を染めていた時には引いており、別れる事も考えた。運動が苦手であるが、あえて言うならビリヤードは好きであるとしている。人見知りで、高校入学時は恥ずかしいことと苦手な人への配慮からオタク趣味を隠しており、所持している漫画を夏樹に見られた際にも睨みつけるなどしていたが、夏樹に「好きで悪いの?」と言われてからは、夏樹に対する見方を改め、恵一や智也にも打ち明けている。読み切り時は顔を出さない所謂「ネタ要員」であったため、連載が決定してから顔が作られた[6]。身長 - 169センチメートル[9]、誕生日 - 10月14日[9]、血液型 - AB型[9]、星座 - 天秤座[9]人気投票第1位


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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