薬(くすり、やく)とは、医療、産業、研究などのために用いられる物質の総称。
薬物 - 「くすり」を生物が摂取することに関する総論および、文化的概論などはこちらを参照。
薬品(薬剤) - 生物摂取用途でないものを含む製品化された化学物質の総論はこちらを参照。
医薬品 - 人などの生物のための医療に用いる物質のこと。下記に詳述。
試薬
農薬
火薬、爆薬
麻薬など、薬物乱用のために取引・摂取される物質の隠語。
薬物・薬品は用途や成分によって「○○薬」あるいは「○○剤」と呼称される。薬を製造する過程を製剤と呼ぶ。
薬の形状別分類については剤形を参照。
医薬・医薬品の一覧生薬(陳皮)漢方薬(六君子湯)化学薬品(レバミピド)
用途や効能別の医薬品の種類については医薬品の薬効分類、解剖治療化学分類法(ATCコード)を、具体的な品目については医薬品一覧、WHO必須医薬品モデル・リスト、漢方方剤一覧を参照。
生薬古代の文明地(中国、ギリシャ等)において「くすり」とは植物(薬用植物)あるいは動物・鉱物から取り出されたもの[1]を指し、これを日本・中国等では「生薬」と称した。
漢方薬伝統中国医学が中国・日本など東アジア各地で漢方医学・中国医学として発展するまでに、有効成分の抽出や、薬剤の調合(調剤)が行われるようになった。
化学薬品
19世紀ころから西洋を中心に有機合成による化学薬品の合成が実用化され、西洋医学で一般的に用いられるようになった。
コカインなどドラッグとは別である
関連項目
「薬」で始まるページの一覧
タイトルに「剤」を含むページの一覧
毒
薬学、化学、内科学、毒性学
生理活性
化学工業、化学品
薬剤師
Template:剤形
Template:Major drug groups
ドラッグ - 曖昧さ回避
薬師 - 曖昧さ回避
Schluckbildchen(ドイツ語版) - 18世紀から20世紀まで西洋で信じられた民間信仰。聖者の絵や聖書の一句を描いた絵を飲むことで癒しの力を得られるとされた。
脚注[脚注の使い方]
出典^ 清水藤太郎『日本薬学史』(1971年復刻)南山堂、1971年(原著1949年)、2-4頁。
.mw-parser-output .dmbox{display:flex;align-items:center;clear:both;margin:0.9em 1em;border-top:1px solid #ccc;border-bottom:1px solid #ccc;padding:0.25em 0.35em;font-size:95%}.mw-parser-output .dmbox>*{flex-shrink:0;margin:0 0.25em;display:inline}.mw-parser-output .dmbox-body{flex-grow:1;flex-shrink:1;padding:0.1em 0}このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。