Sushi and Beyond: What the Japanese Know About Cooking
著者マイケル・ブース
訳者寺西のぶ子
発行日2009年5月28日 (原著)
2013年4月9日 (日本語版)
発行元ジョナサン・ケープ
亜紀書房(日本語版)
ジャンル紀行・フードエッセイ
国 イギリス
言語英語
形態並製本
公式サイト ⇒http://www.michael-booth.com/sushi-and-beyond/
コードISBN 978-022408188-7
ISBN 978-475051304-1(並製本、日本語版)
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『英国一家、日本を食べる』(えいこくいっか、にほん<にっぽん>をたべる、原題:Sushi & Beyond: What the Japanese Know About Cooking)は、イギリスのフードライター、マイケル・ブースによる、2009年刊行のノンフィクション、随筆である。フードライターズ・ギルド(英語版)のケイト・ホワイトマン賞(Kate Whiteman Award)を受賞した[1]。日本では、1冊の原著が『英国一家、日本を食べる』と『英国一家、ますます日本を食べる』とに分割して刊行された。 イギリス出身の旅行・料理ジャーナリストであるブースが、彼の家族とともに2007年[2] に延べ100日間にわたって食文化に関するあらゆる場所を訪れ、イギリス人の視点で日本の食文化を世界に紹介した紀行随筆である。訪れた場所は日本全国の食べ歩きスポットはもとより、服部栄養専門学校や辻調理師専門学校、更には関西テレビ『SMAP×SMAP』の料理コーナー「BISTRO SMAP」の生放送が行われたスタジオの訪問など多岐にわたる。 2015年4月よりNHK総合テレビにて放送。国際放送(協会国際衛星放送)のNHKワールドTVでも放送する。英題:Sushi and Beyond。 番組の構成は、前半15分が原作を基にしたアニメーション、残り5分はその回で取り上げた食材・メニューを提供する店や、その日のエピソードの舞台となった場所を取材した実写コーナーとなっている。初年度から字幕放送および2か国語放送(ステレオ2副音声は英語版)実施[3]。字幕の色分けはマイケルの声が黄色、アスガーの声が青、トシの声が緑、それ以外の出演者の声が白で表示される。 アニメーション本編には、監督・ラレコの過去作(やわらか戦車など)からの素材の使い回しや、キャラクターのカメオ出演が存在する。
概要
登場人物
マイケル・ブース
この作品の筆者で大の日本食好き。一家で来日し、100日間に及ぶ日本の食文化を堪能する。
リスン・ブース
マイケルの妻。
アスガー・ブース
夫妻の長男。来日当時6歳。偏食気味。
エミル・ブース
夫妻の次男。来日当時4歳。吐く癖がある。
トシ / カツトシ コンドウ
マイケルに日本料理の本を紹介した。パリでシェフをしている日本人で、韓国人とのハーフである。
書籍
『英国一家、日本を食べる』(亜紀書房、2013年4月8日、ISBN 978-4-7505-1304-1)
『英国一家、ますます日本を食べる』(亜紀書房、2014年5月16日、ISBN 978-4-7505-1408-6)
いずれも寺西のぶ子
『英国一家、フランスを食べる』(飛鳥新社、2015年5月30日、ISBN 978-4-86410-406-7)
『日本を食べる』の前日譚。
『英国一家、日本を食べる 上』(KADOKAWA〈角川文庫〉、2018年2月24日、ISBN 978-4-04-103888-8)
『英国一家、日本を食べる 下』(KADOKAWA〈角川文庫〉、2018年2月24日、ISBN 978-4-04-103889-5)
『英国一家、日本をおかわり』(KADOKAWA、2018年3月29日、ISBN 978-4-04-103890-1)
漫画版
『コミック版 英国一家、日本を食べる・EAST』(亜紀書房、2015年6月26日、ISBN 978-4-7505-1447-5)
『コミック版 英国一家、日本を食べる・WEST』(同上、ISBN 978-4-7505-1448-2)
いずれも落合マハル画
※アニメ化されたのに併せて刊行されたもので、東日本と西日本に分けて出版された。
テレビアニメ
キャスト
マイケル・ブース
声 - 竹本英史[4] / 副音声 - フィネガン・モリスアニメ版は、時々、食に対して、味わいや欲求に度が過ぎると変態百出になる。