落合恵子
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おちあいけいこ落合恵子
プロフィール
愛称レモンちゃん
[1]
(ラジオの深夜番組のDJ時代)
出身地 日本 栃木県宇都宮市
生年月日 (1945-01-15) 1945年1月15日(79歳)
最終学歴明治大学文学部英文学科
勤務局文化放送1967年?1974年
活動期間アナウンサー(1967年から1974年)、作家(1974年から)
出演番組・活動
出演中ハートネットTVNHK
出演経歴セイ!ヤングおはようございます 落合恵子です
アナウンサー: テンプレート - カテゴリ

落合 恵子(おちあい けいこ、1945年昭和20年〉1月15日[2] - )は、日本の作家。『週刊金曜日』(株式会社金曜日)編集委員。元文化放送アナウンサー
来歴

栃木県宇都宮市出身[2]。実父の矢野登参議院議員自民党)。婚外子として[3]母子家庭で育つ。異母弟に参議院議員の矢野哲朗がいる。小学一年から東京都中野区育ち[4]明治大学文学部英文学科卒業[2]

1967年4月、文化放送にアナウンサーとして入社[2]。同期に、みのもんたがいる。『日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲』『セイ!ヤング』のパーソナリティを務めた。

『セイ!ヤング』では「レモンちゃん」の愛称でリスナーから親しまれ[1]歌手デビューを果たす。同番組のパーソナリティは、作家に転身後の1978年3月まで務めた。

1971年、『こんばんは、落合恵子です』がスタート( - 1975年)。ゆったりと静かに語り掛ける話術と優しさで、リスナーに人気を得た。

1974年3月、同社を退社[2]し、作家活動を開始。

1976年児童書籍専門店『クレヨンハウス』を開業。同店経営のほか、フェミニストとしての視点から女性と子供の問題についての評論や講演活動を行う。1995年からは『週刊金曜日』(株式会社金曜日)の編集委員を務める。

1986年10月、日曜夜に女性だけのスタッフによる情報番組『落合恵子のちょっと待ってMONDAY』(文化放送)のパーソナリティを務めた。1988年度の日本女性放送者懇談会賞を受賞[5]

2005年、『おはようございます 落合恵子です』(TBSラジオ)でラジオ番組のパーソナリティとして、15年振りに復帰した。

2020年、第55回 ENEOS児童文化賞を受賞[6]
人物

明治大学文学部在学中は英語部(
ESS)に所属。この時の同窓に原田大二郎井崎脩五郎がいる。井崎は出演中のラジオ番組で「落合先輩から、RとLの発音が甘いと注意された」と回顧談を披露した。

1975年11月21日に発売した南沙織のシングル『ひとねむり』の作詞を担当した。

主張

2010年1月15日、「
河野談話以降、日本軍慰安婦問題が何の進展も無い」とした署名活動に賛同し、伊藤成彦金時鐘金石範金城実東海林路得子辛淑玉と共に賛同人に名を連ねた[7]

婚外子差別に反対し、また選択的夫婦別姓制度導入に賛同する[8]。特に婚外子問題について、「婚外子を差別する規定は婚外子の存在を他の子どもの2分の1と言っているに等しく、そのことを法が保証している怖さに気付く必要がある」と述べる。

原発特定秘密保護法案に反対し、マスメディアや関連する集会などで訴えている[9]

山田洋次との対談において「原発を輸出するのではなく、9条こそ輸出したい」と語った[10]

安倍晋三元首相の国葬中止を求める集会にて、「森友加計学園桜を見る会などの疑惑を解明しないまま国葬するわけにいかない。反対の声を後ずさりさせない」と訴えた[11]

永作博美を、演技がとても表現できている俳優だと評価している。

著書

『おしゃべりな屋根裏部屋』
新書館 1971

スプーン一杯の幸せ 愛を語る三つの形』祥伝社(ノン・ブックス)1973 のち集英社文庫

『匙をくわえた天使たち』講談社 1973

『続スプーン一杯の幸せ(愛と生のメルヘン) 』祥伝社(ノン・ブックス)1973 のち集英社文庫

『続々スプーン一杯の幸せ(おとなの愛の処方箋) 』祥伝社(ノン・ブックス)1974 のち集英社文庫

『ふりむいた天使たち』講談社 1975 のち文庫 

『レモンティーがさめぬまに』近代映画社 1975

『恋・スプーン一杯の幸せ 愛の日々はシーソーゲーム』祥伝社(ノン・ブック)1975 のち集英社文庫 

『愛・スプーン一杯の幸せ ぶきっちょな恋の日々に』祥伝社(ノン・ブック) 1975 のち集英社文庫

『新・スプーン一杯の幸せ 愛と不安の春夏秋冬』祥伝社(ノン・ブック)1976 のち集英社文庫

『スプーン一杯の幸せ』は1975年に桜田淳子の主演で映画化された。詳しくは当該項目を参照。


『グッドナイト童話』講談社 1976

『愛のコラージュ』学習研究社 1976 のち集英社文庫

『恋のテキスト・ブック ふたりの愛を育てるために』祥伝社(ノン・ブック)1976 「恋愛テキストブック」改題 

『めぐちゃんの赤いかさ』小学館 創作童話シリーズ 1976

『遺書 白い少女』勁文社(エコーコミックス)1976 - 同年に桜田淳子の主演で映画化された。詳しくは当該項目を参照。

『詩集・ゆうべ、海を見た。』学習研究社 1977

そっとさよなら』集英社 1977 のち文庫 - 1979年にはよみうりテレビの制作でテレビドラマ化された(木曜21時枠)。


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