藤澤 志光（ふじさわ しこう 1945年（昭和20年）1月5日[1] - ）は、日本の政治家。

東京都荒川区長（1期）、東京都議会議員（5期）、荒川区議会議員（5期）を務めた。
経歴

東京都荒川区生まれ。荒川区立尾久西小学校、開成中学校・高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。

1975年、荒川区議会議員選挙に出馬し、初当選。区議を1979年まで2期務めた後、東京都議会議員選挙に出馬し、当選。都議を5期務める。都議会では、自民党の幹事長、政調会長、総務会長を歴任。東京都監査委員1期務める。

2001年、荒川区長藤枝和博から後継指名を受け、荒川区長選挙に出馬し、当選した。

2004年5月、荒川区の高橋祥三元助役が収賄容疑で逮捕され、同年9月に藤澤が収賄容疑で逮捕。逮捕から1週間後、荒川区長を辞職した。藤澤は容疑を否認し無罪を主張したが、2006年2月、東京地方裁判所は懲役2年6ヶ月、執行猶予5年、追徴金150万円の有罪判決を下した。藤澤は控訴したが、4月に控訴を取り下げたため、有罪判決が確定。2000年春の褒章で藍綬褒章を受章していたが[2]、2006年10月31日に返上している[3]。

執行猶予期間の明けた2011年4月、荒川区議会議員選挙に立候補しトップ当選、政界復帰を果たした。区議会では一人会派の「荒川区改革の会」として活動する。2015年、4選。2019年、5選、一人会派「自由民主の会」となる[4]。

2023年に荒川区議会議員を引退した。
著作

『荒川区全国一への挑戦』（2004年、双葉社）

脚注[脚注の使い方]^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、133頁。
^ 『官報』号外第86号30頁 平成12年5月1日号
^ 『官報』第4462号9頁 平成18年11月13日号
^ ⇒荒川区議会議員 全議員名簿 2019年5月14日 あらかわ区議会

外部リンク

⇒藤沢志光公式サイト[リンク切れ]

表

話

編

歴
荒川区長
官選

旧荒川区長

横山襄1932.10.1-1934.6.30

田淵義雄1934.7.1-1938.5.8

小島武人1938.5.9-1940.8.17

田中一雄1940.8.17-1942.9.2

高橋寛1942.9.3-1945.12.23

高見一夫1945.12.24-1946.11.22

区長心得 関岡賢一1946.11.22-1947.3.14


公選

荒川区長

田中国男1947.4.05-1951.4.4

村上勇三郎1951.4.23-1955


区長選任制

荒川区長

村上勇三郎1955-1970.2.25

国井郡弥1970.4.3-1975.4.26


公選

荒川区長

国井郡弥1975.4.27-1979.4.26

町田健彦1979.4.27-1989.8.2

藤枝和博1989.9.17-2001.4

藤沢志光2001.5.27-2004

西川太一郎2004.11.14-


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