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出典検索?: "芸術選奨新人賞" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2022年12月)
芸術選奨文部科学大臣新人賞
受賞対象芸術各分野においてその業績により新生面を開いた人物
開催日3月中旬
会場東京都内ホテル
国 日本
主催文化庁
報酬賞状
賞金20万円
初回1968年(昭和43年
第18回(1967年〈昭和42年〉度)
最新回2024年(令和6年)
第74回(2023年〈令和5年〉度)
公式サイト芸術選奨
芸術選奨新人賞(げいじゅつせんしょうしんじんしょう)、芸術選奨文部科学大臣新人賞(げいじゅつせんしょうもんぶかがくだいじんしんじんしょう)は、文化庁主催の芸術家顕彰制度・芸術選奨により贈られる芸術賞。1968年〈昭和43年〉の第18回(1967年〈昭和42年〉度)より、各年度毎に芸術各分野においてその業績により新生面を開いた芸術家に対し贈られる。
2000年(平成12年)の第50回(1999年〈平成11年〉度)までの旧名称は芸術選奨文部大臣新人賞。 第18回芸術選奨(1968年)から設定された賞。正式には、「芸術選奨文部大臣新人賞」(1999年まで)、「芸術選奨文部科学大臣新人賞」(2000年から)という。 「芸術選奨文部科学大臣賞」と同様に、演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興(2004年から)、評論等、メディア芸術(2008年から。メディアアート、漫画、アニメなど)の11分野が対象となる。 毎年3月中旬に受賞者が発表され、同月下旬に東京都内のホテルにて贈呈式が行われる。受賞者には賞状と賞金20万円が贈られる。2024年度から80万円に引き上げられた[1]。 新人賞と銘打っているが、かなり高齢の者でも受賞する傾向がある[2]。受賞に国籍は問われず、在日外国人の受賞者もいる。異なる部門で複数受賞することがある(演劇・映画各部門で受賞した蒼井優など)。
概要
対象部門
表彰
受賞者
1960年代・1970年代
1968年
加賀乙彦『フランドルの冬』
広渡常敏『首』
河竹登志夫『比較演劇学』
澤村藤十郎、竹村博、宮下伸、大原永子、高松次郎、二代目野澤勝平
1969年
辻邦生『安土往還記』
服部幸雄『歌舞伎成立の研究』
森谷司郎、沢村精四郎、荒道子、三代目花柳寿美、磯崎新、松本恵雄、沖野瞭
1970年
黒井千次『時間』
小島信一『万葉集 - 運命の歌』
片岡孝夫(片岡仁左衛門)、金宇満司、岩崎洸
1971年
阿部優蔵『東京の小芝居』
森崎東、坂東玉三郎、伊原直子、森下洋子、保田春彦、野口敦弘
1972年
井上ひさし『道元の冒険』
別役実『そよそよ族の叛乱』
山崎正和『劇的なる日本人』
岡本忠成、宮下たづ子、山下、川口ゆり子、青木香流、松尾敏男、鶴澤清治、佐々木昭一郎、古今亭志ん朝
1973年
古山高麗雄『小さな市街図』
篠山紀信『女形・玉三郎展』
中原弓彦『日本の喜劇人』
石森史郎、水谷良重、飯守泰次郎、橘芳慧、柿原崇志、大木本實、大西睦美
1974年
川村二郎『銀河と地獄』
平林英子『夜明けの風』
北大路欣也、成島東一郎、木村俊光、小林紀子、加守田章二、山田太一、小沢昭一
1975年
鷹羽狩行『平遠』
渡辺保『女形の運命』
寺山修司、小幡欣治、高橋大海、竹谷啓子、安野光雅、中島洋、木の実ナナ
1976年
竹西寛子『鶴』
三田純市『道頓堀』
尾上辰之助(3代尾上松緑)、黒木和雄、藤原真理、福田繁雄、山本順之、木村栄文、柴田侑宏
1977年
阿部昭『人生の一日』
関山和夫『落語風俗帖』ほか
市川猿之助、高林陽一、石川静、清水洋子、象設計集団、山本則直、辻村ジュサブロー(辻村寿三郎)、友竹正則
1978年
中上健次『枯木灘』
杉本秀太郎『文学演技』
中村吉右衛門、小川東洲、大竹しのぶ、塩川悠子、友枝昭世、秋吉久美子、富樫雅彦
1979年
池田健太郎『「かもめ」評釈』
波乃久里子、東陽一、吾妻徳彌、相笠昌義、檀ふみ、春日宏美
1980年代
1980年
清水邦夫『戯曲冒険小説』
中村昌義『陸橋からの眺め』
三国一朗、桃井かおり、粟國安彦、柳下規夫、田中一光、五代目豊竹呂大夫、福富哲
1981年
坂上弘『初めの愛』
中野美代子『孫悟空の誕生』
市川森一、太地喜和子、川上皓市、西潟昭子、堀米ゆず子、大塚礼子、富山治夫、野村万之介、柳家小三治
1982年
山田一郎『寺田寅彦覚書』
鈴木忠志、小栗康平、根岸吉太郎、法村牧緒、杉浦康平、鶴橋康夫
前登志夫(辞退)
1983年
中村哲郎『西洋人の歌舞伎発見』
角川春樹、中村児太郎(中村福助)、後藤俊夫、林誠、赤尾三千子、井上三千子、本間祥公、原正樹、大谷直子、桂枝雀
1984年
平出隆『胡桃の戦意のために』
末永照和『ジェームズ・アンソール』
市村正親、入船亭扇橋、堀川とんこう、森田芳光、佐藤征一郎、林千枝、松本哲男、善竹十郎、夏木マリ
1985年
干刈あがた『ゆっくり東京女子マラソン』
鈴木博之『建築の七つの力』
角野卓造、伊丹十三、池端俊策、伊勢弥生、宮木百合子、杉浦範茂、工藤和哉、イッセー尾形
1986年
岩橋邦枝『伴侶』
船山隆『ストラヴィンスキー』
春風亭小朝、小林裕、栗山富夫、富田清邦、三谷恭三、安藤忠雄、香川靖嗣、上坪隆
1987年
今村葦子『ふたつの家のちえ子』
田中優子『江戸の想像力』
玉井清弘、市原多朗、竹本葵太夫、斉藤由貴、宮田まゆみ、野々村明子、雜賀雄二、梅若紀彰、三枝健起、桜田淳子
1988年
木崎さと子『沈める寺』
杉山正樹『郡虎彦』
坂東八十助(坂東三津五郎)、大森一樹、五嶋みどり、島田歌穂、藤間洋子、小清水漸、佐藤幹夫
1989年
吉本ばなな『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』
扇田昭彦『現代演劇の航海』
鵜山仁、毬谷友子、石田えり、出口正子、石井潤、草間風Y、五代目豊沢富助、大原れい子、津川泉
1990年代
1990年
工藤直子『ともだちは緑のにおい』