藤村 龍雄(ふじむら たつお、1936年3月13日[1] - )は、日本の哲学研究者・論理学者。東京水産大学名誉教授[1]。 樺太生まれ。岩手県立千厩高等学校卒、1958年千葉大学文理学部哲学科卒、1964年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学、東京薬科大学専任講師、1965年国士舘大学専任講師、1966年鹿児島大学法文学部助手、1967年講師に就任、1968年東京水産大学講師、1970年助教授、1980年教授、1999年定年退官、名誉教授、2001年立正大学教授、2006年に定年退職。 『フレーゲ著作集』で2000年日本翻訳出版文化賞受賞[1]。
経歴
著書
『よくわかる記号論理』(勁草書房) 2005
『現代における哲学の存在意味 論理・言語・認識』(北樹出版) 2006
翻訳
『集合論とその論理』(ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン、大出晁共訳、岩波書店) 1968
『フレーゲ哲学論集』(岩波書店) 1988
『ウィトゲンシュタインのウィーン』(スティーヴン・トゥールミン, A・ジャニク、ティビーエス・ブリタニカ) 1978、のち平凡社ライブラリー
『フレーゲ著作集 1 概念記法』(編、勁草書房) 1999
『近代とは何か その隠されたアジェンダ』(スティーヴン・トゥールミン、新井浩子
『理性への回帰』(スティーヴン・トゥールミン、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 2009
脚注^ a b c 「藤村龍雄教授 略歴
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