芳野満彦
[Wikipedia|▼Menu]

芳野満彦(よしの みつひこ、1931年昭和6年)11月8日 - 2012年平成24年)2月5日)は、登山家RCC IIの創立同人・画家東京都荒川区日暮里生まれ。アルムクラブ所属。ボート選手の芳野法一は弟。
目次

1 経歴

2 著書

3 関連書籍

4 脚注

経歴

第一日暮里小学校卒業、旧制早稲田中学校入学。

1948年(昭和23年)、早稲田中学2年の17歳のとき八ヶ岳の主峰赤岳で遭難して両足指をすべて欠くが、不屈の精神で登山を続けた。1957年(昭和32年)3月の前穂高岳IV峰正面壁積雪期初登攀など多くの初登攀を記録。

1965年(昭和40年)、渡部恒明とともにマッターホルン北壁の日本人初登攀を達成し、アルプスの岩峰への先鞭をつけた。

新田次郎の小説『栄光の岩壁』の主人公のモデルである。

一方で、画家としても活躍。

2012年2月5日、心不全のため死去[1]。80歳没。
著書

『山靴の音』(朋文堂,1959年)

『アルプスに賭ける:穂高からアイガーへ』(実業之日本社,1964年)

『われ北壁に成功せり:マッターホルンの栄光とアイガーの悲劇』(
実業之日本社,1966年)

『白い城砦』(あかね書房,1970年)

芳野満彦文,小川哲太郎絵『山に登ろう』(風濤社,1977年)ISBN 4-48-004110-9

『新編山靴の音』(中央公論新社,1981年)ISBN 4-12-204016-7

『新・山靴の音』(東京新聞出版局,1992年)ISBN 4-8083-0429-5

関連書籍

川崎隆章,近藤等編『山岳講座.第1巻』(
白水社,1954年)

松方三郎,川崎隆章編『登山全書.第2巻』(河出書房,1956年)

吉尾弘著『垂直に挑む男』(山と溪谷社,1963年)ISBN 978-4122007178

新田次郎著『栄光の岩壁(上・下)』(新潮社,1973年)ISBN 9784101122090,ISBN 9784101122106

奥山章著『ザイルを結ぶとき』(山と溪谷社,1973年)ISBN 4-635-04711-3

佐瀬稔著『喪われた岩壁:第2次RCCの青春群像』(山と溪谷社,1982年)ISBN 9784635041355

「異端の登攀者」刊行委員会『異端の登攀者:第二次RCCの軌跡』(山と溪谷社,2002年)ISBN 9784635171618

脚注

[ヘルプ]
^登山家の芳野満彦さんが死去 日本経済新聞 2012年2月6日閲覧


この項目は、人物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますプロジェクト:人物伝Portal:人物伝)。


更新日時:2019年2月15日(金)11:58
取得日時:2020/01/08 20:17


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:6664 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef