藤本隆宏_(俳優)
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声優の「藤本たかひろ」とは別人です。

藤本 隆宏

国籍 日本
泳法個人メドレー自由形
生年月日 (1970-07-21) 1970年7月21日(53歳)
生誕地福岡県北九州市
身長183cm

獲得メダル

競泳
日本
アジア競技大会
1990男子 200m個人メドレー
金1990男子 400m個人メドレー
1994男子 200m個人メドレー
銅1994男子 400m個人メドレー


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ふじもと たかひろ
藤本 隆宏
生年月日 (1970-07-21) 1970年7月21日(53歳)
出生地 日本 福岡県北九州市
身長183 cm
血液型A型
職業俳優
ジャンル舞台ミュージカルテレビドラマ
活動期間1997年 -
活動内容

1995年劇団四季入団
1997年:初舞台
1998年:劇団四季退団
2004年:『エリザベート
エルマー役
2009年:『坂の上の雲
2016年:『アニー
所属劇団劇団四季1995年 - 1998年
事務所ヒルストン・エンタープライズ
公式サイト公式プロフィール
主な作品
ミュージカル
エリザベート
ハウ・トゥー・サクシード』テレビドラマ
坂の上の雲
ガラスの家
99.9-刑事専門弁護士-
ボイスII 110緊急指令室

 受賞
岩谷時子賞
第2回(2011年) 奨励賞

備考
オリンピック水泳日本代表選手
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藤本 隆宏(ふじもと たかひろ、1970年7月21日 - )は、日本の俳優、元競泳選手。福岡県北九州市出身。早稲田大学人間科学部卒業。ヒルストン・エンタープライズ所属。身長183cm、体重@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}78kg[要出典]。

競泳選手として200m・400m個人メドレーで日本記録を樹立しオリンピックに2大会連続で出場、1992年バルセロナオリンピックにて400m個人メドレーで同種目日本人初のファイナリストとなる。選手引退後は俳優に転身、劇団四季ミュージカルなど舞台作品に多数出演した後、テレビドラマなど映像作品にも進出する[1][2][3]
来歴・人物
競泳選手として

福岡県北九州市にて出生、宗像市で育つ。小学2年生の時に水泳をはじめ、中学生の頃より注目を集めると、1日に2万5千メートル以上も泳ぐなど水泳漬けの日々を送る。

西日本短期大学附属高等学校に在学中の1988年日本選手権にて200m・400m個人メドレーで優勝し、ソウルオリンピック200m・400m個人メドレーへの出場を果たす。早稲田大学人間科学部へ進学すると、1990年には400m、1991年には200m個人メドレーでともに日本記録を樹立、400mの記録は2000年まで10年近くにわたって保持していた。1990年には北京で開催されたアジア大会に出場し200m・400m個人メドレーで優勝、同大会で日本人初の金メダルを獲得する。1991年、日本水泳連盟最優秀選手賞受賞。1992年にはバルセロナオリンピックで2大会連続のオリンピック出場を果たすと400m個人メドレーで8位入賞、同種目で日本人初の決勝進出を果たした。

1993年からは1996年アトランタオリンピックでのメダル獲得を目指してオーストラリアへ水泳留学。1994年には日本選手権で優勝、広島で開催されたアジア大会で200m個人メドレーで2位に入賞するものの記録は伸び悩み、アトランタオリンピックの代表選考会を兼ねた1996年の日本選手権で3位となり惜しくも出場権を逃すと、同4月に現役から引退した。

バルセロナオリンピックでの入賞から28年を経た2020年には、ソウルオリンピック、バルセロナオリンピックへの2大会連続出場によるオリンピックムーブメントへ多大な貢献が認められ、日本オリンピック委員会(JOC)より令和元年(2019年)度JOCスポーツ賞特別貢献賞を受賞した[4][5]

俳優として不遇の時代に世話を受けた先輩の木原光知子が創立した「ミミスイミングクラブ」のスーパーアドバイザーに就任し、月1回の指導を行っている[6][7]

日本マスターズ水泳公認大会の表彰式で賞状授与をおこなったことがある。
俳優として

オーストラリアに水泳留学をしたときに初めて観たミュージカル『レ・ミゼラブル』に感動、舞台俳優を志す。早稲田大学人間科学部卒業後の1995年劇団四季オーディションを受験し合格、同年10月に劇団四季へ入団して研究生として俳優をスタート。翌1996年4月の現役引退まで水泳の練習と劇団四季のレッスンの二足のわらじの生活を送る[8]。初舞台は1997年シェイクスピアの『ヴェニスの商人』。退団までに『冒険者たち』、『王子とこじき』、ミュージカル『キャッツ』などに出演。

1998年の劇団四季退団後は、蜷川幸雄演出『リチャード三世』、野田秀樹作『パンドラの鐘』などに出演。ミュージカルでは『エリザベート』、『シラノ・ザ・ミュージカル』などに出演。時代劇では、新派公演『大つごもり』や『ふるあめりかに袖はぬらさじ』、『関ヶ原異聞』などに出演した。

その後テレビドラマへ進出。2009年NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』でオーディションを経て主役の親友・広瀬武夫役を演じ[6] 注目を集めると、2011年TBSJIN-仁- 完結編』で西郷隆盛役を演じる[9] などテレビドラマ出演も増え、同年の第2回岩谷時子賞奨励賞を受賞[10][11]2012年にはNHK大河ドラマ平清盛』へ、2014年にはNHK連続テレビ小説花子とアン』へ出演している[12]

2010年6月には日米合作映画『Playin' for Money』(監督:榎本二郎、ケビン・グラバー) ⇒[1] で初主演。オーディションと面接で大役を掴んだ。同年秋アメリカで公開[要出典]。

音楽活動も盛んで、シャンソンのパリ祭( ⇒[2])で司会や出演をしている。自らも作詞をし、小坂明子作曲でオリジナル曲を発表しつつ、ライブ活動も積極的に行っている。

2005年より所属していたクリームインターナショナルから、2019年9月にヒルストン・エンタープライズへ移籍した。
出演
舞台
劇団四季

ヴェニスの商人(1997年)

冒険者たち(1997年)

王子とこじき(1997年)

キャッツ(1998年) - マキャヴィティ

劇団四季退団後

リチャード三世(1999年 埼玉芸術劇場ほか)

パンドラの鐘(1999年、シアターコクーン

エリザベート

2000年、帝国劇場 - シュテファン 役

2001年、帝国劇場他 - シュテファン 役

2004年、梅田コマ劇場 - エルマー 役

2005年9月、帝国劇場 - エルマー 役


シラノ・ザ・ミュージカル

2000年、中日劇場

2001年、赤坂ACTシアター


GODSPELL(2001年、ル・テアトル銀座

港の見える街(2002年、三越劇場

風の砦(2002年、明治座) - シセク 役

フォーティン・ブラス(2002年、ル・テアトル銀座) - レイアーティーズ 役

新派21世紀バージョン「花たち女たち」(2002年、新橋演舞場

レディ・ゾロ(2003年、赤坂ACTシアター) - バステス少佐 役

風のなごり(2003年、新橋演舞場) - 東田剛 役

大川わたり(2003年、ル・テアトル銀座) - 仙六 役

ふるあめりかに袖はぬらさじ(2003年、大阪松竹座他) - 飯塚 役

イントゥ・ザ・ウッズ(2004年、新国立劇場) - シンデレラの王子・オオカミ 役

朗読新派「大つごもり」

2004年、麻布区民センター - 石の助 役

2005年、麻布区民センター - ?役

2010年12月、麻布区民センター ほか - 石之助 役


BAT BOY The Musical

2005年、シアタードラマシティ他 - リック 役

2006年、東京厚生年金会館他 - リック 役


「KAKURENBO?かくれんぼ」(2005年、時事通信ホール) - 作・作詞・演出・主演

ベルリン・トゥ・ブロードウェイ(2005年、ル・テアトル銀座)



Into The Woods(2006年、新国立劇場) - シンデレラの王子・オオカミ 役

AKURO?悪路?(2006年、サンシャイン劇場) - ヒトカ 役

ハウ・トゥー・サクシード?努力しないで出世する方法

2007年4月-5月、東京芸術劇場他 - バド・フランプ 役

2007年11月 東京芸術劇場 - バド・フランプ 役


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