この項目では、レミオロメンのアルバムについて説明しています。その他の用法については「花鳥風月」をご覧ください。
『花鳥風月』
レミオロメン の スタジオ・アルバム
リリース2010年3月3日
ジャンルJ-POP
ロック
時間54分04秒
レーベルOORONG RECORDS
プロデュースレミオロメン
トーレ・ヨハンソン(#4,7,8)
チャート最高順位
週間2位(オリコン)
2010年3月度月間9位(オリコン)
2010年度年間92位(オリコン)
ゴールドディスク
ゴールド(日本レコード協会)
レミオロメン アルバム 年表
レミオベスト
(2009年)花鳥風月
(2010年)“Your Songs”with strings at Yokohama Arena
(2011年)
『花鳥風月』収録のシングル
「Starting Over」
リリース: 2009年7月15日
「恋の予感から」
リリース: 2009年11月25日
「花鳥風月」
リリース: 2010年2月17日
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『花鳥風月』(かちょうふうげつ)は、日本のロックバンド・レミオロメンが2010年3月3日にOORONG RECORDSから発売した5枚目のオリジナルアルバムである。 『レミオベスト』から約1年ぶり、オリジナル・アルバムとしては『風のクロマ』以来約1年半ぶりのアルバム。レミオロメンとして最後のオリジナルアルバムになった。 14枚目のシングル「Starting Over」と15枚目のシングル「恋の予感から」の2曲+配信限定シングル花鳥風月+アルバム新収録の9曲を収録。 「CD+DVD+GOODS」「CD+DVD」[1]「CD」[2]の3パターンで発売。「CD+DVD+GOODS」はORS MOBILE SHOPやプロモーションイベントなどで1万枚限定で発売。 DVDは「花鳥風月 Live Movie」を収録、グッズは「10th Anniversary 2WAYバック(ポーチ&トート)・10th Anniversary キーホルダー・スペシャルフォトブック」の3点が同梱。 初回生産盤「CD」は、初回仕様パッケージと10周年待受FLASH。「CD+DVD」と「CD+DVD+GOODS」は、10周年待受FLASH、全国ツアープレミアムチケット購入応募券、ツアーチケット封入先行販売要項が追加されている。
内容
パッケージ
収録曲
CD全作詞・作曲: 藤巻亮太。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.「Starting Over」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、皆川真人
ストリングスアレンジ:皆川真人4:31
2.「ロックンロール」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、皆川真人3:16
3.「虹をこえて」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、皆川真人4:23
4.「ありがとう」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、トーレ・ヨハンソン
ストリングスアレンジ:マーティン・イェシュタード
ホーンアレンジ:トーレ・ヨハンソン3:55
5.「君は太陽」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、皆川真人4:11
6.「花になる」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン3:36
7.「恋の予感から」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、トーレ・ヨハンソン
ストリングスアレンジ:マーティン・イェシュタード5:37
8.「花鳥風月」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、トーレ・ヨハンソン
ストリングスアレンジ:マーティン・イェシュタード5:00
9.「大晦日の歌」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、皆川真人5:04
10.「Tomorrow」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、皆川真人
ストリングスアレンジ:皆川真人4:52
11.「東京」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン、皆川真人4:48
12.「小さな幸せ」藤巻亮太藤巻亮太レミオロメン4:51
合計時間:54:04
曲解説
Starting Over15thシングルの表題曲。武田薬品工業「アリナミン」「おつかれさまです。2009年度編」CMソングau by KDDI LISMO Video 携帯電話視聴向け連続ドラマ『革命ステーション5+25』主題歌。アルバムの中で最もアレンジの量が多い。「Starting Over」ツアー中にレコーディングされたもの。
ロックンロール別々に作られていた2曲を途中であわせて1曲にしたもの。藤巻曰く「アルバム全体を表わす一点を担う曲」。
虹をこえてコード進行はシンプルだが、アレンジを重ねていったもの。前田曰く「ベースが難しくなりすぎて、ハモろうと思ってもハモれない」。
ありがとうNHK「みんなのうた」(2010年2月・3月)アウトロのコーラスにはトーレの子供が参加している。
君は太陽「無駄なことや派手なことは基本的にしないでシンプルに」を意識して作られた曲。
花になるベネッセコーポレーション「進研ゼミ中学講座」CMソング「Sakura」と同時期に作られた曲。ドラムパターンが非常に難しく、神宮司曰く「めっちゃ難しかった」。「花になる」はアルバムタイトルの候補にあがっていた。
恋の予感から16thシングルの表題曲。ブリヂストンBLIZZAKのTV-CMソング、レコチョクのTV-CMソング。前田曰く「ビートルズの『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』みたいなものになれればいいと思ってたけど、そのイメージに近づいていったときは嬉しかった」。
花鳥風月2nd配信限定シングル及び今作の表題曲。テレビ朝日系木曜ドラマ『エンゼルバンク?転職代理人』主題歌ミュージック・ビデオには「花」「鳥」「風」をイメージしたカットがあるが、残り1つの「月」は出演しているダンディ坂野の持ちネタ「ゲッツ!」と引っ掛けられている。このことがメンバーでも分からなかったが、フジテレビ系『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』にて公表された。
大晦日の歌等々力から蕎麦を買いに行くところからの風景を切り取った曲。藤巻は「あんまり無駄のない曲」と評している。「水曜日のダウンタウン」(2015年2月18日放送分)では「大晦日の記念日ソング」として紹介され、出演者から「こんなカッコいい『そば』見たことがない」と評された。
TomorrowNTT東日本 DENPO CMソング「めざましテレビの占い」という歌詞が登場する。
東京自分の「故郷」を東京で見てしまった感覚を表現したもの。藤巻曰く「サウンドはダークで激しい」。
小さな幸せ前田曰く「本当に、このアルバムをいい感じに締めくくってくれる」。
参加ミュージシャン
レミオロメン
藤巻亮太:Vocal & Guitar
前田啓介:Bass
神宮司治:Drums
サポートミュージシャン
皆川真人:Keyboards (#1?3,5,9?11)
マーティン・イェシュタード:Piano & Vibraphon & Tubular Bells (#4,7,8)
フィリップ・ルネソン:Violins & Violas (#4,7,8)
アメリア・ヤコブソン・ボヤルスキー:Cello (#4,7,8)
ペッター・リンドガード:Trumpet (#4)
ジーンズ・リンドガード:Trombone (#4)
マティアス・カールトン:Saxophone (#4)