英雄王、武を極めるため転生す
?そして、世界最強の見習い騎士♀?
ジャンル異世界ファンタジー[1]
小説
著者ハヤケン
『英雄王、武を極めるため転生す ?そして、世界最強の見習い騎士♀?』(えいゆうおう ぶをきわめるためてんせいす そしてせかいさいきょうのみならいきし)は、ハヤケンによる日本のライトノベル。『小説家になろう』にて2019年3月12日より連載中。単行本はHJ文庫(ホビージャパン)より刊行されている。
2023年1月から3月までテレビアニメが放送された。 女神アリスティアの加護を受け、神の力を操る.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}神騎士(ディバインナイト)として巨大な国を打ち立て、国の為に生涯をささげた英雄王・イングリスは、老衰によってその生を終えようとしていた[2]。そして死の直前に女神アリスティアが現れ、功績に報うため願いを叶えるという。それを聞いたイングリスは、もう一度生まれ変わり、次の人生では己の武を極めたいと願う。その願いは無事叶えられ未来で騎士の名家の子供に転生したが、何故か性別は女の子だった。 転生後のイングリス・ユークスは、0歳の時から前世の記憶と神騎士の能力を持っており、霊素(エーテル)が制御できたため、家に襲撃を賭けた蜥蜴の魔石獣に対峙して霊素弾(エーテルストライク)で消滅させることが可能だった。6歳時の洗礼では神騎士として霊素を纏っていることで魔素(マナ)の流れを弾いてしまうため、魔素を固定化刻印してできる魔印(ルーン)が授からず、正式な騎士にはなれず従騎士相当と判定される。そのことを内心喜んだイングリスは、ラフィニアを支える従騎士になると宣言し、その後の修行の日々を送る。 イングリス達は12歳の時に聖騎士のレオン、天恵武姫(ハイラル・メナス)のエリス、天上人(ハイランダー)に出合い、その後の騒動ではイングリスが人型の魔石獣を霊素弾で倒した。 15歳に成長したイングリスとラフィニアは、王都に向かう道中で血鉄鎖旅団が起こした事件に巻き込まれたり、レオーネと出会い連携して魔石獣を倒すなどした後、三人一緒に王都のカイラル王立騎士アカデミーに入学する。 声の項はメディアミックスにおける声優。リーディングライブのキャストは下記。
あらすじ
登場人物
イングリス・ユークス / クリス
声 - 鬼頭明里[3][4]主人公。前世の英雄王イングリス(声 - 麦人[5])が、城塞都市ユミルの騎士団長リューク・ユークス(声 - 新垣樽助)の娘イングリスとして転生した姿。前世の老齢男性の意識があることから、ラフィニアを孫娘のように感じたり、自身と男性との恋愛について拒否感があったりする。自他ともに認める美少女に成長し、そのこと自体は悪くないと感じているが、男性の目を引き付けることは内心嫌がっている。容貌は実年齢より上に見えて胸の発育もよい。武を極める、という今生の目的の為に基本的には自分が戦うことを最優先に考え、世情には余り興味を示さない。とにかく実力のある相手にやたらと手合わせをしようとしたり、戦いの機会を増やそうと画策するため、周りからは戦闘狂や獣のようにみられることがある。ラフィニアはイングリスのことを「天使の身体に武将の魂が宿ってる」「ドレスを着た野獣」と表現することがある。また武を極めるため戦うのであり蹂躙は望んでいないため、あえて自分の能力を制限して戦うことが多い[注 1]。ただし、戦う機会が出来ても相手が戦意喪失したり、状況の変化で勝負が有耶無耶になったりして満足に戦えないことが多く、運はあまり良くない模様。ラフィニアの母親である伯母イリーナ(声 - 上田瞳)と母親セレーナ(声 - 茅野愛衣)の遺伝のせいで、ラフィニアとラファエルと揃って周りの人が驚くほど大喰らい。
ラフィニア・ビルフォード / ラニ
声 - 加隈亜衣[3][4]イングリスと同い年の従姉妹で幼なじみ。