薬院大通駅(動植物園口)
2番出入口(2022年12月)
やくいんおおどおり
Yakuin-odori
(動植物園口 - Zoo & Botanical Garden)
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薬院大通駅(やくいんおおどおりえき)は、福岡県福岡市中央区薬院四丁目[1]にある、福岡市地下鉄七隈線の駅である。計画時の仮称は「薬院西」だった。駅番号はN13。動植物園口(どうしょくぶつえんぐち)の副駅名が付与されている[2]。
駅のシンボルマークは空港線・箱崎線のシンボルマークとともにグラフィックデザイナーの西島伊三雄に委託されていたが、デザインの完成を待たずに西島が2001年に死去したため、遺稿となった原案を元に息子で同じくグラフィックデザイナーの西島雅幸が完成させたものが使用されている。モチーフは福岡市動植物園のゾウと花[3]。駅識別カラーは DIC-121(系統色名:あざやかな黄赤)で、金山駅・橋本駅・櫛田神社前駅と共通[4]。
天神南駅が管理し、日本通運福岡支店が駅業務を受託する業務委託駅である[5]。 かつては西鉄福岡市内線城南線にも薬院大通電停が存在したが、1975年(昭和50年)11月2日に廃止された。立地的には、現在の地下鉄駅の西端がかつての電停のほぼ東端の位置にあたる。 島式ホーム1面2線を有する地下駅。出口は2ヶ所あり、いずれもエレベーターを併設する。2番出口側には有料駐輪場がある。 地階出入口出入口 各階の面積は、地上61平方メートル、地下1階2,756平方メートル、地下2階2,407平方メートル[1]。本駅は七隈線の16駅の設計をする際の標準駅として計画・設計されている[1]。利用者の目に留まる箇所に用いられる「個性化壁」には、赤褐色の二丁掛b器質タイル(220mm×60mm×厚さ22mm)を使用している[7]。
歴史
1998年(平成10年)10月24日 - 1999年(平成11年)5月31日:設計期間(実施設計者:日建設計)[1]
2002年(平成14年)8月30日 - 2004年(平成16年)7月31日:施工期間(施工者:西松・松村・梅林 建設工事共同企業体)[1]
2005年(平成17年)2月3日 - 開業。開業時から業務委託駅[6]。
2018年(平成30年)9月20日 - 「動植物園口」の副駅名を付与[2]。
駅構造
地下1階コンコース階コンコース、案内所、自動券売機、自動改札口
トイレ(改札内)
地下2階1番ホーム■七隈線 博多方面(薬院駅)→
島式ホーム,右側のドアが開く
2番ホーム←■七隈線 橋本方面(桜坂駅)
改札口(2022年12月)
ホーム(2022年12月)
駅名標(2018年12月)