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概要
診療科循環器学, pediatric cardiac surgery[*]
分類および外部参照情報
ICD-10I20-I25
ICD-9-CM ⇒410- ⇒414
DiseasesDB ⇒8695
eMedicinemed/1568
Patient UK虚血性心疾患
MeSHD017202
[ウィキデータで編集]
虚血性心疾患 (きょけつせいしんしっかん、Ischemic Heart Disease、IHD)とは、冠動脈の閉塞や狭窄などにより心筋への血流が阻害され、心臓に障害が起こる疾患の総称である。
狭心症や心筋梗塞がこの分類に含まれる。これらは冠動脈疾患と同義であるが、冠動脈自体に病変が無い疾患、例えば脳血管疾患による急激なストレスから来るたこつぼ心筋症や中枢性肺水腫などは特に本症に含まれる。 アメリカ合衆国では1950年代から心臓病患者の増加が問題となっていたが、朝鮮戦争で死亡したアメリカ人兵士を解剖した医師が冠動脈に動脈硬化症を発見したことから、虚血性心疾患と動脈硬化症との関連が明らかとなった。 日本でもかつて死に直結する病であったが、1979年、東京都で休日の救急体制が敷かれるなど医学の進歩に応じて積極的な医療が行われるようになった[1]。 症状に応じて、薬物治療・冠動脈バイパス術(CABG)・経皮的冠動脈形成術(PCI、PTCA)が行われる。 心臓を取り巻く冠動脈は心筋へ栄養と酸素を含んた血液を供給している[2]。
概要
病態心臓を取り巻く冠動脈。