花子とアン
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花子とアン
オープニング映像に登場するグリーン・ゲイブルズ(プリンスエドワード島
ジャンルテレビドラマ
原案村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
脚本中園ミホ
演出柳川強、松浦善之助 ほか
出演者吉高由里子
伊原剛志
室井滋
鈴木亮平
賀来賢人
黒木華
土屋太鳳
芳根京子
窪田正孝
松本明子
カンニング竹山
金井勇太
相島一之
矢本悠馬
マキタスポーツ
高梨臨
堀部圭亮
藤本隆宏
町田啓太
中原丈雄
筒井真理子
苅谷俊介
岩松了
ともさかりえ
浅田美代子
吉田鋼太郎
石橋蓮司
仲間由紀恵
ナレーター美輪明宏
オープニング絢香にじいろ
時代設定1900年(明治33年)[1] - 1952年(昭和27年)
製作
製作総指揮加賀田透(制作統括
プロデューサー須崎岳
製作NHK

放送
放送国・地域 日本
花子とアン

本放送
放送期間2014年3月31日 - 9月27日
放送時間月曜日 - 土曜日
8:00 - 8:15(総合)
7:30 - 7:45(BSプレミアム)
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数156

スピンオフスペシャル 朝市の嫁さん
放送期間2014年10月18日
放送時間19:30 - 20:59
放送分89分
回数1

アンコール放送
放送期間2017年9月25日 - 2018年3月31日
12月29日 - 1月4日は休止)
放送時間月曜日 - 土曜日 7:15 - 7:30
放送枠連続テレビ小説#アンコール放送
放送分15分
回数156

番組年表
前作ごちそうさん
次作マッサン
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『花子とアン』(はなことアン)は、2014年(平成26年)度上半期放送のNHK連続テレビ小説」第90シリーズの作品である。2014年3月31日から9月27日まで放送された。

赤毛のアン』の日本語翻訳者である村岡花子の半生を原案としたフィクションで、中園ミホ脚本。初回から最終回までの期間平均視聴率は22.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。以下略)を記録[2]。21世紀に入って以降本作までの朝ドラでは2002年の『さくら』(23.3%)に次ぐ高視聴率を記録した。
概要『赤毛のアン』原書初版本

明治から昭和の混乱期に、『赤毛のアン』に代表されるモンゴメリなどの英米児童文学の日本語訳版を著し翻訳家として活躍した村岡花子の半生をもとにしたテレビドラマ[3]

村岡恵理(花子の孫)が著した『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』[4]を原案に、フィクションストーリー[注 1]として中園ミホ書き下ろし脚本にて制作[5]。本作では実在の村岡花子を主人公のモデルとしながらも、彼女と『赤毛のアン』の主人公アンとを重ね合わせ、随所に『赤毛のアン』を彷彿とさせる場面をちりばめるといった脚色がなされている[6]。また花子の腹心の友として登場する柳原白蓮にもスポットをあてるなど、花子とともに激動の時代を生き抜いた人々も描かれている。

主役を演じる吉高由里子は、前作『ごちそうさん』のに続き、オーディションを介さず直接オファーによって決まった。人選について、製作統括する加賀田透が「オーディションにするか、キャスティング(直接オファー)にするか迷っていた3月頃に、映画『横道世之介』を見て、お嬢様育ちのヒロインを演じた吉高さんがいいのではないかと思いました。スタッフも中園ミホさんも満場一致で支持してくれた」と述べている[7]

主要な舞台は、山梨県東京都[8]、山梨県が舞台になるのは1997年上期放送の『あぐり』以来2度目となる[9]

音楽を梶浦由記が、劇中の語りは美輪明宏が担当した。加賀田は美輪を指名した理由について、「『時空を越えて、過去も未来も自在に旅する人』、それが美輪明宏さんのイメージです。明治・大正・昭和にわたる『花子とアン』の世界に私たちをいざなってくれるのは美輪さんしかいないと思っております」と述べ[10]、脚本の中園も、劇中の語りの締めの言葉である「ごきげんよう」を使い慣れている人物が他にいないという理由から美輪を指名した。美輪本人も2014年4月7日放送の『スタジオパークからこんにちは』において、劇中で表現される当時の時代背景や文化を直接知る世代の人間として自分が語りに適役ではないかと判断し、依頼を引き受けた旨を語っている[11]

本作出演中に花子の妹・ももを演じた土屋太鳳が2015年前期の連続テレビ小説『まれ』の主役に、本作放送から2年後には花子の友人の娘・富士子を演じた芳根京子が2016年後期の連続テレビ小説『べっぴんさん』の主役に、いずれもオーディションで決定した。また、花子の幼馴染・朝市を演じた窪田正孝は2020年上期放送の『エール』の主演にキャスティングされ、後の連続テレビ小説のヒロイン・主人公を本作から3人輩出することとなった。

放送終了後には「花子を一途に思い続けた朝市にも幸せになってほしい」との視聴者の声が多く寄せられ、木場朝市を主役にしたスピンオフドラマ『朝市の嫁さん』が、同年10月18日19時30分から20時59分にNHK BSプレミアムで放送された[12]

2017年9月25日より、毎週月曜日から土曜日午前7時15分よりNHK BSプレミアムにて、2021年1月26日より9月8日まで毎週月曜日から金曜日16時20分から50分[13]NHK総合にて、全話再放送された。
ロケ地

2013年11月から山梨県などでロケーションが実施された[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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