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華氏911
Fahrenheit 9/11
監督マイケル・ムーア
脚本マイケル・ムーア
製作マイケル・ムーア
ジム・チャルネッキ
キャサリン・グリン
出演者マイケル・ムーア
ジョージ・W・ブッシュ
配給 ライオンズゲート
ギャガ / 博報堂DYメディアパートナーズ / 日本ヘラルド映画
公開 2004年6月23日
2004年8月14日
上映時間112分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$6,000,000[1]
興行収入$222,446,882[1]
17.4億円[2]
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『華氏911』(かしきゅういちいち、原題: Fahrenheit 9/11)は、映画監督マイケル・ムーアが2004年に発表した、アメリカ同時多発テロ事件へのジョージ・W・ブッシュ政権の対応を批判する内容を含むドキュメンタリー映画。 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をめぐり、ブッシュ大統領とビンラディン家やバンダル・ビン・スルターンを含むサウジアラビア王室や、イラク戦争を主導したドナルド・ラムズフェルド国防長官とイラクの独裁者サッダーム・フセインの密接な関係を描き、ブッシュ政権を批判する内容となっている。ムーアはザ・フーの曲「無法の世界」をクレジットタイトルで流そうと考えていたが、作者のピート・タウンゼントに拒否され、最終的にはニール・ヤングの「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」を使用した[3]。 2004年5月17日、第57回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、同年5月22日夜(日本時間5月23日未明)最高賞パルム・ドールを受賞。上映直後にはスタンディング・オベーションが25分間続いた。 配給元の映画会社・ミラマックス社の親会社ウォルト・ディズニー・カンパニーは、政治的影響を懸念してミラマックスに配給拒否を指示。ディズニーは共和党支持者のウォルト・ディズニーが創設した上に、ブッシュ大統領の弟ジェブ・ブッシュが知事を務めるフロリダ州に位置するウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは税制優遇措置を受けているため、配給禁止は優遇措置がこの映画によって損なわれることを懸念したためだろうと報じられ、ディズニー側はこれを否定しながらも、「会社の利益を損なう映画の配給を止める権利がある」ともコメントした。 その後ディズニーはミラマックスの創業者ワインスタイン兄弟に配給権を推定約600万ドル(約6億6000万円)で売却し、映画はライオン・ゲート・エンターテインメントとIFCフィルムズの配給で2004年6月25日の全米劇場公開が決まった。
概要