花札渡世
監督成澤昌茂
脚本成沢昌茂
出演者.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}
梅宮辰夫
鰐淵晴子
伴淳三郎
遠藤辰雄
小林千登勢
沢村貞子
音楽渡辺岳夫
撮影飯村雅彦
『花札渡世』(はなふだとせい)は、1967年に公開された日本映画。梅宮辰夫主演・成澤昌茂監督[1][2]。東映東京撮影所製作・東映配給[3]。白黒映画[3]。
1966年5月の『遊侠三代』から[4]、1970年1月の『血染の代紋』まで、単発的に数本製作された梅宮辰夫主演による任侠映画の一作[5]。
梅宮が「不良番長シリーズ」や「仁義なき戦いシリーズ」等を差し置いて、自身、最も好きな映画として挙げている[1][6][7][8][9]。
花札賭博に命を賭ける任侠の世界を舞台に、さまざまな人間情熱の姿を通して人の世のカラクリを抉りだし、人間諸相の愛憎葛藤を描く[10]。 岡田茂が1964年2月に東映京都撮影所(以下、東映京都)所長に就任以降、東映は東西の両撮影所とも[11][12]、仁侠映画を主体とする映画製作に切り換え[2][13]、俊藤浩滋を統括プロデューサーに任命し拡大した[14]。 特に1965年4月公開の『冷飯とおさんとちゃん』が大コケすると[15]、文芸路線は廃止され[15]、完全に鶴田浩二・高倉健を二枚看板とする任侠路線に入れ替わった[16][17]。しかしあまりに二人が出過ぎで[18]、1965年から1966年にかけては、二人で東映の製作本数の半分近くを占めるようになった[16]。鶴田は1965年の一年間で14本に出演した[18]。これは大手映画会社の主演数としてはトップで[18]、当時の映画は基本二本立てが二週間づつの興行だったから[18]、14本だと東映の映画館に行けば必ず鶴田が出るという月があったということになる[18]。
キャスト
北川竜一:梅宮辰夫
伊藤梅子:鰐淵晴子
素めくらの石:伴淳三郎
春日井達造:遠藤辰雄
春日井久江:小林千登勢
岩井あや:沢村貞子
村上又吉:六本木真
高安正夫:北川恵一
越昇:佐藤汎彦
木村五六:安部徹
小松亀太郎:植田灯孝
渡辺多一:須賀良
坂口鶴代:城野ゆき
秋葉兵助:西村晃
菅谷貞太朗:田川恒夫
甘酒屋の老姿:浦辺粂子
ぐれん隊の若者A:日尾孝司
スタッフ
監督:成澤昌茂
脚本:成澤昌茂
企画:園田実彦・矢部恒
撮影:飯村雅彦
美術:森幹男
音楽:渡辺岳夫
録音:小松忠之
照明:桑名史郎
編集:祖田富美夫
製作