虹色ほたる_?永遠の夏休み?
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虹色ほたる―永遠の夏休み
著者
川口雅幸
イラスト丸山薫
発行日2007年7月1日
発行元アルファポリス
ジャンルジュブナイル青春小説
日本
言語日本語
ページ数380
コード.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-434-10871-6

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『虹色ほたる ?永遠の夏休み?』(にじいろほたる えいえんのなつやすみ)は、川口雅幸による日本の少年向け小説。

30年前にダムに沈んだはずの村にタイムスリップしてしまった少年・ユウタの夏休みの1カ月間が描かれたSFファンタジー作品である[1]
概要

川口雅幸のデビュー作。初めは川口自身の個人サイトにネット小説として掲載されていた作品だった[2][3]。2004年5月8日から2005年9月21日まで彼のホームページに連載したところ、人気投票サイトで上位にランクインしたために出版に至った[2][3]。2006年11月にアルファポリスによる書籍化が決定し、2007年に同社のドリームブッククラブから出版された[4]。以降、2012年までに文庫版を含め、発行部数は40万部を突破している[1][2][3]

書籍化の際、装画などは漫画家丸山薫が手掛けた[3]

web掲載時は書籍版の2倍分量があったが、半分は削除されている。

その半分の行方について、川口雅幸が自身のサイトにて「自宅PCに保存していたものの津波に流された」と発言している。

2012年にはアニメーション映画化もされた。そのことについて川口は、ネット小説として書いているときから映像化を意識していたと言い、映画化はその念願が叶ったものとしている[1]
あらすじ

一年前に父親を交通事故で亡くした小学6年生のユウタは、父とよくカブトムシを取りに来た思い出の場所、山奥のダム近くの林をはじめて一人で訪れていた。そこで不思議な老人と出会ったユウタは、突然の豪雨で足を滑らせ、意識を失ってしまう。やがて目覚めたユウタの目の前には、一人の小さな女の子、さえ子とダムに沈んだはずの村が…。そこは1977年、ダムの底に沈む前の村の最後の夏だった。

タイムスリップした三十年以上前の村。ユウタをなぜか「都会に住むいとこのお兄ちゃん」としてあたりまえのように扱うさえ子。ユウタとクワガタ虫を取りにいく約束をする同い年のケンゾー。何が起こっているのか全くわからないユウタの前に、再び不思議な老人が現れ、彼は一ヶ月間、この時代に居続けなければならないことを告げられる。それはユウタにとって、かけがえのないもう一つの夏休みのはじまりだった。
登場人物

「声」はアニメ版における担当声優
ユウタ
声 - 武井証 / 櫻井孝宏(大人)小学6年生。小学五年生の時、実の父親を交通事故で亡くす。思い出の林に来たところで崖から転落、1977年の過去にタイムスリップする。目が覚めると、見知らぬ女の子にいとこのお兄ちゃんといわれ、「不思議な老人」の言うとおりに一カ月を村で過ごすこととなる。そして、さえ子のいとこのお兄ちゃんとして一か月を村で過ごしていくうちに、村がダムに沈む前の村人たちの奮闘の様子や、さえ子のある秘密を知る。さえ子が、現代に戻る際に、「向こうでも絶対に再会する」という、ほとんど実現不可能な約束を交わす。十年後、バイクの雑誌を見ていた際、宮舞村のほたる祭りの記事を見て、久しぶりに村へ行き、偶然さえ子と再会する。


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