若宮井路笹無田石拱橋
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若宮井路笹無田石拱橋

奥の赤い鉄橋はJR豊肥本線
基本情報
国日本
所在地大分県竹田市大字挟田
交差物件大野川水系笹無田川
設計者
施工者工藤虎彦
建設1917年(大正6年)
座標北緯32度59分8.351秒
東経131度24分35.701秒
構造諸元
形式2連アーチ橋
材料石造
全長59.0m
幅4.0m
高さ30.0m
最大支間長21.5m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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若宮井路笹無田石拱橋の水路 笹無田石拱橋の上流にある水路橋、若宮井路鏡石拱橋。

若宮井路笹無田石拱橋(わかみやいろ ささむたせっこうきょう[1])は、大分県竹田市挟田の笹無田川に架かる石造2連アーチ橋水路橋である。1996年平成8年)12月20日に国の登録有形文化財に登録されている。
目次

1 概要

2 諸元

3 交通アクセス

4 脚注

5 関連項目

6 外部リンク

概要

竹田市の稲葉川から取水した水を、現在の大分県豊後大野市朝地地区に送水する若宮井路の一部として、笹無田川及び道路を越えるために設けられた水路橋で、橋高30.0m、径間21.5mと非常に大きなアーチで構成された巨大な石造アーチ橋である。

1901年明治34年)の通水当初は鉄管サイフォン式であったが、1903年(明治36年)に破裂したため木造橋が設けられた。その後、恒久的な施設とするため、1916年大正5年)に石橋の完成を見たものの、そのわずか5日後に崩壊したため再度建設が進められ、1917年(大正6年)に現在の橋が竣工した。
諸元

所在地:大分県竹田市大字挟田

河川:
大野川水系笹無田川

形式:2連石造アーチ橋

橋長:59.0m

橋高:30.0m

幅員:4.0m

径間(アーチの幅):21.5m

拱矢(アーチの高さ):9.0m

竣工:1917年(大正6年)

設計者:工藤虎彦

管理者:朝地町土地改良区

文化財等:国の登録有形文化財

交通アクセス

JR九州豊肥本線豊後竹田駅より大野竹田バス大分方面行きバスで濁淵停留所下車、徒歩約2分

脚注

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^ 文化庁の ⇒文化遺産オンライン (archive)では「-せききょうきょう」と読ませている。大辞泉では「拱橋」を「きょうきょう」と読ませている。

関連項目

眼鏡橋

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、若宮井路笹無田石拱橋に関連するカテゴリがあります。


若宮井路笹無田石拱橋の歴史 - 大分県豊後大野市朝地町土地改良区(みどりネットあさじ)ホームページ

佐伯管内の石橋 笹無田橋

水土里の文化遺産(登録有形文化財) 巨大な石造2連アーチ橋 「若宮井路笹無田石拱橋(わかみやいろささむたせっこうきょう)」 - 農林水産省

疏水名鑑-若宮井路- - 農林水産省

大分むぎ焼酎二階堂 テレビCMライブラリー 2006年「未知の力」編 : 白水溜池堰堤などと共に橋の映像が使われている


更新日時:2017年2月7日(火)12:57
取得日時:2019/07/31 05:53


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