この項目では、佐賀県の旧自治体・佐賀市の地域について説明しています。日本各地の蓮池町については「蓮池」をご覧ください。
蓮池町
町名
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.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度14分44.5秒 東経130度21分36.3秒 / 北緯33.245694度 東経130.360083度 / 33.245694; 130.360083
蓮池町(はすいけまち)、蓮池(はすいけ[9]、はすのいけ[9])は佐賀県佐賀市の中心部から東へおよそ6 キロメートル付近一帯の地名である[10]。
室町時代に築かれた蓮池城を中心に発展した城下町で、明代の中国で1577年に完成した『図書編』[11]には、「法司奴一計[12] [注 1]」として言及がある。江戸時代には佐賀藩の支藩蓮池藩(はすいけはん、はすのいけはん)がおかれ、明治の廃藩置県の直後は蓮池県となり、のちに佐賀県の一部となった。周辺の旧支藩領だった地域の村を併せて編成された神埼郡蓮池村は1935年(昭和10年)に町制を施行して蓮池町(はすいけまち)となり、1955年(昭和30年)に大部分が佐賀市に編入されて佐賀市蓮池町となった。なお、一部の地区は周辺の3カ村と新たに千代田村(現在の神埼市)を編成した。
現在は佐賀市の「蓮池町蓮池」「蓮池町見島」「蓮池町小松」「蓮池町古賀」の4つの大字となっており、蓮池城跡・県庁跡には蓮池公園が整備されている。 蓮池町エリア周辺(1985年の航空写真)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
地理・地勢河道改修後の現在の佐賀江川(蓮池公園の北側)。潟粘土が川岸に堆積している。
現在の蓮池町相当地域は、佐賀市の最東部に位置している。西・北・東で神埼市と接しており、南東部では福岡県大川市とも接している。
一帯はきわめて平坦な佐賀平野の中央部にあたる。筑後川を中心に水路や小河川が網目のように入り組んでおり、クリーク地形と呼ばれる。
西のほうからは佐賀市の中心部から佐賀江(佐賀江川)が流れてきて、おおむねその左岸が蓮池町地区である。このあたりで北から中地江(中地江川)と城原川とが合流している。中地江は、河道改修が行われる前の城原川の本流で、その上流には吉野ヶ里遺跡がある。佐賀江と城原川の合流後まもなく筑後川に注いでいる[12][14]。
これらの河川はかつては複雑に蛇行していたが、長年の河道改修によって大きく流路を変えている。蓮池町の町域や大字・小字の区割りには、旧来の流路の名残があり、現在の川筋からみると飛び地状になっている。蓮池町地区のシンボルともなっている旧蓮池城跡(蓮池公園周辺)の堀割は、かつては蛇行する佐賀江の流路そのものが利用されていたが、佐賀江の改修によって、本流から南へ突き出たような格好になっている。