はなふさ まり
花總 まり
生年月日 (1973-02-28) 1973年2月28日(51歳)
出身地 日本 東京都
身長163cm
血液型O型
職業女優・歌手
ジャンル舞台・ドラマ
活動期間1991年 -
活動内容1991年:宝塚歌劇団入団
1992年:星組配属
1993年:雪組へ異動
1994年:雪組トップ娘役就任
1998年:宙組へ異動、宙組トップ娘役就任
2006年:宝塚歌劇団退団
2010年:芸能活動再開
事務所ブルーミングエージェンシー
公式サイト花總まり 公式プロフィール
受賞
第29回『菊田一夫演劇賞』演劇賞(2003年)
第23回『読売演劇大賞』優秀女優賞(2015年)
第41回『菊田一夫演劇賞』演劇大賞(2016年)
第42回『松尾芸能賞』演劇部門優秀賞(2021年)
備考
宝塚歌劇団卒業生
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花總 まり(はなふさ まり、1973年[1]2月28日[2] - )は、日本の女優・歌手。元宝塚歌劇団宙組・雪組トップ娘役[3][4]。
東京都[1]、日本女子大学附属高等学校出身[1]。身長163cm[3]。血液型O型[1]。愛称は「ハナ」[2]。
所属事務所はブルーミングエージェンシー[1]。 1989年、宝塚音楽学校入学。 1991年、宝塚歌劇団に77期生として入団[5]。入団時の成績は9番[5]。月組公演「ベルサイユのばら」で初舞台[5]。 1992年、組まわりを経て星組に配属[5]。同年、紫苑ゆう・白城あやかトップコンビ大劇場お披露目となる「白夜伝説」で、妖精ミーミル役に抜擢され、注目を集める[6]。 1993年の「うたかたの恋」で新人公演初ヒロイン[7][6]。同年8月3日付で雪組へと組替え[8]。 1994年の「二人だけの戦場」(バウホール・日本青年館公演)で、バウホール・東上公演初ヒロイン[9][6]。トップスター・一路真輝の相手役を務める[7][6]。同年に一路の相手役として雪組トップ娘役に就任[10][3]。トップ就任後第1作となる「風と共に去りぬ」では、娘役でありながら新人公演の主演を務め、スカーレット役を演じた[11][3]。同年の「雪之丞変化/サジタリウス」で、一路とのトップコンビ大劇場お披露目[12][10]。 1996年、日本初演となる「エリザベート」で、タイトルロールでもあるエリザベート役を演じる[10][3]。自身の代表作の1つとなり、1998年の再演でも同役を演じた[13][10]。同公演をもって一路が退団し、その後は高嶺ふぶき・轟悠の相手役を務める[14][4]。 1998年1月1日付で宙組創設に伴う発足メンバーとして宙組へ組替え[15][16]。宙組の初代トップ娘役に就任する[16][3]。姿月あさとの相手役として、「エクスカリバー/シトラスの風」でトップコンビ大劇場お披露目[17][16]。 2000年に姿月が退団後は和央ようかを5人目の相手役に迎え、「ベルサイユのばら2001」のマリー・アントワネット、「ファントム」の歌姫クリスティーヌなど、清楚な美貌と歌唱力を生かした大役を演じ、高い評価を受ける[3][16]。 宝塚100年に1人の娘役との呼び声も高い中[3]、2006年7月2日、「NEVER SAY GOODBYE」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を和央と同時退団[5][18]。5人のトップスターの相手役を務め、トップ娘役としての任期は12年を超え、これは歴代最長記録となった[3][6]。 退団後は2010年より本格的に芸能活動を再開[3]。 2015年、東宝ミュージカル「エリザベート」でエリザベート役を演じる[19]。自身が宝塚時代に主演した代表作で、再びタイトルロールを演じることとなった[19]。 2016年、第41回菊田一夫演劇賞の演劇大賞を史上最年少で受賞[20][3]。 その後も日本演劇界のトップランナーとして、舞台を中心に活動を続けている[3]。 幼い頃からバイオリンを習い、音大進学を目指していたが、高校1年の時に1度目の受験で音楽学校に合格を果たした[6]。
来歴
人物
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台
1991年3 - 5月、月組『ベルサイユのばら-オスカル編-』(宝塚大劇場のみ)
組まわり
1991年8 - 9月、雪組『華麗なるギャツビー』『ラバーズ・コンチェルト』(宝塚大劇場のみ)
1991年11月、花組『ヴェネチアの紋章』『ジャンクション24』(東京宝塚劇場のみ)
星組時代
1992年3月、『紫禁城の落日』(東京宝塚劇場のみ)
1992年5 - 8月、『白夜伝説』 - ミーミル『ワンナイト・ミラージュ』[21][6]
1992年10月、『ハロー、ジョージ!』(バウホール) - エリザベス[22]
1993年1 - 2月、『宝寿頌』『PARFUM DE PARIS』 - 歌う娘/パリジェンヌ/エトワール、新人公演:踊る淑女S/恋人/パリジェンヌ(宝塚大劇場)[23]
1993年2 - 3月、『ハロー、ジョージ!』(日本青年館) - エリザベス[24]
1993年4月、『宝寿頌』『PARFUM DE PARIS』 - 歌う娘/パリジェンヌ/エトワール、新人公演:踊る淑女S/恋人/パリジェンヌ(東京宝塚劇場)[25]
1993年6 - 8月、『うたかたの恋』 - ミリー・ステュベル、新人公演:マリー・ヴェッツェラ(本役:白城あやか)『パパラギ』(宝塚大劇場のみ) 新人公演初ヒロイン[7][6]
雪組時代
1993年10 - 12月、『ブルボンの封印』 - マリエール『コート・ダジュール』 - マリー(宝塚大劇場)[25]
1994年1 - 2月、『二人だけの戦場』(バウホール・日本青年館) - ライラ バウ・東上初ヒロイン[9][6]
1994年3月、『ブルボンの封印』 - マリエール『コート・ダジュール』 - マリー(東京宝塚劇場)[26]
雪組トップ娘役時代
1994年5 - 8月、『風と共に去りぬ』 - キャリーン・オハラ、新人公演:スカーレット・オハラ(本役:一路真輝) 新人公演主演、初エトワール[11][3]