菅生石部神社
所在地石川県加賀市大聖寺敷地ル乙81
位置北緯36度18分46.95秒
東経136度19分14.94秒
菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)は石川県加賀市にある神社である。式内社、加賀国二宮で、旧社格は国幣小社。通称敷地天神、菅生天神。 現在の祭神は「菅生石部神」となっており、これは天津日高日子穗穗出見命、豐玉毘賣命、鵜葺草葺不合命の三柱の総称としている。 祭神については諸説あり、少彦名神とする説もある。菅生石部神の本体三柱も、元は祭神の諸説の一つであった。 社伝によれば、用明天皇元年(585年)、この地で疾病が流行したとき、宮中で祀られていた菅生石部神が勧請されたのに始まるという。延喜式神名帳では小社に列し、加賀国二宮とされた。古来より朝廷・武門からの崇敬が篤く、天慶3年には正四位下の神階が授けられた。『平家物語』巻七には、木曾義仲が当社へ「のみ(野美)の庄」を寄進したとの記述がある。中世には、一帯は北野天満宮の社領となっていた。「天神」の通称はそこからきたものであり、現在もその名残で境内に牛の像が残っている。 京都の敷地神社(わら天神)は、当社からの勧請である。 毎年2月10日の例祭では、「竹わりまつり」の異名を持つ御願神事(ごんがんしんじ)が行われる。御願神事は1987年に石川県指定無形民俗文化財となる[1]。 [ヘルプ]
目次
1 祭神
2 歴史
3 祭事
4 文化財
5 脚注
6 関連図書
7 関連項目
8 外部リンク
祭神
歴史
祭事
文化財
重要文化財
蒔絵角赤手箱(東京国立博物館に寄託)
正親町天皇宸翰詠草 永禄四年八月十五日夜三条西公条点(石川県立美術館に寄託)
加賀市指定有形文化財
神門[2]
脚注
^ ⇒加賀市教育委員会(文化財保護課)
^ ⇒九州神社紀行(ブログ)
関連図書
安津素彦・梅田義彦編集兼監修者『神道辞典』神社新報社、1968年、33頁
白井永二・土岐昌訓編集『神社辞典』東京堂出版、1979年、184頁
関連項目
別表神社
外部リンク
⇒菅生石部神社(公式サイト)
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更新日時:2018年9月7日(金)12:10
取得日時:2018/11/14 03:34