英連邦王国
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イギリス君主を元首としない王国や共和国も加盟する国際機関である「イギリス連邦」あるいはイギリスを指す「連合王国」とは異なります。
青が現在のコモンウェルス・レルム。赤が過去のコモンウェルス・レルム。

イギリス国王関連の地域
イギリス連邦加盟国

 アンティグア・バーブーダ

アンティグア

バーブーダ


 オーストラリア

アシュモア・カルティエ諸島

オーストラリア南極領土

オーストラリア領インド洋地域(英語版)

 クリスマス島

 ココス諸島


コーラル・シー諸島

ハード島とマクドナルド諸島

ハード島

マクドナルド諸島


 ノーフォーク島


 バハマ

 ベリーズ

 カナダ

 グレナダ

カリアク島・プティトマルティニーク島


 ジャマイカ

 パプアニューギニア

 ブーゲンビル州


ニュージーランド王国

 クック諸島

 ニュージーランド

ロス海属領

 トケラウ


 ニウエ


 セントクリストファー・ネイビス

セントクリストファー島

 ネイビス島


 セントルシア

 セントビンセント・グレナディーン

セントビンセント島

グレナディン


 ソロモン諸島

 ツバル

 イギリス

 イングランド

北アイルランド

 スコットランド

 ウェールズ

イギリスの王室属領

ガーンジー代官管轄区

 オルダニー島

ガーンジー

 ハーム島

ジェソー島


 サーク島


ジャージー代官管轄区

 マン島
イギリスの海外領土

 アンギラ

 バミューダ諸島

イギリス領南極地域

 イギリス領インド洋地域

 イギリス領ヴァージン諸島

 ケイマン諸島

 フォークランド諸島

 ジブラルタル

 モントセラト

 ピトケアン、ヘンダーソン、デュシー、エオエノ諸島

ピトケアン諸島

ヘンダーソン島

デュシー島

オエノ島


 セントヘレナ

 セントヘレナ

 アセンション島

 トリスタン・ダ・クーニャ

ゴフ島



 サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島

サウスジョージア島

サウスサンドウィッチ諸島


 アクロティリおよびデケリア

デケリア駐屯地

エピスコピ駐屯地


 タークス・カイコス諸島

 英連邦王国 (イギリスの君主)

コモンウェルス・レルム(: Commonwealth realm)は、コモンウェルス首長を兼ねるイギリスの君主法人としての国王も参照)を自国の君主として戴く、個々の独立した主権国家を指す。2022年の時点でいずれもコモンウェルス・オブ・ネイションズ (イギリス連邦)の加盟国の15か国がこれに当たる。

日本では、「英連邦王国(えいれんぽうおうこく)」などと称される。
概要
各国の地位・関係

コモンウェルス・レルムのうちイギリス以外は、かつてイギリスの植民地だったが、現在では、イギリスと対等な独立・主権国家であり、イギリスを含む各国は、人的同君連合(同一人が複数の国の君主を兼ねている・共通の中央政府を有さない・法人としての国家も別々)の関係にあたり、君主の地位(王位)も各々が独立している。

例えばチャールズ3世は、バハマで「バハマ国王」として、カナダで「カナダ国王」として、ツバルで「ツバル国王」として、それぞれ君臨する(君臨すれども統治せず)のであり、いずれも決して「イギリス国王」としてではなく、それぞれの独立国家の君主として君臨する。

20世紀の半ば(第二次世界大戦終結)までは「自治領(ドミニオン、: dominion)」と呼ばれていたものの、1926年の帝国会議で主権的地位がイギリスから承認され、1931年のウェストミンスター憲章の採択によって実質的に独立国となった。


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