若山弦蔵の東京ダイヤル954
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若山弦蔵の東京ダイヤル954
ジャンル
情報番組/トーク番組/バラエティ番組
放送方式生放送
放送期間1983年4月11日?1995年4月7日
放送時間月曜日 - 金曜日16:30?17:45
(後に16:30?18:00に拡大)
放送局TBSラジオ
パーソナリティ若山弦蔵
テーマ曲Norman Candler「Barbara Allen」
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ポータル ラジオ

若山弦蔵の東京ダイヤル954(わかやまげんぞうのとうきょうダイヤルきゅうごうよん)は、1983年4月11日?1995年4月7日まで、TBSラジオ(当時は東京放送が運営)で放送されていた夕方の情報&トーク番組である。
パーソナリティ

若山弦蔵俳優声優

番組概要

1983年4月11日放送開始。前身番組は1973年4月スタートの「おつかれさま5時です」で、放送時間が16:30?17:45(後に更に18:00まで拡大)になったのに伴いタイトルを改名した。冒頭は簡単なフリートークをしたのち「4時半を回りまして、TBSラジオは"東京ダイヤル954"」(のちに「TBSラジオ夕刊 若山弦蔵の東京ダイヤル954」)とコールし、更にフリートークをしたのち「今日も5時45分までどうぞご一緒に」とコメントして始めた(18:00終了となってからは言わなくなった)。

「おつかれさま」からの慣習として、17時(午後5時)の時報のあとに若山が必ず「ハイお疲れ様、5時です」とお決まりのセリフを言うことになっていた[1]

また「おつかれさま」でのエンディングは「お疲れ様、もうすぐ6時です」と挨拶して締めていたが、当番組は17:45に終了時間が繰り上がったため「TBSラジオ、夕方のあなたのパートナーは若山弦蔵です。明日(来週)も夕方4時30分、東京ダイヤル954でお会いしましょう」と挨拶して番組を終えていた。これは18:00終了に戻った後も同様。

番組が17:30を分岐点とした2部構成で、第2部の30分間を「夕刊TBS」としたが、混沌とした時代背景のなかで番組もさらなる報道性が求められるようになったため、1995年に同年春をもって終了する事が発表された。しかし番組最後の1クールは阪神・淡路大震災、さらに番組終了が発表された直後には地下鉄サリン事件といった重大な災害・事件が立て続けに起こり番組内容が変更される事もしばしばあった。1995年4月7日の放送をもって「おつかれさま5時です」の時代を含め通算23年間・5734回に及ぶ放送にピリオドを打った。3日後の4月10日より『荒川強啓 デイ・キャッチ!』に移行。若山は日曜朝9・10時台に2時間のワイド枠(厳密には1時間番組の2本立てで、9時台は新設の「ミュージックホリデー?弦さんと日曜日?」、10時台は既設の「バックグラウンド・ミュージック」)を担当する事となった。

番組に内包される交通情報のBGMは、後期にはフォー・シーズンズのヒット曲「Sherry(シェリー)」のインストゥルメンタルが使われていたが、「バックグラウンド・ミュージック」の交通情報でも継続して用いられた。

オープニング曲・エンディング曲ともに「おつかれさま」を引き継いでおり、オープニング曲はノーマン・キャンドラー「Barbara Allen」、エンディング曲はジョルジュ・ジューバン「異国の人(Le Meteque)」。
タイムテーブル

1983年春(番組開始当初)・1985年春[2]

16:30 オープニング、首都圏交通情報

16:40 読売新聞イブニングトピックス

16:45 共石イブニングミュージック

17:00 ニュース


17:05 交通ニュース

17:15 三菱ドライビングポップス 理恵と歌おう!

17:25 ホンダ・イブニングダイアリー

17:30 小沢昭一の小沢昭一的こころ

1985年春[2]

16:30 オープニング、首都圏交通情報

16:40 読売新聞イブニングトピックス

16:45 共石イブニングミュージック

17:00 ニュース


17:05 交通ニュース、科学万博トピックス

17:15 三菱ドライビングポップス 理恵と歌おう!

17:25 ホンダ・イブニングダイアリー

17:30 小沢昭一の小沢昭一的こころ

1989年秋

16:30 オープニング、首都圏交通情報

16:40 読売新聞イブニングトピックス

16:45 共石イブニングミュージック

17:00 TBSニュース


17:05 TBSラジオ交通情報

17:15 三菱ドライビングポップス・奈保子のときめきトワイライト

17:25 ホンダ・イブニングダイアリー

17:30 小沢昭一の小沢昭一的こころ

1992年秋

16:30 オープニング、首都圏交通情報

16:40 読売新聞イブニングトピックス

16:45 共石イブニングミュージック

17:00 ニュース


17:05 TBSラジオ交通情報

17:15 三菱ドライビングポップス「森川由加里のディア・フレンズ」

17:25 三共ほっとインフォメーション(タイトル改題)

17:30 小沢昭一の小沢昭一的こころ

1993年春

16:30 オープニング、TBSラジオ交通情報

16:35 共石イブニングミュージック

16:55 TBSニュース、スポーツヘッドライン、TBSラジオ交通情報


17:05 三菱ドライビングポップス 中嶋朋子 ちょっと浪漫彩(10分繰り上げ)

17:15 小沢昭一の小沢昭一的こころ(15分繰り上げ)

17:30 三共ホットインフォメーション(5分繰り下げ、ここからは『夕刊TBS』のコーナー扱い)

17:35 ネットワークトゥデイ

17:50 がんばれ長嶋ジャイアンツ、エンディング


番組終了時

16:30 オープニング・ニュース・TBSラジオ交通情報(日本道路交通情報センターから)

16:35 JOMOイブニングミュージック

16:55 TBSラジオ交通情報(東京、神奈川、埼玉、千葉)

17:00 TBSニュース


17:05 三菱ドライビングポップス 中嶋朋子 ちょっと浪漫彩

17:15 小沢昭一の小沢昭一的こころ

17:25 TBSラジオ交通情報(東京、神奈川、埼玉、千葉)


17:30 三共ホットインフォメーション(スクリプト:菅沼定憲)

17:35 ネットワークトゥデイ

17:45 TBSラジオ交通情報

17:50 スポーツトゥデイ

17:55 エンディング

TBSラジオの番組表では17:30以降を『夕刊TBS』のコーナー扱いとしていた。
内包番組

番組内では「共石イブニングライブラリー ?ライバル達の物語?」→「共石→JOMOイブニングミュージック」(共石イブニングコント)、「弦さんのサラリーマン情報」→「ホンダ イブニング・ダイアリー」→「三共ホットインフォメーション」といった若山自身が担当するコーナーに加え、「三菱ドライビングポップス」、「小沢昭一の小沢昭一的こころ」、「ネットワークトゥデイ」(1993年からの17:35スタート時に内包し、若山も出演。それまではこの番組終了後「ニュースハイライト」を放送)等の帯番組を挿入した。

「イブニングライブラリー」は1983年度下半期に放送されたもので、TBS以外の各局には事前収録したものを放送していた。

「サラリーマン情報→イブニングダイアリー→ホットインフォメーション」 毎週ある1つのテーマに沿ってそれに関連した様々な情報を若山が紹介するというものだった。これもTBS以外は事前収録したものだった。

なお「小沢昭一的こころ」は17:30開始時代はネット局よりわずかに早くスタートさせることで、東京ダイヤル954としてのエンディングの時間を捻出していた。また、若山の「この後は小沢昭一さんです」に続けて「この番組は」とクレジットがスタートしていたため、地方局のように何の番組か分からないオープニングとなったことはない。また、本編終わりにはTBSラジオ交通情報・天気予報を放送していた。
脚注^ なお、後継番組『荒川強啓 デイ・キャッチ!』でも、初期の頃17時の時報の後にパーソナリティの荒川強啓が「5時になりました。お疲れ様です」と言っていた。
^ a b 「ラジオマニア2010」より。

TBSラジオ 16:30?17:45→16:30?18:00
前番組番組名次番組
全国こども電話相談室
(16:30?17:00)
※30分繰り上げて継続
おつかれさま5時です
(17:00?18:00)若山弦蔵の東京ダイヤル954荒川強啓 デイ・キャッチ!


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