蔵馬
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この項目では、架空の人物、蔵馬について説明しています。元力士については「蔵間竜也」をご覧ください。
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蔵馬
幽☆遊☆白書のキャラクター
登場(最初)原作・act.20「三匹の妖怪!!」
アニメ・第6話「三匹の妖怪!飛影・蔵馬・剛鬼」
声優緒方恵美
中原茂
演者志尊淳
プロフィール
別名南野秀一
性別男性
種類妖怪
肩書き学生、元盗賊
親戚南野志保利(母)
畑中(義父)
畑中秀一(義弟)
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蔵馬(くらま)は、漫画およびそれを原作としたアニメ映画幽☆遊☆白書』に登場する架空の人物。担当声優緒方恵美。暗黒武術会での妖狐蔵馬の声優は中原茂[注 1]実写ドラマ版の演者は志尊淳[1]
来歴

何百年も生きたが進化した妖狐であり、魔界でも有名な宝具専門の盗賊

15年前、霊界のハンターに瀕死の重傷を負わされ霊体の状態で人間界に逃亡。人間に擬態することも出来ないほどの重傷だったことから南野志保利が妊娠していた胎児に憑依融合し、南野秀一(みなみの しゅういち)に転生する。

10歳のころには妖力が戻るのでそれを機に家族の前から姿を消すつもりだったが9歳のころに志保利が自分を庇って腕に一生消えない傷を負うという事故が発生。彼女への罪悪感から家に残り続けた。さらにその数年後、志保利が病に倒れたことで彼女を母親として慕っていることを自覚するようになった。なおアニメ版では傷の一件はカットされている[注 2]

志保利を救うべく飛影たちと組んで暗黒鏡を盗み出し、その願いの代償として自分の命を捧げようとしたが浦飯幽助の介入により死を免れ[注 3]、志保利も回復。飛影と交戦中の幽助を助けることで借りを返している。四聖獣事件からは社会復帰のための奉仕活動として本格的に幽助に協力するようになり、人間界を守る立場にもなる。

高校は進学校・盟王学園高校に通っており、成績はトップを維持。クラブは「一番ヒマそうだったから」との理由で生物部に所属[2]。登場当初は高校1年生、暗黒武術会後は高校2年生。最終回では大学には進学せず、社長である継父が経営する中小企業に就職したと明かされている。
人物

秀一としての容姿は中性的な顔つきとハネの強いロングヘアが特徴。髪の色と瞳は原作では黒で描かれることが多く、アニメ版では赤い髪と緑の瞳となっている。身長はアニメ設定では桑原静流と同じ[3]。髪型に関しては中学3年生までは短髪だった。桑原和真の通っている高校の女生徒たちから女性と勘違いされたこともあり、本人は結構気にしていた。

冷静沈着で社会性にも優れる。お人好しな面もあるが[注 4]、自分自身や仲間・家族に危害を加える者に対しては容赦せず、本気で怒ると妖狐時代からの冷徹さや残忍さを発揮。人をからかうのが好きな面もあり、特に飛影は分かりやすい反応を示すため彼と雪菜の関係を知った後はより頻繁に行っているが[注 5]、からかいながらも飛影が雪菜に兄であることを明かすことを勧めることもあった(アニメ版より)。

幽助陣営の優秀なブレーンであり、直情的な幽助、桑原、飛影の間を取り持ち纏めている。特に飛影とは仲間であると同時に孤児である彼の保護者的な役割も担っている[4]。魔界の扉編では自分一人だけ罠に掛からなかったり、スリーセブンで相手を負かしたりといった頭の良さを遺憾なく発揮している。

育成者としても優れており、桑原を暗黒武術会で通用するまでに鍛え上げたほか、同大会で知り合った妖怪たちを黄泉軍の戦力として十分なまでに育てた実績がある[注 6]。桑原が高校に進学後、彼の学業面の面倒も見ている。

魔界統一トーナメント編で母親・志保利が再婚。新たに弟となった義父の連れ子の名前も秀一で、再婚相手の「畑中」姓ではなく南野の姓をその後も名乗り続ける。義弟の畑中秀一とはお互いを「秀一くん」「秀一兄さん[注 7]」と呼び合っている。

中学生のころに喜多嶋麻弥から告白されるが、蔵馬は彼女を霊感がある人間と認識していた程度だったため、「やっぱり気付いてなかったんだね」と麻弥に見抜かれた。そして蔵馬は「本当の気持ちを伝えれば必ず危険に巻き込むことになる[注 8]」という理由から麻弥からの告白を断る。その後、麻弥が八つ手に捉えられた(蔵馬曰く「最悪のケース」)ことにより、救出後これ以上彼女に迷惑をかけまいと夢幻花の花粉を用いて麻弥の"蔵馬への想い"を抹消させた。


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