若桜鉄道若桜線
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若桜線
八東川を渡るWT3000形による列車
(2022年9月、八頭高校前 - 因幡船岡間)
概要
起終点起点:郡家駅
終点:若桜駅
駅数9駅
運営
開業1930年1月20日 (1930-01-20)
三セク転換1987年10月14日
所有者鉄道省
運輸通信省運輸省
日本国有鉄道(国鉄)→
西日本旅客鉄道若桜鉄道
若桜町および八頭町(第3種鉄道事業者)
運営者若桜鉄道(第2種鉄道事業者)
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線総延長19.2 km (11.9 mi)
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
電化全線非電化
運行速度最高65 km/h (40 mph)[1]
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停車場・施設・接続路線
凡例


JR西日本因美線


0.0郡家駅




0.9八頭高校前駅


第一八東川橋梁 八東川


JR西日本:因美線


2.4因幡船岡駅


4.4隼駅




7.1安部駅


伊呂川橋梁 伊呂宇川


9.8八東駅


岩淵川橋梁 小畑川


第二八東川橋梁


11.6徳丸駅


13.5丹比駅


細見川橋梁 細見川


第三八東川橋梁


若桜川橋梁 三倉川


19.2若桜駅

若桜線(わかさせん)は、鳥取県八頭郡八頭町郡家駅から、鳥取県八頭郡若桜町若桜駅に至る若桜鉄道が運営する鉄道路線である。

国鉄再建法施行に伴い第1次特定地方交通線に選定され、廃止された西日本旅客鉄道(JR西日本)の若桜線を引き継いだものである。
路線データ

管轄(事業種別):若桜鉄道(
第二種鉄道事業者)、若桜町および八頭町(第三種鉄道事業者

路線距離(営業キロ):19.2km

軌間:1067mm

駅数:9駅(起終点駅含む)

複線区間:なし(全線単線)

電化区間:なし(全線非電化

閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)

交換可能駅:八東駅[2]

最高速度:65km/h[1]

運転

全列車が各駅に停車する普通列車である。1日15往復(2時間に1本程度、朝夕ラッシュ時は1時間に1本程度。土曜・休日は1日14往復)の運行で[3]、1 - 3両編成で運転されており、1両編成の場合はワンマン運転である。半数程度の列車が郡家駅からJR西日本の因美線に直通し、鳥取駅まで運転される。

若桜駅の始発は6時14分、郡家駅の最終は22時37分である。2010年3月12日までは郡家駅の始発は5時台で、折り返し若桜駅の始発になっていた。若桜駅の最終も22時であったが、翌13日の改正で郡家駅の始発7時台、若桜駅の最終20時台に見直された。

国鉄時代の1968年10月1日ダイヤ改正時点では、鳥取駅 - 若桜駅間に9往復(気動車列車5往復、客車列車4往復)が設定されており、客車列車のうち下り2本(321・323列車)、上り3本(322・324・328列車)は混合列車として運転されていた。若桜線内では全ての列車が各駅に停車していたが、上り322混合列車(若桜駅6時40分発→鳥取駅7時49分着)のみは途中駅では旅客扱いだけで、貨物扱いは行わなかった。

また一時期、始発列車が急行「砂丘」の間合い運用だったことがある。

2009年3月13日まで平日朝に山陰本線宝木駅まで直通する列車が設定されていたが、翌14日の改正で鳥取行きに変更された。この列車は国鉄時代から運転されていた湖山行きの列車を1996年3月16日に宝木行きに延長したもので、2004年10月16日の改正で土曜・休日は鳥取行きになっていた。2010年3月13日のダイヤ改正で夜に米子発若桜行きの普通列車が設定され、山陰本線直通列車が一時復活した。2015年3月14日のダイヤ改正で鳥取駅で系統分割されて鳥取発となり、山陰本線直通列車が再び廃止された。

乗務員の運用も特例により車両の所属会社による相互乗り入れとなっていたが、2010年3月13日のダイヤ改正からはそれぞれ自社線内のみを担当するようになった。

全線1閉塞であったが、2020年3月14日のダイヤ改正で八東駅列車交換設備が新設され、5往復(土曜・休日は4往復)増発して15往復(土曜・休日は14往復)となっている[2][4][5]。同時に、JR西日本キハ47形の乗り入れが廃止された。
使用車両

すべて気動車で運転されている。以下に示す車両は全て気動車である。
現用

WT3000形WT3300形

過去

JR西日本キハ47形

JR西日本キハ58系キハ65形


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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