この項目では、1915年に改称された2代目荒浜駅について説明しています。1912年から1915年まで同名を称した初代駅については「西中通駅」をご覧ください。
荒浜駅*
駅舎(2021年9月)
あらはま
Arahama
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所在地新潟県刈羽郡刈羽村大字正明寺[1].mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度24分16.92秒 東経138度36分6.45秒 / 北緯37.4047000度 東経138.6017917度 / 37.4047000; 138.6017917
荒浜駅(あらはまえき)は、新潟県刈羽郡刈羽村大字正明寺にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅である[1]。 単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。建て直し以前は島式ホーム1面2線となっていたが、建直しを経た現在、交換設備は撤去されている。 以前は直営駅だったが、現在は長岡駅管理の無人駅[1]。駅舎内には化粧室と待合室(お知らせ標[注釈 1]・乗車駅証明書発行機)がある。駅入口にはバリアフリー対応スロープが設置されている[注釈 1]。 番線路線方向行先 駅周辺は桃の産地でそれに因んだ石碑が建立されている[1]他、郵便局がある。
歴史
1915年(大正4年)
6月15日:越後鉄道の停留場(旅客のみ取扱)として開設[2]する[4]。当時の駅名は新荒浜駅(しんあらはまえき)で[2]、当時の「荒浜駅」は隣の西中通駅だった[3]。
7月1日:停車場(駅)に昇格、荒浜駅(2代)に改称[3]。
1927年(昭和2年)10月1日:越後鉄道が国有化、鉄道省越後線所属となる[5]。
1963年(昭和38年)2月1日:貨物取扱廃止[5]。
1973年(昭和48年)
11月30日:有人駅であったが、この日限りで窓口業務終了。
12月1日:荷物扱い廃止[5]。駅員無配置化に伴い、無人駅化[6]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[5]。
2007年(平成19年)7月16日:新潟県中越沖地震によりホーム・駅舎共に陥没・沈下の被害を受ける[1]。その後、応急処置的工事を受けプレハブの簡易な駅舎での仮営業となる[1]。
2008年(平成20年)3月25日:前述の経緯で被災したため建て直し工事を実施し、現駅舎完成[1]。
駅構造
のりば
1■越後線上り柏崎方面[7]
下り吉田・新潟方面[7]
化粧室(2018年11月)
待合室(2021年9月)
ホーム(2021年9月)
駅周辺
隣の駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
■越後線西中通駅 - 荒浜駅 - 刈羽駅
脚注[脚注の使い方]
注釈^ a b ギャラリー参照
出典^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、20頁。
^ a b c 「軽便鉄道停留場設置」『官報』1915年6月26日
^ a b c 「軽便鉄道停車場名称変更」『官報』1915年7月6日
^ “駅の情報(荒浜駅):JR東日本
^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 U』JTB、1998年、596頁。