藍島
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相島 (福岡県)」とは異なります。

藍島

藍島の遠景
所在地 日本福岡県北九州市
所在海域響灘
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度59分25秒 東経130度49分05秒 / 北緯33.99028度 東経130.81806度 / 33.99028; 130.81806
面積0.68 km²
最高標高25 m
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}藍島藍島 (福岡県)福岡県の地図を表示藍島藍島 (日本)日本の地図を表示
OpenStreetMap
プロジェクト 地形
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藍島の空中写真。
2009年4月30日撮影の4枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。藍島小学校藍島市民サブセンター。駐車している軽トラックの左側の木の下に猫が3匹いるのがわかる。

藍島(あいのしま)は、福岡県北九州市小倉北区に属する響灘にある島である。

また、地名(行政区画)としての「藍島」は福岡県北九州市小倉北区の大字となっており、全島がこれに該当する。郵便番号は802-0091。
概要

北九州市の中心部近くの小倉北区浅野より北西約12km、若松区の響灘埋立地の海岸部から北に約5kmの場所に位置する。北北西から南南東に伸びる細長い形をしており、海岸段丘の発達する比較的平坦な島である。約4km南東にある馬島とは渡船で行き来が可能。

人口は218人、世帯数は105世帯(2019年(平成31年)3月31日[1]。釣り客に人気があり、夏には海水浴客も多く訪れる[2]。多くの地域猫が棲む「猫の島」としても知られ[2]、動物写真家の岩合光昭も島の猫を撮影する為に訪れている[3]

漁業が中心で、主にアワビウニサザエが漁獲される。島の北西部に寄瀬浦漁港、南西部に本村漁港、中央部の東側に大泊漁港がある。本村漁港と馬島および本土の浅野を結ぶ定期船が運航されている。

福岡県糟屋郡新宮町にある相島は藍島と同じく福岡県にあり、島名の読みも同一で、猫が多いことでも共通するが、別の島である。
歴史

日本書紀の仲哀紀に「阿閇島」として登場している。隣接する無人島の貝島からは6世紀のものとみられる古墳群が発見される等歴史の古い島である。

1705年宝永2年)から1723年享保8年)、響灘に密貿易の船が出没したため、小倉藩が遠見番所を建てた。その際に使用された旗柱台(1721年(享保6年)設置)は県指定文化財である。
各種施設および学校

民宿が数軒ある。

医療機関として北九州市立藍島診療所がある。

学校は小学校1校(北九州市立藍島小学校
)がある。中学校はなく、本土側の北九州市立菊陵中学校に渡船で通うか、島を離れ北九州市立城南中学校が設置している「ひびき寮」に入寮して同校に入校するか選択する[4]
北九州市発足後暫くの時期までは、菊陵中が馬島とともに分校を設けていたが、生徒数減少で1966年度を最後に廃止された。1968年、城南中に「ひびき寮」が設置され、藍島の小学生は卒業すると島を離れ、この「ひびき寮」に入って城南中に通うこととなった。その後、藍島渡船の船舶改良・ダイヤの工夫により、菊陵中への通学も可能となった。なお、城南中では、現在ひびき寮に入寮している離島の生徒は藍島・馬島の生徒のみとしている(城南中のホームページを参照)。ただいずれにしろ、中学卒業後に高校や高専に進学の場合は、島を離れることを余儀なくされる。浅野渡船乗り場基準で、7:45以前に島から九州本島へ通う船の手段、17:30以降九州本島から島へ戻る船の手段が無いことが、学校生活(特に「0時限」と呼ばれる早朝補習など)、部活動や塾・予備校に通う場合の支障となるためである。同様の理由で、中学で部活動に入る場合も、活動内容によっては渡船通学が困難となるため、その場合は寮生活しか選択肢が無い。
交通

市営渡船
小倉航路(北九州市渡船事業所):小倉渡場(北九州市小倉北区浅野) - 馬島 - 藍島

1日3往復(夏季の土・日・祝日は4往復、年始は2往復)。馬島経由で約35分、片道600円。

島内にバス路線やタクシーはない。
史跡・イベント

藍島遠見番所旗柱台(県指定文化財)

藍島盆踊り(8月、市指定無形民俗文化財)

脚注^ 北九州市小倉北区 推計人口 2019年(平成31年)3月31日現在
^ a b 藍島と馬島行き渡船「こくら丸」新船就航 みんマイ(みんなのマイリビング)エリアニュース(2018年2月22日閲覧)


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