蒲郡市立図書館
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蒲郡市立図書館
Gamagori City Library

施設情報
事業主体蒲郡市
管理運営NPO法人ブックパートナー
指定管理者
開館1969年昭和44年)7月1日[1]
所在地443-0041
愛知県蒲郡市宮成町1-1
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度49分53.82秒 東経137度13分35.16秒 / 北緯34.8316167度 東経137.2264333度 / 34.8316167; 137.2264333座標: 北緯34度49分53.82秒 東経137度13分35.16秒 / 北緯34.8316167度 東経137.2264333度 / 34.8316167; 137.2264333
ISILJP-1001957
統計情報
蔵書数277,552点(2017年度末[2]時点)
貸出数478,681点(2017年度[3]
来館者数326,754人(2017年度[3]
地図

プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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蒲郡市立図書館(がまごおりしりつとしょかん)は、愛知県蒲郡市宮成町にある公共図書館

1969年(昭和44年)7月1日に開館した。2009年(平成21年)4月よりNPO法人ブックパートナーが指定管理者として運営を行っている。教育者の金沢嘉市から蔵書の寄贈を受け、1993年(平成5年)には「金沢ヒューマン文庫」が設置された。2017年度(平成29年度)末の蔵書数は277,552点、2017年度の貸出数は478,681点だった[3]。2017年度末時点の蒲郡市の人口は80,379人であり、市民1人当たり蔵書数は3.5冊、市民1人当たり貸出数は6.0冊だった[3]
歴史
大正文庫(1914年 - 1961年)大正文庫が置かれた蒲郡市立蒲郡南部小学校

宝飯郡蒲郡町は三河木綿の生産や製塩などで栄えた街であり、大正期から昭和初期には三河湾竹島を中心に観光業が発展した。1914年(大正3年)4月には大正天皇即位の礼(御大典)に先立って、御大典記念事業として蒲郡南部尋常高等小学校に蒲郡図書館(大正文庫)が設立された[4]。大正文庫は蒲郡町民が広く利用でき[5]、『蒲郡町誌』が刊行された1928年度(昭和3年度)時点の蔵書数は2,117冊だった[4]
蒲郡市中央公民館図書室(1961年 - 1969年)

戦後の1951年(昭和26年)11月3日には蒲郡町中央公民館(現在の蒲郡郵便局の場所)が開館している[6]。1954年(昭和29年)4月1日に蒲郡町・三谷町塩津村が合併して蒲郡市が発足すると、1961年(昭和36年)には蒲郡市中央公民館に図書室が設置された[7]。蒲郡市中央公民館図書室には「大正文庫」に加えて、灯火具の収集で知られる郷土史家の岸間芳松から寄贈された「岸間文庫」が設置された[5]
蒲郡市立図書館(1969年 - )

蒲郡市立図書館

情報
構造形式鉄筋コンクリート造[1]
敷地面積3,593.84 m² [1]
建築面積1,131.29 m² [1]
延床面積1,986.87 m² [1]
階数2階建(一部3階建)・地下1階建[1]
開館開所1969年7月1日[1]
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蒲郡市民の間で独立した図書館設立の機運が高まったことから、蒲郡市は1968年(昭和43年)12月に宮内町の蒲郡警察署跡地で起工し、1969年(昭和44年)4月には蒲郡市立図書館開設準備室を設置、同年7月に蒲郡市立図書館が竣工・開館した[7]。開館時の蔵書数は約12,000冊だった[8][5]

1970年(昭和45年)5月には蒲郡市中央公民館図書室にあった岸間文庫と大正文庫を蒲郡市立図書館に設置している。 開館後の2年間は、入館票を発行した上で指定席で図書を閲覧する方式だった[8]。しかしこの方式は利用者に不評であり、1971年(昭和46年)に廃止されて自由に利用できる図書館になった[8]。1971年(昭和46年)10月には蒲郡市青少年読書感想文コンクールを開始した[9]。1972年度(昭和47年度)の貸出数は152,713冊であり、1972年度末の蔵書数は32,271冊だった[7]。1973年(昭和48年)7月には「子どもの本研究会」の活動の一環として、毎週日曜日に児童室で「絵本読み聞かせ会」を開始した[9]。1975年(昭和50年)10月には点字図書の貸出を開始し、1977年(昭和52年)4月にはカセットテープの貸出を開始した[9]

1978年(昭和53年)9月から1979年(昭和54年)5月には一度目の図書館増築工事を行い、354m2を増築して開架書架部分を拡大させた[9]。この増築工事によって収蔵能力が5万冊から12万冊に増加している[9]。1980年(昭和55年)4月には個人に対しても紙芝居の貸出を開始した[9]。1982年(昭和57年)12月には2階のベランダを改造して軽読書コーナーを設置した[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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