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虎の尾を踏む男達
The Men Who Tread on the Tiger's Tail
監督黒澤明
脚本黒澤明
製作伊藤基彦
『虎の尾を踏む男達』(とらのおをふむおとこたち、英題:The Men Who Tread on the Tiger's Tail)は、1945年(昭和20年)製作、1952年(昭和27年)4月24日公開の日本映画である。東宝製作・配給。監督は黒澤明。モノクロ、スタンダード、59分。
能の『安宅』を下敷きにした歌舞伎『勧進帳』を題材に、義経・弁慶一行の安宅の関所越えを描いた。本作オリジナルの登場人物・強力役に榎本健一をキャスティングしたことで、大河内傳次郎の重々しい演技が象徴する義経一行の悲壮感の中に滑稽味が加味されている。また、能の地謡にあたる部分を洋楽のコーラス風にアレンジしており、コメディとしてもパロディーとしても十分鑑賞に耐えうる作品となっている。黒澤初の時代劇映画となるが、終戦の前後に製作されたため、検閲によって公開は7年後の1952年(昭和27年)となった。
目次
1 あらすじ
2 スタッフ
3 キャスト
4 製作・公開
5 ギャラリー
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
あらすじが望まれています。
スタッフ
監督・脚本:黒澤明
製作:伊藤基彦
撮影:伊藤武夫
照明:平岡岩治
美術:久保一雄
編集:後藤敏男
音楽:服部正
録音:長谷部慶治
キャスト
弁慶:大河内傳次郎
富樫:藤田進
強力:榎本健一
亀井:森雅之
片岡:志村喬
伊勢:河野秋武
駿河:小杉義男
常陸坊 : 横尾泥海男
義経:仁科周芳(十代目岩井半四郎)
梶原の使者:久松保夫
富樫の使者:清川荘司