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過去にTSUTAYA事業を行っていた事業子会社については「CCC (企業)」をご覧ください。
かつて存在した福島市の商業施設については「コルニエツタヤ」をご覧ください。
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カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
Culture Convenience Club Co., Ltd.
本社が入居する渋谷ガーデンタワー
種類株式会社
市場情報非上場(以下は過去のデータ)東証1部 4756
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(英: Culture Convenience Club Co., Ltd.、略称:CCC)は、TSUTAYA及び蔦屋書店などのプラットフォーム事業、Vポイントなどのデータベースマーケティング事業、CCCグループを統括する日本の企業。
1985年9月20日、CCCはTSUTAYA(蔦屋)のフランチャイズ(FC)本部として設立。その後、グループ会社との分割や合併などを重ね、現在の体制を築いた(後述)。
2023年10月1日、吸収分割によりTSUTAYAフランチャイズ事業をグループ会社のMPDに統合。統合後のMPDは、その社名をカルチュア・エクスペリエンスに改め、日本国内のTSUTAYAフランチャイズ事業を連結の範囲から除外。 TSUTAYA(蔦屋)は1983年3月24日、大阪府枚方市にて創業。1号店の店名は「蔦屋書店 枚方駅前店」。シンボルマークは「好きで一緒に楽しんで」のモットーを表現したもので、右上のセンサーと波線は時代に敏感で豊かな人間性を持つ集団の育成やより豊かで便利な社会の実現に向けた生活提案、中央の顔の部分はマルチメディアによる感動情報の流通や人々の自己実現の手伝いへの思いを込めてフレンドリーな全体像とした[2]。 その名の由来はTSUTAYAの創業者である増田宗昭(現:カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役社長兼CEO)の祖父が営んでいた置屋の屋号が「蔦屋」であったことによる[3]。「江戸時代の地本問屋『蔦屋』の主人で、写楽を世に送り出したとも言われている蔦屋重三郎にあやかり名付けた」という説もあるが、1999年までに社内教育用に使用された書籍には増田の祖父の置屋の屋号に由来するとある。蔦屋重三郎由来説は、後に増田の知人から「置屋由来よりイメージがよいので用いてはどうか」というアドバイスによる後付けである。 店舗ブランド 創業の屋号「蔦屋書店」の通り、1983年3月の創業時より書店事業を展開、1号店は大阪屋系列の本のフランチャイズ加盟店として出店[4]。1986年6月に日本出版販売と業務提携。1994年より書籍販売事業「TSUTAYA BOOKS NETWORK」(TSUTAYA BOOKS)のフランチャイズ展開を開始。 店舗ではTSUTAYA本の取扱いに関して、TSUTAYA BOOK NETWORK加盟店と独自で書店事業を行っているTSUTAYAレンタル加盟店がある。47都道府県のうち、島根県のみTSUTAYA BOOKS加盟店が存在しない[注 1]。TSUTAYA BOOK NETWORK加盟店の多くはCCCと業務提携している日本出版販売やカルチュア・エクスペリエンス(日販グループ)と取引をしているが、トップカルチャーやCCC子会社の旭屋書店はトーハンと取引をしている。 2024年4月1日現在、販売本取扱い店舗数は694店舗[10]。
TSUTAYA及び蔦屋書店事業
レンタル事業を軸とした「TSUTAYA(蔦屋)」
ライフスタイル書店の「蔦屋書店(TSUTAYA BOOK)」
新たな読書スタイルを提供する書店の「TSUTAYA BOOKSTORE」
シェアオフィスの利便性とラウンジの居心地の良さを兼ね備えた「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」
アート専門書店の「NADiff(ナディッフ)」
ライフスタイルジム「TSUTAYA Conditioning」など
書籍・雑誌販売
2012年度の売上高が過去最高の1097億円となり業界最大手の紀伊國屋書店を抜いて首位となった[5]。
2016年度の書籍・雑誌販売額が1308億円(全国812店舗)となり、1994年より22年連続して過去最高額を更新した[6]。
2018年度の書籍・雑誌販売額は1330億円を記録[7]。
2020年には年間の国内書籍・雑誌販売額は1427億円を記録し[8]、過去最高額を更新していた。
2021年には年間の国内書籍・雑誌販売額は1376億円と2020年における『鬼滅の刃』のヒットによるコミック売上の反動と雑誌の売上減の影響により売上が落ち込んだ[9]。
映像・音楽ソフト・コミックレンタルレンタルDVD・ビデオコーナーの一例SHIBUYA TSUTAYA 4F レンタルDVD・CD(邦画・アニメ・ジャズ・サントラ)