蓮華岳
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蓮華岳
西側の針ノ木岳から望む蓮華岳、遠景は浅間山
標高2,798.73[1] m
所在地 日本
富山県中新川郡立山町
長野県大町市
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度32分09秒 東経137度42分38秒 / 北緯36.53583度 東経137.71056度 / 36.53583; 137.71056座標: 北緯36度32分09秒 東経137度42分38秒 / 北緯36.53583度 東経137.71056度 / 36.53583; 137.71056[2]
山系飛騨山脈
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北緯36度32分09秒 東経137度42分38秒 / 北緯36.53583度 東経137.71056度 / 36.53583; 137.71056 (蓮華岳)

蓮華岳 - 地理院地図

蓮華岳 - Google マップ

OpenStreetMap
プロジェクト 山
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蓮華岳(れんげだけ)は、飛騨山脈北部[3]富山県中新川郡立山町長野県大町市とにまたがる標高2,799 m[1][4]日本で66番目に高い[5]。針ノ木峠を挟んで針ノ木岳の東側に対峙している。
概要

東西に長い頂稜は、濃飛流紋岩型の溶結凝灰岩からなる[6]。山頂の西には若一王子神社の奥宮があり[3][4]、山頂には二等三角点(点名が「蓮華岳」、標高2,798.73 m、1902年明治35年)に選点[6])が設置されている[1] 山頂付近の砂礫地の斜面には、コマクサ[3][6]アオノツガザクラ[7] などの高山植物が自生している[4]針ノ木峠までの後立山連峰の南側に位置し、麓の大町市から眺めると円錐形のどっしりとした山容である[4][6][8]。蓮華岳の山域を含む飛騨山脈の主要な山域は、1934年昭和9年)12月4日に中部山岳国立公園の指定を受けた[注釈 1][9]日本山岳会により日本三百名山の一つに選定されている[10]。針ノ木岳と蓮華岳が大町市を代表する山として「信州ふるさと120山」の一つに選定されている[11]。別称が、烏帽子岳と北針ノ木岳[6]。周辺との山並みをの花に見立てその中心の山であることが山名の由来であると見られている[6][10]
登山

西の針ノ木峠から烏帽子岳方面への縦走路の登山道が整備されている[4]。蓮華岳から南烏帽子岳までは、北アルプス主稜線の中でも、登山者が少ないエリアである。山頂付近は風化した白い砂礫で歩きやすい[6]。飛騨山脈を縦走する登山者が通過する場合に、登頂されることもある。上部の高山帯の登山道脇の斜面では、コマクサの群生が見られる[7]
登山ルート蓮華岳の上部の高山帯には高山植物コマクサが自生している。
扇沢からのルート
扇沢からの登山道が主要ルートとされている[3]。途中の針ノ木峠の手前には、日本三大雪渓の一つ、針ノ木雪渓がある。登山経路は、扇沢駅 - 大沢小屋 - (針ノ木雪渓) - 針ノ木峠(針ノ木小屋) - 若一王子神社奥宮 - 蓮華岳[7][12]
船窪新道
葛温泉から船窪新道を利用して登られることもある[6]。蓮華岳の南面は急な尾根道で「蓮華の大下り」と呼ばれ、難所には梯子や鎖が設置されている[7]。登山経路は、葛温泉(七倉山荘登山口) - 七倉尾根 - 船窪小屋 - 七倉岳 - 七倉乗越 - 北葛岳 - 北葛乗越 - 蓮華岳[7]
周辺の山小屋針ノ木岳方面から望む針ノ木峠にある針ノ木小屋と蓮華岳

周辺の登山道上には、山小屋[13]キャンプ指定地[14] がある[12]。登山シーズン中の一部期間に有人の営業を行っている。最寄りの山小屋は針ノ木小屋で[15]、登山口周辺の扇沢駅には一般の宿泊施設がある。積雪量の多い地域であり、営業期間外には閉鎖される。

名称所在地標高
(m)蓮華岳からの
方角と距離 (km)
[注釈 2]収容
人数キャンプ
指定地備考
大沢小屋篭川端・大沢出合1,700北北西 2.120テント3張1925年開業[16]
針ノ木小屋針ノ木峠2,536西 1.5100テント20張1930年開業[17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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