蒲郡駅
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蒲郡駅
南口駅前広場(2018年5月)
がまごおり
Gamagōri


所在地愛知県蒲郡市
所属事業者東海旅客鉄道(JR東海・駅詳細
名古屋鉄道(名鉄・駅詳細
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蒲郡駅(がまごおりえき)は、愛知県蒲郡市元町および港町にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線および名古屋鉄道(名鉄)蒲郡線である。駅番号は東海道本線がCA47、蒲郡線がGN22。

東海道本線の運行形態の詳細は「東海道線 (名古屋地区)」を参照。
概要

蒲郡市の中心駅で、「観光交流立市宣言」をした観光の街「蒲郡」の玄関口である。JR東海・名鉄ともに駅員が配置されている。かつてはJR東海と名鉄の共同使用駅であったが、蒲郡駅付近連続立体交差事業(鉄道高架化)の完了により、駅舎改札が分離された。

JR東海の東海道本線と、名鉄の蒲郡線が乗り入れ、接続駅となっている。蒲郡線は当駅が終点となっている。1888年(明治21年)に官設鉄道(現在の東海道本線)浜松駅 - 大府駅間の開通と同時に開業し、のちの1936年昭和11年)に三河鉄道(現在の名鉄蒲郡線)が乗り入れた。なお駅設置当時、駅が所在していた当時の蒲郡村は「かまごおり」と読んでいたが駅は「がまごおり」で開業しており、これが現在の蒲郡市をはじめとする「がまごおり」読みのルーツとされている。

蒲郡駅周辺の鉄道高架化事業(正式名称:蒲郡駅付近連続立体交差事業)は、踏切による交通渋滞事故、鉄道による市街地分断を解消し、魅力的で質の高い街づくりを目的とするもので、高架化および南口再開発2008年平成20年)3月に完了した[1]。南北連絡通路コンコース)の完成で南北地下道は廃止されたが、北口周辺の地下街は現在も営業中である。今後は北口広場において誘客効果が見込める有名店を含む商業施設を設置する予定である。

かつては南口から竹本油脂本社工場と日本通運蒲郡支店への貨物専用線[2]が伸びていた。現在は南口土地区画整理事業が完了し、当時の面影はほとんど残っていないが、蒲郡市民会館臨時駐車場に当時の枕木レールが保管されている。
歴史北口旧駅舎(国鉄管理)北口仮駅舎(2005年7月)

1888年明治21年)9月1日官設鉄道(のちの国鉄・JR)浜松駅 - 大府駅間の開通時に開業[3]一般駅

1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。

1936年昭和11年)7月24日三河鉄道本線(現在の名鉄蒲郡線)三河鹿島 - 蒲郡が開業し当駅に乗り入れる。

1941年(昭和16年)6月1日:会社合併により三河鉄道本線が名鉄三河線となる。

1947年(昭和22年)4月23日:名鉄三河線が600V電化[4]

1948年(昭和23年)5月16日:名鉄の線路名称改定により、三河線の当駅から三河吉田(現・吉良吉田)までが蒲郡線として独立[5]

1959年(昭和34年)7月12日:蒲郡線の電圧を1500Vに昇圧[6]

1965年(昭和40年)9月24日みどりの窓口が設置される。

1967年(昭和42年)

6月20日:地下道(第1期)・蒲郡北駅前地下街が完成する[7][8]

12月5日:北口駅前広場が完成する。


1968年(昭和43年)8月28日:国鉄蒲郡駅鉄筋駅舎起工式を行う。

1969年(昭和44年)

1月29日:国鉄蒲郡駅新駅舎の一部供用開始。地下道(第2期)が完成する[9][10]

4月5日:国鉄蒲郡駅の新駅舎が完成[11]


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