蒲原鉄道がかつて運行していた鉄道路線については「蒲原鉄道線」をご覧ください。
蒲原鉄道株式会社
Kanbara Tetsudo Co., Ltd.
蒲原鉄道村松駅バスターミナル
右側の3階建部分が本社。1階は旧村松駅、現在は蒲鉄トラベルの店舗兼定期券発売所となっている。
種類株式会社
略称蒲鉄
本社所在地 日本
〒959-1704
新潟県五泉市村松甲1364番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度41分50.7秒 東経139度10分39.7秒 / 北緯37.697417度 東経139.177694度 / 37.697417; 139.177694
蒲原鉄道株式会社(かんばらてつどう、英: Kanbara Tetsudo Co., Ltd.)は、新潟県五泉市に本社を置くバス事業者。1999年までは鉄道事業者として蒲原鉄道線を運行していたが全線廃止され、バス専業事業者となった。略称は「蒲鉄(かんてつ)」。
本項では、かつて蒲原鉄道が運行していた一般路線バスを引き継ぎ廃止代替バスを運行していた、子会社の蒲鉄小型バス株式会社(かんてつこがたバス)についても記述する。 本社は新潟県五泉市村松甲1364(村松駅前バスターミナル内)に所在する五泉市のコミュニティバスの運行業務を一部受託している。そのほか、貸切バス事業、旅行業も行っている。 一般路線バスも運行していたが、2010年9月30日をもって全路線を廃止し、沿線自治体が運行する廃止代替バスへ転換された。高速バスを1路線運行していたが、2024年3月31日を持って撤退となった。 ときライナーG 五泉村松線を運行していたが、2024年3月31日をもって泉観光バスへ移管し、撤退した[7]。
概要
初代社章
2代目社章
沿革
1922年(大正11年)9月22日 - 設立。
1923年(大正12年)10月20日 - 鉄道線・村松 - 五泉間開業。
1930年(昭和5年)
7月20日 - 鉄道線・東加茂 - 村松間開業。
10月20日 - 鉄道線・加茂 - 東加茂間が開業し、鉄道線が全線開通。
1951年(昭和26年)5月9日 - 乗合バスの運行を開始。
1953年(昭和28年)3月18日 - 貸切バス事業を開始。
1972年(昭和47年)1月8日 - 旅行業の取扱いを開始。
1980年(昭和55年)11月6日 - 現社屋・村松駅新駅舎が竣工。旧駅舎は北蒲原郡安田町(現:阿賀野市)へ移築、現:安田民俗資料館[1]本館。
1985年(昭和60年)4月1日 - 鉄道線・加茂 - 村松間が廃止、路線バスへ転換。
1994年(平成6年)7月29日 - 高速バス・新潟線を開設(新潟駅前 - 村松駅前間、新潟交通との共同運行)[2]。
1999年(平成11年)10月4日 - 鉄道線・村松 - 五泉間が廃止され全線廃止、廃止代替として並行する路線バス「五泉線」を増発して対応。
2000年(平成12年) - モハ1を加茂市に譲渡。蒲原鉄道の冬鳥越駅跡地の「冬鳥越スキーガーデン」で保存[3]。
2002年(平成14年)11月1日 - 蒲原鉄道の一般路線バスを全路線廃止。子会社の蒲鉄小型バス株式会社が、五泉市・加茂市からの委託を受け廃止代替バスとして運行開始(その後、五泉・加茂両市内の一部路線はコミュニティバス等に転換。詳細は後述)。
2010年(平成22年)10月1日 - 蒲鉄小型バスの自治体共同運行バス(2006年秋までの廃止代替バスに該当する制度)を全路線廃止、五泉市のコミュニティバス「ふれあいバス」とデマンド乗合タクシー「さくら号」へ転換し、ふれあいバスの運行業務の一部を受託開始(詳細は五泉市ふれあいバス#沿革を参照)。
2014年(平成26年)10月1日 - 高速バス・新潟線から新潟交通観光バス(新潟交通から移管)が撤退、蒲原鉄道の単独運行となる。
2022年(令和4年)
4月1日 -新潟県内のバス事業者6社(蒲原鉄道、頸城自動車、新潟交通、越後交通、新潟交通観光バス、アイ・ケーアライアンス)は、県内の高速バス9路線を統一ブランド「ときライナー」として運行開始。同一のウェブサイトでバスロケーションシステムが利用できるようになり、またバス車内でのフリーWi-Fiが利用可能となる[4]。
4月1日 - 五泉市村松郷土資料館で「蒲原鉄道創立100周年特別展」を6月12日まで開催 [5][6]。
6月15日 - 城跡公園に保存されている「モハ11」修繕のクラウドファンディングを9月10日まで実施[5] 。
9月29日 - 創立100周年を迎える。
2024年(令和6年)
4月1日 - ときライナー五泉村松線を泉観光バスに移管し、高速バス事業から撤退[7]。
鉄道事業「蒲原鉄道線」を参照
バス事業
高速バス